まつや清の日記 マツキヨ通信

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映画「マンデラ 自由への長い道」を観る

2014年05月28日 | ニュース・関心事


「生まれたときから、肌の色や育ち、宗教で他人を憎む人などいない。人は憎むことを学ぶのだ。もし憎しみを学べるのなら、愛を教えることもできる。愛は、憎しみに比べ、より自然に人間の心にとどく」。

人間、マンデラの姿が伝わってくる。映画の中で一番感動した言葉は上記の「憎しみと愛」の一説。そして、終身刑・ロベン島で長い時を過ごしトマト栽培するマンデラに青年闘士が「これがマンデラか」。

自分たちは命を懸けて武装闘争を闘ってここに送り込まれた、あんたは何をやってんだ、トマトなんか栽培していて、となじられる場面。今の私にも向けられる若もたちの態度に似ている。「古い奴らに」。

この言葉にマンデラが答えた「君たちに学びたい」。一つ一つの場面に心揺さぶる言葉がちりばめられ集中力が必要、しかも、仕立てがしっかりしていてヒューマンストーリーだけどドキュメンタリー。

釈放されたマンデラが運動のリーダーとなっている妻・ウイニーとの路線を巡る、男女の愛をめぐる決別は、終身刑で強制されたものだがその「孤独観」もすごい。さっそく伝記を買いに走り出る私。

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