伊藤敦史・小栗旬・塚本高史 とくればはずせないのが映画「ロボコン」。
いつも貸し出し中だったDVDを、やっと借りることが出来ました。
最近の、カット割りの細かい動きの多い画とは違い
落ち着いて静かなカメラワークで、なんか、とても日本映画だなと、懐かしく思いました。
トラックに乗って合宿に行く途中、長沢まさみが歌を歌うところ(なんであんな古い歌知っているんだ!)昔、斉藤由貴が相米慎二監督の映画で、バイクの後ろで「夏の扉」歌ってたシーンを思い出しました。
特典映像のインタビューで、男性キャスト全員が"芝居をしない芝居"を要求された新鮮さを語っていましたが、
その自然な心地よさ、というのはやっぱり1回見ただけではわからなくて
何回か見ているうちに、少しずつ体の中に沁みていく感じ。
驚いたのは、画面を見ずにいたら無音の時間が結構あること。セリフとセリフの間に音がない。テレビドラマでも映画でも、最近は常にB.G.Mが掛かっているから多少違和感じたけど、現実の生活には音楽なんかかからないものね。
ゆったりと、時間が流れていきます。
俳優陣は、やはり小栗旬につきるのかな。自分の心や人の心を理解していくうちに、どんどん表情が変わっていく。
"あの眼だよ。俺はあの眼が嫌いなんだ"
最初は、いつもあの眼だったよね。
で、これから将来を決めていくこどもを持ってる視点で見ると
たとえば、理系が好きで機械が好きで、機械科で学んでいたとしても
・色々な機械のしくみを調べるのが好き(部長)
・設計が好きだし得意(航二)
・ものを実際に作り出すのが、好きだし得意(竹内)
と、人によって違うわけで、でやはりどうしても、新しいものを考え出すことが出来る人間が良い、と思いがちで。
でも、実際はそうではなくて、何かひとつのことをするにはいろんな役割が必要で、そのそれぞれの立場には優劣がない。
自分が、どんなことが得意で、どんなことが不得意で、どんなことが好きで、どんなことが嫌いか。
息子には、出来ればそれを早く見つけてほしいな。そして、選んだことに卑屈になることなく、無意味な優越感を持つことなく、進んでほしいな。
などと、思ってしまう、結構深い映画でもあるのでした。
それにしても、小栗旬はやっぱり素敵なのです。
いつも貸し出し中だったDVDを、やっと借りることが出来ました。
最近の、カット割りの細かい動きの多い画とは違い
落ち着いて静かなカメラワークで、なんか、とても日本映画だなと、懐かしく思いました。
トラックに乗って合宿に行く途中、長沢まさみが歌を歌うところ(なんであんな古い歌知っているんだ!)昔、斉藤由貴が相米慎二監督の映画で、バイクの後ろで「夏の扉」歌ってたシーンを思い出しました。
特典映像のインタビューで、男性キャスト全員が"芝居をしない芝居"を要求された新鮮さを語っていましたが、
その自然な心地よさ、というのはやっぱり1回見ただけではわからなくて
何回か見ているうちに、少しずつ体の中に沁みていく感じ。
驚いたのは、画面を見ずにいたら無音の時間が結構あること。セリフとセリフの間に音がない。テレビドラマでも映画でも、最近は常にB.G.Mが掛かっているから多少違和感じたけど、現実の生活には音楽なんかかからないものね。
ゆったりと、時間が流れていきます。
俳優陣は、やはり小栗旬につきるのかな。自分の心や人の心を理解していくうちに、どんどん表情が変わっていく。
"あの眼だよ。俺はあの眼が嫌いなんだ"
最初は、いつもあの眼だったよね。
で、これから将来を決めていくこどもを持ってる視点で見ると
たとえば、理系が好きで機械が好きで、機械科で学んでいたとしても
・色々な機械のしくみを調べるのが好き(部長)
・設計が好きだし得意(航二)
・ものを実際に作り出すのが、好きだし得意(竹内)
と、人によって違うわけで、でやはりどうしても、新しいものを考え出すことが出来る人間が良い、と思いがちで。
でも、実際はそうではなくて、何かひとつのことをするにはいろんな役割が必要で、そのそれぞれの立場には優劣がない。
自分が、どんなことが得意で、どんなことが不得意で、どんなことが好きで、どんなことが嫌いか。
息子には、出来ればそれを早く見つけてほしいな。そして、選んだことに卑屈になることなく、無意味な優越感を持つことなく、進んでほしいな。
などと、思ってしまう、結構深い映画でもあるのでした。
それにしても、小栗旬はやっぱり素敵なのです。