鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
好きな日本酒の感想、等を、写真でメモ

オジロワシ2024 3/15-① 獲物をめぐってキツネを軽くあしらう一二郎かな

2024年03月23日 | オジロワシ
2024/3/15

この日は いつもの漁場を張っていたのですが 一向にオジロワシの姿は現れず
午前中からずっと待ってはいたのですがオオハクチョウの姿を漁場に見るだけでした……

仕方なく午後2時を回った頃帰ろうと中の橋まで戻って行きもう一度漁場を眺めたところ
漁場にキツネがいるのを発見します そして驚いたことに水門前の木の中にオジロワシの姿も発見することになりました
オジロは頭がかなり白いので あそこにとまるのはおそらく一二郎で間違いのないところです
ようやく抱卵を春恵と交替して来たものかと思われます
なのでまた漁場に戻ることとなりました
お話はそこからになります


漁場の木の上には

オジロが見えるのですが これは一二郎でしょう
この顔を見ると 2月に見たオジロもこの一二郎であったようです尾羽もそうだったしね


そしてその漁場の雪の上には

キツネが 大きな例のゴミの近くに座っています
一二郎が猟をするのを待っているように見えます

この回はこのキツネを獲物をめぐって軽くあしらう頭の良い一二郎のやり口をご覧いただくことになります



木の上の

一二郎ですがすぐにそのタイミングはやって来ました



目を離した隙に いつの間にか一二郎が飛び降りています




漁場の右手のシャーベット状の氷の上に一二郎が飛び降りたようです
その右側にはキツネの姿が見えますね
一二郎のすぐ右の氷はえぐれており 一二郎はこの辺りに突っ込んだようです

一二郎もキツネも左の奥の方を見ていますが何かが見えたのかもしれません…



しばらくこのままじっとしておりましたが 
ようやく一二郎は




その自分が飛び込んだところは歩いて行きじっとその部分を



覗き込むのでした…

おそらくこの中に魚がいるのだと思われます



それを感じたキツネは向こう岸近くを回り込んで




一二郎に近づいて行きます
一二郎の獲物を狙っているものと思われます

今ここで一二郎が魚を引き上げると キツネがとびかかって来そうな雰囲気です
氷は軟そうなので キツネはなかなか近づけないのですが近いので危険でしょう


そこで一二郎とキツネのにらみ合いが始まります

一二郎は慣れたもので あまり声を出して威嚇することはしません
しかしキツネが近いので 獲物を取り出すことは敢えてしないようです
しかしその場からは離れませんね



キツネも諦めたようにその場を

いったん離れてゆきますが



一二郎が翼を広げたりすると




目を輝かせて

じっとその様子をうかがいます


そしてまた



一二郎に近寄ってくるのです



賢い一二郎ですから キツネが近くにいる間は何もせずじっとしているのですが
キツネの方も




雪の上に座り込んで待ちの体制となります



このままでは埒が明かないと思った一二郎は
翼を広げて




魚を引き上げようとしますが
またキツネが寄ってきますので










キツネの顔がこんなに近づいてきますが睨み返すだけで
魚は引き上げませんね



キツネと一二郎の獲物をめぐる駆け引きは続きます







ここで一二郎 君子危うきに近寄らず
仕方がありませんので素知らぬ顔で魚を獲るのを諦めたような顔をして










獲物のある氷の中から両足を抜いて
諦めたようなそぶりを見せます
この辺りが一二郎の賢いところでキツネをあまり刺激させないところは一流の極みでしょうか




さすがのキツネも諦めたようで







すごすごと向こう岸の灌木の中を通り
ずっと離れたところまで行ってしまいます…ヤッター



それを見た一二郎
やにわにまた氷の中へ足を突っ込み







氷をほじくり返します!



そしてついに







遠くに見えるキツネをしり目に







氷の中から魚を引っこ抜くのでした!




結構なそれなりの大きさの魚で生きの良さがうかがえます



一二郎は右足に魚を掴んで






キツネとは反対の漁場のこちらの方へと







魚を掴んだまま降りるのでした



カラスたちもすぐに

寄ってきますが それを見た向こう岸のキツネもあわてて






こちらへ向かって走ってきます



しかし時すでに遅し
近寄ってくるキツネを見ながら一二郎は







余裕でキツネを置いてきぼりにします そしてまた



離れたところに







魚を掴んだまま







着地



いつものカラスも

一緒に着地



そしてようやくここで一二郎は魚に




くちばしをつけるのでした



しかしキツネも諦めてはおらず
雪原を追いかけてくるのですが いかんせん







いくら走っても飛ぶ鳥には追いつけません…



向こう岸近くの灌木の前まで一二郎は




飛んで行き


振り返り

いったんまたキツネを見たのち今度は遠くまで


 
飛んで行ってしまいます



それを見てようやく諦める

キツネになりますが


一二郎たちの飛んで行った先は
水門のずっと後ろに見える高い雪山の上になります






ここで一二郎はキツネに追われることもなく魚を食べるのでした
一二郎はかなりお腹が空いていたようで 数分で魚を食べきった後



すぐにまた漁場に戻ってきます



そのすぐ後 目を離した隙に一二郎の姿は




漁場の雪の上にありました…。

このお話の続きは次回に
それでは また
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする