12月19日、1月10日「明渡し請求」を目前に開催された静岡空港土地収用委員会、あのような裁決が出た以上は審議ボイコットすべきとの意見がある中、対応に苦慮していましたが、終わってみれば危惧そのもので、新たな元気を貰いました。
何と言っても本来地権者である大井寿生さんの40分に渡る18年間の想いを語った陳述に涙が出そうな、そして、大井さん特有のシニカルな「毒」を含んでの鋭い言説は、参加者の心を引きつけました。感動しました。拍手喝さい。
お父さんが由比地区の地権者代表で、自分が反対に気持ちに変わっていく中での父との対立、そして、同意取得を巡る問題で、地権者代表の印鑑を押させないようにと口論となったが、印鑑は市役所の金庫の中だったという話しに絶句。
村の推進側の地権者と息子である自分との狭間で苦しみ悩んだ父への想い、その父が脳梗塞で倒れ、葬儀で石川知事の弔文電報を読むかどうかで、母とも口論が始まった、空港が地域の人間関係を壊して進められてきた赤裸々な現実。
公益性のない、一部の人間の利益のために、強権的進められるこの事業への、大地に生き抜く人間としての心の底からの訴え、反対運動の原点を再確認した収用委員会でした。朝の10:30から17:30までのぎっしりと中身の詰まった委員会でした。
問題は、12月19日、1月10日の明渡し請求日に向けての反対派の運動戦略の再構築です。11月25日に全国集会までにその方向性を明確にする事が確認されました。
まだまだ闘いは続きます。
何と言っても本来地権者である大井寿生さんの40分に渡る18年間の想いを語った陳述に涙が出そうな、そして、大井さん特有のシニカルな「毒」を含んでの鋭い言説は、参加者の心を引きつけました。感動しました。拍手喝さい。
お父さんが由比地区の地権者代表で、自分が反対に気持ちに変わっていく中での父との対立、そして、同意取得を巡る問題で、地権者代表の印鑑を押させないようにと口論となったが、印鑑は市役所の金庫の中だったという話しに絶句。
村の推進側の地権者と息子である自分との狭間で苦しみ悩んだ父への想い、その父が脳梗塞で倒れ、葬儀で石川知事の弔文電報を読むかどうかで、母とも口論が始まった、空港が地域の人間関係を壊して進められてきた赤裸々な現実。
公益性のない、一部の人間の利益のために、強権的進められるこの事業への、大地に生き抜く人間としての心の底からの訴え、反対運動の原点を再確認した収用委員会でした。朝の10:30から17:30までのぎっしりと中身の詰まった委員会でした。
問題は、12月19日、1月10日の明渡し請求日に向けての反対派の運動戦略の再構築です。11月25日に全国集会までにその方向性を明確にする事が確認されました。
まだまだ闘いは続きます。