この時期の稽古は、毎回むつかしい。
近畿全国が決まって、どうしても気持ちが安心してしまって、
抜けてしまうのである。
近畿、全国に
ただ「出る」と「勝つ」のとでは
大違いである。
負けて初めて気がつくのであるが、
出るだけで満足は決してしないのである。
出て、自分らしいプレイができて、
なおかつ勝利が得られれば、
次につながる。
この次につながる経験は
剣道だけに限らない。
勉強やそのほかの日々のこもごもに
大きく活きてくるのである。
そのためにも、いまがんばろう。
今、この時期に稽古ができる喜びも感じながら…。