鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
好きな日本酒の感想、等を、写真でメモ

モエレのオジロワシ 一二郎と三四郎と志乃の違い・・・

2017年03月19日 | オジロワシ
2017/3/15 水曜 晴れ
今日もいい天気だ でも 風が冷たいな

おっさんは今日もオジロワシに会いに行く
猟場に着くなり いきなり 連射のシャッターを切ることになった



いきなりオジロワシ3羽の編隊飛行である
先頭が一郎 2番手が 尾に黒い縁のある三四郎 最期がさくら でしょう
三四郎の羽が やや赤めで 模様がはっきりと見える様です
一郎とさくらの羽は 全体的の黒い感じで 模様がマイルドに・・・



右端まで行き ぐるっと旋回します



これは一郎です 氷の中から取り上げた魚を獲りに行きます
見事足でつかんでいます が そこへ現れた一羽のオジロワシ
尾羽の模様から見て 幼鳥の 華でしょうか
実は ここからは訂正文ですが この幼鳥は華ではありませんでした
最初にこの文章を書いたときは その違いが明確ではなかったのですが
この幼鳥は ムツオです(-_-;)
以下 しばらくは 華⇒ムツオ になります

このムツオの尾羽は 上から見ると1枚1枚に縦じまがくっきりと見えますが
下から見ると 尾羽全体の縁だけが黒いです 上下で見え方が違います
最近わかりました 三四郎もそうです




幼鳥のムツオに 別のオジロワシがぶつかります
ん、と こいつは 尾羽が真っ白なので たぶん一二郎でしょう
彼は右の奥に飛んで行きました

一郎が啼いています



ムツオが一郎たちのそばに降り立ちます
☆ ここで 華とムツオの違いについて書いておきます
 その違いは
 ① ムツオは やや茶色がかっている というより 少し赤っぽく見えます
 ② 嘴はどちらも黒 尾羽もほとんど同じ感じだ 個々では違いが分かりません
 ③ 体側の羽の模様が違います ここが一番の違いで決定的なところです
   ムツオの背中から腕に伸びている太い白のラインの終着点はより肩に近い所であるのに対し
   華の場合は もっと下の様 つまり手のほうになります
   (このことの意味するところは 背中から伸びたラインが ムツオの場合は翼の途中でカーブを描き    ながら消えてゆき 華の場合は ほぼ真横に伸びて関節のあたりで収束していることです)
   そしてその白のラインの上の羽の色が
   ムツオは 薄い茶色⇒やや茶色がかった白⇒白 となって変化し、白の下が濃い茶色なので
   まるでトビの羽の様な図柄になります これは下の飛んでいる所を背中側から写したのを見ると
   分かります 一方 華の方は 白いラインも細く その上下の色があまり変わらないので
   ただ横に白いラインが1本入っただけのように見えます
   ムツオの左側の体側の図柄と華の図柄を比べても良く判るはずです

特に③番目が 大切です
ムツオの様な羽の模様の幼鳥は 少ないので これがムツオの特徴といっていいかと思います
あと 五郎も ラインの上と下の色が違う様です これも後でわかったことですが・・・

一応 これが ムツオと華を特定した根拠です


水門の手前←の奥の草むら付近で じっとしているさくらです それを見る一郎です
してみると 一郎が下りたそばに居たのは 三四郎ですか

時間は少したって



何時もの木の枝に居る一郎
右の奥の向こう側に居る三四郎
可愛いムツオ
氷の中 何かを食べている三四郎です



こっち岸に居たムツオが 向こう岸の三四郎の所へ飛んで行きます
近づいて 入れ替わります



天気が良いので山が綺麗です



ムツオはいなくなりましたが
岸を挟んで向かい合う2羽のオジロワシ
目つきが鋭く 嘴が黄色 尾羽が白く頭の白い、そして肩から腕のあたりが白っぽいこのオジロワシ
そうです 一二郎です

向かい側の三四郎は 嘴がまだそこまで黄色くはなく 頭も底まで白く無く
顔の色が黒っぽくみえます 体側下部に白い線が入っているように見えます
しかし何より 尾羽を広げると 一目でそれと分かります
正面から見た顔は なんか道場六三郎さんに 似ているような・・・(ーー;)




今こんな配置です
左奥がさくら 木の上一郎 手前がわが一二郎 奥が三四郎です



華が来ました 手前の岸
(こちらの方は華です 体側の図柄が違います)
またまた訂正です
この嘴の黒い幼鳥は 華ではありません
ズバリ 五郎でした 3/12 以降初めての登場でしょうか
体側に 端までまっすぐ伸びた2本の白いライン 上が細くて下が太い
腕側と背中の付け根側に やや大きな白い点があります つけ根側は下にもあり
これが翼を拡げた時に 大きな白い塊になります



一郎ペア 三四郎 一二郎 その横に来た華 です
五郎です


時間が少し経って
山が綺麗です・・・
華が大空を気持ち良さげに舞っています
何処かへ居なくなっていた 三四郎が 戻ってきました

訂正 この空を舞っている鳥は五郎ですが
この翼を下から見ると まっすぐ伸びた白いラインが1本ありますが
よく見ると その上にちょっと間をおいて 細いラインが見えます
根本の大きな白い塊もあります
下から見てこんな感じですが 上から見るともっとハッキリしたラインになります

ここで 一郎とさくらが交尾をするのですが・・・
簡単に 



ハイお終いです
仲の良いさくらと一郎です

ここでこの写真を



この中に5羽のオジロワシが居ます
いやちがいました さくらと一郎を消してしまいました
水門の左の奥にふたりならんでいます
この写真には それ以外の3羽のオジロワシがいます
一番右端が問題になります・・・



さくらと一郎
悪魔の様な 一二郎
色の黒い 三四郎    そして
やや色黒の 志乃 尾羽は白いが 嘴がまだ一二郎ほど黄色くはない様です 頭髪は多めです

三四郎との区別は簡単ですが 一二郎とは見間違うことがあります
見る角度によってかなり印象が変わります
今回も 危うく見間違う場面が在りました・・・
一二郎は単独行動が多く なかなかじっくり見ることが出来ません
志乃はおっとりしていて さくらと一郎、幼鳥といることが多い様ですが
あまり 出張らないので 印象が薄い気がします
三四郎は かなり分かりました 特徴が多いので 華もです

ただ その他の幼鳥が あまり来ないので良く分からないのです・・・
今後の楽しみですね

さて ここから ハプニングがあります


雪氷の下から魚を獲った一郎です
後ろにさくらが居たのですが・・・
魚の頭が見えます
そのとき



魚を取り上げた時
横からさくらが突然突っ込んできました
獲物を獲ろうとしています
一郎は逃げます
その後を追うさくらです
しかし



解説すると
雪の上に逃げた一郎を さくらよりも早く狙っていた奴が・・・
そうです 一二郎です 
一郎が着地するや否や間髪を入れず 体当たりして
獲物を奪ってしまいました・・・
その後に遅れて飛んでくるのは さくらです
雪の上にまだ獲物の残りが落ちていました
獲物を横取りして 悠々と右の土手へ飛んで行く一二郎です 志乃の前を横切ります
獲物を食べるさくら それを じっと見つめる一郎です



少しして 今度は三四郎の出番です
一郎に言われたのか 一郎に追われて
土手の上の一二郎の所へ行きます
一二郎はそれをかわして また桜の所へ戻ってきます



なんか 大きさが遠近感でよくわかりませんが
最初の左のちいさくみえるのが一二郎 右がさくら
次 左一二郎で、右さくら
次 奥がさくらで、手前が一二郎 志乃に見えますが・・・一二郎です



土手の上の三四郎
志乃の横に来ました
右三四郎の左志乃
いかがでしょうか 

さて 今日のネタはここで終わりますが
とても疑問が残ります
それは

志乃と一二郎がもし 違っていたら・・・ 

つまり今ここで一二郎と考えたオジロワシが志乃であったならば
   実は 最初そう考えました・・・
もしそうなら ここで志乃と呼んだ鳥は 富江 ということになります
富江とは 新しくつけた名前ですが 
3/12 の10羽の日 このオジロワシは確かにいました
それが志乃でなく富江であったならば 
萩尾望都 “11人いる!” になってしまうのです

一二郎と今回呼んだ鳥が 一二郎でも志乃でもなかった場合も
同様に 富江か音松 の存在を考えなければならないのであります

いかんせん 資料が少ないこともあり 今回は 一二郎説をとりましたが
とりあえず ということで 進めることにします

3/12を機会に 登場者が多くなったので、解りずらいですが
これを重ねることにより 個々の顔もなんとなくわかるようになった気がします

それでは次回に 今日はお終いです
コメント
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