鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
好きな日本酒の感想、等を、写真でメモ

モエレのオジロワシ 七郎再登場 三冬も・・・

2017年03月29日 | オジロワシ
2017/3/29 水曜日 曇り

当初 予想していたのより 以外に雪解けは進んでいない・・・
沼の氷も まだ猟場の回りだけが溶けている状態
去年の今頃は もっと溶けていた記憶がある
なので もう少しは オジロワシを見ることが出来そうである
これは うれしい誤算である

まず 猟場の情景を



白カモメとアオサギ



ヒドリガモが泳いでいます が オジロワシは見当たりません
朝 居たらしいのですが・・・待つこと1時間半



上空に オジロワシが現れました 成鳥の様です 尾が白いです



これが 最期に飛んできた幼鳥です どうやら着陸しそうです 高度を下げています



じゃじゃ~ん 着陸です 
しかし 後ろ向きなので 良く判りません 嘴はグレーです

そのとき また 別な幼鳥が少し離れたところに着陸です



この幼鳥 背中がかなり白い 嘴も黒いです 新子でしょう
白のラインは ムツオと五郎を足したような入り方です
すぐ飛び立ちましたが 尾羽の感じは 華とムツオと同じです
お尻のすぐ脇の白い模様は ムツオとそっくりですが ムツオとは色味が違うし
ムツオはもっと毛が黒っぽいです 華とは文様が違います
何なんでしょうか この幼鳥?



それをみた もう1羽の幼鳥が飛んで後を追います
2羽が 別なところに並んでいます
左側が どうも見たことのない幼鳥です
右が なんか見覚えがあります・・・
ひょっとしたら 七郎かもしれません 3/12以来 初めての再登場か!

結論から言うと この幼鳥は 七郎です 間違いなしです
後で その理由をのべますが 取り敢えずこれから七郎ということで 通します

その時 富江が2羽の所へ降りてきました
多分最初に空を飛んでいた成鳥は 富江だったんでしょうね



左から富江、七郎、見たこともない幼鳥 と並んでます
取り敢えずこの幼鳥を “三冬” と命名 16羽目のオジロワシです

富江と七郎が入れ替わる時の七郎の右を向いたときの 首についている白い点
ここに注目して置くことです 特定の決め手になりそうです

最後の三冬ですが 背中のすぐ下真ん中あたりにある 大きな白い点
あと 下の方を走っている太い白ラインと 肩まで伸びる細い白いライン
これも 覚えておくと良いかと 後頭部まで白いですね



七郎と三冬です かなり色の明るさが違います
ここから 富江と三冬は 魚をめぐって 別なところへ行きます
七郎は そのままで居ます



三冬が 氷を突いています



その近くに富江がいますが



魚を食べているようです 実はこの魚三冬が最初に獲ったものですが
富江に奪われたらしいです ・・・おっさんは見ていませんが 人から聞きました

今猟場というか 彼らの行動範囲は 沼の雪解けの為 相当拡がっています
なので ちょっと動くと 木立の陰に隠れてしまい 同じ場所では見ることが出来ません
しかたなく こちらも場所を移動するのですが 色々と制約が出て 肝心なところを見逃がしてしまうことも多々あり これもおっさんがそうでした・・・



三冬が 富江に魚を欲しいと言っているのですが
今日の富江は 全く無視 ひたすら自分一人で 魚を食べてしまいます

食べ終わった後 富江は消えてしまいました
三冬は 七郎の所へ行きますが



七郎は飛んで行きます
この時の 尾羽の模様と 翼の模様が大事になります



一応4方向からの 写真です

先ほどの この幼鳥が七郎である理由は
① 尾羽が同じである 上から見ると 外に黒枠があるのだが 真ん中に短い横線がはいる
  これは 大きく開くと点が並ぶように見えます また細いがタテの縞もはいる
  これは 2~3年子の尾羽の文様になる
② 顔が一緒 に見える 額の毛の生え際 黒目の感じ 毛の色は同じ様です
③ 翼の体側から見た図柄は 同じに見える 横から見た体側の白いラインは 真ん中に細いのが1本
  肩口まであり その下に太いラインが途中までは居るのだが あまり色は白く無く見た目は
  派手に見えない しかし 翼を広げると 上側は 派手に見えます 下側は 細いラインが1本あって
  その根本部分に大きな白い塊がある様に見える これも大体同じです
④ 嘴の色⇒グレー  OK
⑤ 首の前のところ 少し右側中程に 少し大きな白い点がある
  これは 3/12 の七郎が出て居る写真で確認したところ 同じようにあった!
  これが 最大の特定ポイントである
  その日 七郎は 結構登場していて 三四郎とよく一緒に行動していました
  その写真のうち 2枚で この白い点が確認できた なかなか 角度が合わないと
  わからないので そのうちの2枚であった

以上が この鳥を七郎と特定した理由である
もう一度 その首の白い点を貼っておきます



3/12 の方も貼りたいのですが 後日にします

三冬の写真も 左右で張っておきます
このうち左側の背中側中程の白い点が大きく見立ちます



以上で 考察はおわりです
今日は3羽のオジロワシに会うことが出来ました
三冬を発見したことも 良かったですが
おっさんにとっては 七郎を確認できたことが 大変価値のあることと なりました
なぜなら あの3/12 の登場者のなかで 七郎を特定出来たことで
いままで不確定であった 登場者それぞれの行動が 
霧が晴れたように 説明がつくようになったからです
未だ説明のつかない写真もあるのですが 殆どの写真で 説明がつくようになったのです
これは素晴らしいことです

3/12のブログで 一二郎が 登場するというか みんながいるところへ来るシーンがあったのですが
あれは おっさんの間違いでした
あれは 一郎が 見回りに来たのです そしてすぐ帰ったのです
どう考えても 一二郎には見えないし 一郎にしか見えません
なので あれは一郎です
一二郎は結局 みんなの所へは来なかったのです そう考えれば説明が付きます

それというのも あれ以降 一二郎を頻繁に見るようになったので、分かるようになったのです
全てそう言うことで 別な日のデータを繰り返し見 確認することで 謎が解けてゆくのです
そういうものなんですね いい勉強になります

それでは ながなが お疲れさまでした
 お終いです
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モエレのオジロワシ 一二郎、富江、ムツオ そして・・・

2017年03月29日 | オジロワシ
2017/3/28 晴れ時々くもり 火曜日
この頃は天気も良く
大空を気持ちよく舞うオジロワシをみていると
ああ 気持ちいいだろうな あの空を飛べたら などと思うのであります・・・
しかし そろそろ 別れの予感 を感じてしまうのも またこの時期になります

1月から始まってかれこれ まる2か月以上の 付き合いになるので
なおさら そんな気になるのです・・・
その間 季節の移り変わりも 相当なもの
たった2か月の間に 世界ががらりと変わってしまうのです
おっさんにとっても 彼たちオジロワシにとっても そんな時期であったのかと思うのであります・・・

さて 今日また 驚きの事が:::



猟場に着くと 2羽のオジロワシが居ました
手前のは 一二郎ですね



後ろの幼鳥は あっ 飛びましたが戻ってきました
ああ この幼鳥は ムツオです 昨日もいました
しかし この後すぐ 何処かへ消えてしまいました



これは一二郎ですが
いましたいました 何時もの木の上に富江が!



富江と一二郎 アイコンタクトをして
一二郎が飛び上がり 富江の後ろの木の上に降りました



木から降りてきた二人 飛んでるのは富江
一二郎の右側に降ります



これは一二郎です 白黒のまだら基調が綺麗です 結構白が強いです



富江がまた一回りして帰ってくると
その左側の 一二郎が



嘴に魚を咥えています!



目ざとく一二郎が魚を持っているのを見つけた富江
一二郎に おくれ と 飛びかかります
ここから 富江と一二郎とカラスの追っかけっこが始まります
まじめなのか じゃれあっているのか おっさんには良く判りませんが
楽しそうですね



しかし 一二郎も食い意地がはってますね
とうとう 最期まで 魚は取られんかったとです



それからしばらくして
左に居るオジロワシ この鳥は尾が白かったので 成鳥みたいです



これが問題のオジロワシ
どうも 一度も見た気がしません
なんか 貫禄があります 頭髪も長めです
一二郎とは違う色ですが まだら基調も強いです
なんかクリームがかった色味 です・・・



一二郎が 一回りして この鳥の上を通り過ぎ
また戻ってきました
どうでもいい写真ですね・・・

さてここから 好み慣れないオジロワシです



嘴の両側の根本あたりにすごい特徴があります
なんかつぶれている様な 髭の様になっています
これは かなりの特徴です
頭から首のまわりの毛が多いです 前のはあごひげみたいに見えます

しかし 羽の色、まだら模様の感じが とても綺麗です
白というよりクリーム色のような とても柔らかな色で 茶とのまだら具合もしっかりしています
尾羽もややクリーム色がかっている様な・・・
黒目は小さめ やたら貫禄があります

しかし なんといっても 嘴の合わさる部分のつぶれの様な盛り上がりにあります



ハシブトがすぐよってきましたが 穏やかな性格なのでしょうか
なにか ハシブトと話しているようですね



一二郎
富江
このオジロワシ です



こうして比べてみると 羽の色味が違うのが分るでしょうか
多分この鳥 一二郎や富江より年上のような気がします
仕方がないので 名前をつけます
貫禄があるので “光圀” にしました よろしくです

こうして 15羽目のオジロワシが登場しました
また見ることが出来るのでしょうか
そういうことが 楽しみの一つでもあるのです

ここで 今までの15羽を 多分齢 ですが 古い順に並べてみます
 ① 一郎
 ② さくら
 ③ 光圀
 ④ 志乃
 ⑤ 憲一
 ⑥ 一二郎
 ⑦ 富江
 ⑧ 三四郎
 ⑨ 進次郎
 ⑩ 音松
 ⑪ 七郎
 ⑫ 秀太郎
 ⑬ 五郎
 ⑭ ムツオ
 ⑮ 華

こんな感じになります
富江までが 成鳥ですが 一二郎と富江には 尾羽にまだ黒いところがかすかに残っています
三四郎は成鳥にかなり近いのですが まだ尾羽に黒い筋がしっかり残っています

ここからが一応幼鳥に分類です
進次郎 音松あたりが幼鳥の 年長組
七郎はよくわかりませんが
五郎と秀太郎を含め 嘴はグレー 尾羽の感じがにています 2~3年子あたり

最後に新子と呼んでいい
ムツオと華 嘴が先が真っ黒で 白いです
この2羽 尾羽の模様がほとんど同じです タテの黒い筋が太いです

ここで訂正があります 実は3/12の写真をよく見ると 五郎の嘴も白で先が黒
なので 新子は 五郎 華 ムツオ 3羽となります
また 五郎の白いラインは くっきり2本翼を横に伸びています
こんな鳥は五郎の他には見たことがないほどの特徴です

一応こんな感じであるかと おっさんは考えるのですが
まだまだ 不確実な部分が沢山あります・・・
一般に5年くらいで 幼鳥が成鳥になるらしいのですが
幼鳥は 1年おきに容姿が変わってゆくので 追いかけるのは大変でしょうが
毎年の積み重ねの資料で 少しづつそれが分かる様になればよいかと思います
また それが楽しいんですがね・・・

オスとメスの分類は さくらと一郎しか 確証はありません (交尾を目撃したので)
しかし 確証がないまでも その行動と 容姿などからの想像で 名前に反映させたつもりですが
一二郎と富江以外は 信用できません
またいずれ名前が変わることもあるかと思いますが 今はこれを使って行きます 便宜的に

いずれ のちに 余裕がある時に 
それぞれのプロフィールを つくりたいと思います
それには 写真として
前後 左右 尾羽の上下 翼の上下
さらに 個別の特徴を 出来るだけ記載したいと思います

それでは 今日は お終いです
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