久しぶりの更新になってしまいすみません(;ω;)
はや2010年ですね!
昨年は私たちをお支えいただきありがとうございました。
本年もよろしくお願いいたします。
さて今回は、南門通りの古本屋さん「ブックスルネッサンス」のご主人、
浅利さんにインタビューしてきました。
インタビュアー「おはようございます!」
浅利さん「おーおはよう、ごめんちょっと待って(開店準備中でした!すいません…)」
……
数分後、インタビューは始まります。
浅「じゃあ始めますか!」
イ「よろしくお願いします。
いい雰囲気ですね。本好きにはたまらないですね。
結構新しいお店のようですが、開店はいつですか?」
浅「だいたい7年半前くらいになるかな?
それまでは会社に勤めてたんだけどそれを辞めて、
この店を開いたんだよね。」
イ「じゃあ昔から本が好きだったんですね!」
浅「いや、そういうわけでもない(笑)
最初は自分がお店をやるなんてぜんぜん思ってなかった。
けど神田の古書店街とかに行く機会が結構あってね。
古本屋ってラクそうに見えるでしょ?
このまま働いててもなーっていうのもあって、
古本屋さん始めてみるか、って今に至るという。」
イ「実際古本屋さんってラクなんですか?(笑)」
浅「決してラクではなかったね。
まあ会社にいるときの大変さとは質が違うんだけど、
責任がすべて自分にあるっていうところが大きいね。
けど逆に、それ以上に楽しいことはないんじゃないかと思うよ」
イ「なるほど。確かにやりがいは大きいですよね。
早稲田にお店を出したのは卒業生だからですか?」
浅「いや、違うんだよねー。
早稲田にこだわって出店したわけじゃないんだよね。
ただ、小さいころに早稲田にあるおばあちゃんの家によく行ってて、
その思い出がなんとなくあってここを選んだのかもね。
このへんに『デイリークイーン』っていうお店があってね。
埼玉の家からここまで車で来てたんだけど、
車酔いがひどい子でね。
『デイリークイーン』でよく飲み物を買って飲んでて、
ある意味思い出の味かな(笑)」
イ「そうなんですか!じゃあ早稲田にはゆかりがあるんですね。
学生はよくお店に来ますか?」
浅「まあそれなりにね。
けど早稲田って買い物に来る街、って感じではないでしょ?
だからお客さんがすごく多いってわけではない。
いろいろ世の中便利になってきてて、
たとえば古本なんてネットでも買える時代になってる。
でもその中でやっていくことはもちろんできるはずだと思ってるんだ。
たとえばこの近くにはブックオフもあるね。
けどお店の大きさが違うから、
ブックオフと同じ回数来てもらわないといけないわけじゃない。
ブックオフに3回行ってルネッサンスに1回来てもらえばそれでいいわけ。
そのためには、たとえば話しかけやすい雰囲気を作って常連さんを作るとか、
お店として「キャラを立てる」ようなことをしていけばいい。
商店街もそうやって変わっていかないと、と思ってるんだよね。」
イ「なるほど。。。勉強になります。
確かに実感としていまの早稲田に、
学生の視点で「キャラ立ち」しているお店は少ないかもしれませんね。」
浅「うーんそうだね。
商店会として何が出来るのか考えたいね。」
イ「そうですね。
自分たちも学生の視点で何が出来るのか、考えてみたくなりました。」
…こんな真剣な話もありつつ盛り上がり、気付いたら時計は14時を回ってました(笑)
およそ4時間話していました。びっくりです。
ということでここに掲載するのは会話の5%くらいになってしまいました、すみません。
話しやすい方なので、気になった方は足を運んでみては!?