鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
好きな日本酒の感想、等を、写真でメモ

モエレのオジロワシ 一郎の面目躍如 雷魚をGet! しかし・・・

2017年03月06日 | オジロワシ
2017/3/6 晴れ 気温マイナス

今日は 早めにモエレに行く
最近 どうも ここのオジロワシ 早い時間に活動しているのかもしれない
ということで 気分を変えてみたのだ

天気は良いが まだ氷点下なので 雪解けは あまり進んではいない
しかし 去年よりは 進んでいる

そんな中 猟場へ着くと
丁度ぴったりのタイミングで 一郎が登場した



すかさず木の枝の上に 獲物を狙う気満々かと
次の瞬間 あっという間の出来事でした!



いきなり 水の中にダイビングする一郎です
ざぶーん!!!



水の中で獲物を掴んで居る様子
しかし 獲物は逃れようと 必死に暴れているようです
水が波打っているのがわかります
一郎も 水の中に引きずり込まれそうです
頭も 水につかっている様です
最初向こう向き で、今度はこっちに向きを変えた
羽ばたいて獲物を引き上げる一郎 抵抗する獲物
だんだん 獲物の元気が無くなってきたようです

ここからは しばらく 獲物の元気が無くなるのを待つ一郎と
獲物の 長い時間経過がありました
長いといっても 1分位でしょうが・・・



さしもの獲物も疲れたのでしょう 
ようやく 一郎が岸に上がって来ました
次の瞬間



見事に一郎 雷魚の頭を片足でしっかり掴んでいました
ここをあの一郎の爪でつかまれたら
おそらく 逃げるのは無理かと・・・
凄い握力ですから… 頭の様な骨のある所を掴まれたら
ジエンドですな
この雷魚 結構な大きさです
まさに スネークヘッド と呼ばれるのもわかりますね
クネクネして まるで ナマズかドジョウの様です
台湾ドジョウとも呼ばれるそうです
鱗は無く? ネロネロの粘膜で 覆われているそうです
しかし 見た目とは反対で かなり美味いらしいです
寄生虫が怖いので 必ず加熱しないとダメらしいですが
スズキの仲間のようです



雷魚を 雪の上に引き上げる一郎
待っていたかのように すぐさま ハシブトが寄ってきます




一郎はここで 初めて 雷魚を食べます 一口だけ



雷魚は まだ生きていて 暴れる様です
2枚目の写真 尾っぽが動いてるのが分るでしょうか…
暴れるたびに 爪に力を入れて 羽ばたいている様です・・・



えらの下あたりにくちばしを入れる一郎
このあたりが 上手いんでしょうね
大抵、このあたりから食べ始める様です
まだ 雷魚の尾っぽが動いてるのを見つめる一郎ですが
とうとう その命も尽きたようです
ここから本格的の食べ始めるのですが・・・



どうも 何か 気になるのでしょうか…
右の奥の方を見ているようです



また本格的に食べ始めます
内臓部分が 血だらけになっています
この血の部分が美味いんでしょう
白い身の部分は あまり好んで食べるようではないです
採れたての魚は 内臓が美味いんでしょうね



また遠くを見ているようです



水の方にずれて行くので
魚を また雪のしっかりして居る方へ 足で引き上げます



やはり 右の奥が気になるようです
頻繁に見ています
どうも 人が土手の上を歩いて来ているようです
かなり離れたところに居るのですが・・・



えっ なんか変だなー と思っていましたが
急に 獲物から足を離して
飛び上がり 何処かへ飛んで行ってしまいました!!!

まだ雷魚は 1/3も 食べていません・・・
ほとんど ・・・ 内臓のあたりを食べただけなのに・・・

こんな事ってあるの・・・

おっさん思うに
土手の上の人が気になったのだと思います
オジロワシは 相当警戒心の強い鳥 ましてや 一郎はなおさらです
常にパトロールをする位ですから…
自分が食べる魚ならいつでも獲れる そう思っているのではないでしょうか
ですから まだあまり食べていない獲物でも
手放すのは 危険を察知した時には 躊躇いません
だから 獲物を手放したんでしょう

ああ、なるほど と 合点が行きました
いつぞや 巨大な魚が 捨てられていたのも
多分 そう言うことだったんだなあと 思うのです

あんなに苦労して取った魚も 安全第一で 惜しげもなく手放すのです

おっさんは 感心しています
人間には欲があります そして その欲のあまり 足る と言う事を忘れてしまうのです
ですから 必要以上の物欲 名誉欲 食欲・・・を 貪欲にむさぼるのであります
そのパワーは 止まるところを知りません・・・
そのことが、地球上の格差を増大させ 殆どの人々の心の安らぎをむしり取っている
と言う事を・・・

しかるに オジロワシの一郎君 をみるに
君は 足る と言う事を知っている
だから 一度手放した獲物は 二度と追わないし
ハシブトガラスを攻撃することもない  簡単に出来るのに…
もちろん 生きてゆくために 獲物は貪欲に狙います
しかし あくまで それは本能のための行為なんですね
自分、家族が足れば もう それ以上は望まないのです
いや 素晴らしい生き方ですね
おっさんも そういう心境になりたいものです・・・・・・

ということで
ほとんど手つかずの雷魚を前にして
ハシブトドロイド君たち
大喜び となりました



雷魚に群がるハシブトの群れ

実は この1時間後
おっさんの帰る間際
雷魚の状態は 内臓部分と 頭の内側の部分は綺麗に掃除され
もちろん 目玉の部分もきれいにくり抜かれてはいましたが
身の白い部分は 殆ど 手つかずの状態で残っていました
これから さらに みんなで食べるのかとは思いますが
殊の外大量の差し入れだったようです

今日は、一郎君の素晴らしさと、雷魚のすさまじさを知っていただければ幸いです

長くなりましたが、今日はこれで お終いです
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モエレのオジロワシ 一郎の空

2017年03月06日 | オジロワシ
2017/3/5 晴れ 

今日は 早い時間にモエレ沼へ行く
しかし オジロワシの姿は無かった
ただ カラスが 残飯らしきものを 突いていたので
もっと早い時間には来ていたのかもしれない



はしぶとが なにかをつついています
林の中には トビがとまっています

しかし しばらく待っていると
向こうの空の上空に・・・



オジロワシが・・・来ました



一郎君です こちらを見ていますが
気持ち良さげに滑空しています



また遠ざかって行き 右側の奥から林の裏の方を
ぐるっと回りこんで、左の奥の木の根元の所に降りたのですが
また、すぐ飛び立ちました

今度は公園の中の上空を楽しそうに飛んでいました
林から出てきた所を捕えた写真です
青空が綺麗です



このあと 一郎は消えました

前の日 いた マヒワです



雪が舞っている中 熱心に木の実を突いています
余程気に言っているのでしょうね
以上でした
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