まっちワークグループ早稲田 Official Blog

早稲田大学周辺で活動するまちづくり・企画サークルの活動記録です☆

夏合宿報告

2007-08-23 14:24:32 | 2008年以前活動報告
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まっちワーク夏合宿2007
 ・日程:8月23、24、25日
 ・合宿地:熊野古道・伊勢
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まっちワークの合宿地は、合宿地ダービーによって決定されます。
今回、票を獲得した選ばれたのは世界遺産「熊野古道」!

合宿は①観光と②合宿先のまちづくり団体なり市民団体訪問という社会見学の2本立てで行われます。

まず、①観光では、3日間で「熊野観光」「熊野古道を歩く」「伊勢観光」を行いました。

熊野も伊勢も、歴史ある観光名所、雄大な自然と色々ありましたが、
やはり思い出深いのは、実際に熊野古道を歩いたことでしょう。
苔むす石畳の道、森林浴、清涼なせせらぎ、頂上からの美しい海岸線、太平洋の水平線、浸食による奇岩などなど、、熊野古道は歩きながらも見所たくさん。
汗だくになりながらも、一緒にいくつもの峠をこえ、メンバー同士の絆を深めました。

夜は夜で二晩、これからのことを熱く真剣に話し合ったり、楽しく飲んだり、歌ったり。
全体がお開きになっても、各部屋でまたおしゃべりが続き、修学旅行のようでした。

食に関しても、熊野のメハリ寿司、松阪での松阪牛、伊勢での赤福氷、伊勢うどん、と地域の名物を堪能しつくしました。

②の合宿地のまちづくり団体なり市民団体訪問という社会見学では、熊野市役所の方々にご協力いただき、熊野地域の防災の取り組みを伺い、また終えたばかりの防災キャンプの取り組みを紹介しました。
地域の特性による災害を、一丸となって対処する地域住民の活動、市による取り組み、どれも大変興味深いものでした。

今回熊野で伺えたことを、来年以降の防災キャンプや日頃の活動に生かすことで、早稲田にフィードバックできたら良いと思います。

ハードスケジュールにも、夏真っ盛りの暑さにも関わらず、
たくさん歩き、汗をかき、感動し、学んだり、語り合ったり…
いろいろなものを共有し、親睦を深めあえた大成功の合宿でした。

(天野 雅代)

防災キャンプ報告

2007-08-18 18:00:32 | 2008年以前活動報告


8月18日19日、
まだまだアブラゼミのやかましい時期に、
地球感謝祭と並ぶまっちの大イベント、
「防災キャンプ」が行われました。

主に早稲田大学近隣の小学生を対象に戸塚第一小学校の体育館で寝泊りをするという避難所体験をしながら、楽しく防災について学んでいくというキャンプです。

この防災キャンプは早稲田大学周辺連合商店会主催のイベントで、
まっちワークを中心に早稲田大学の学生が企画・運営に携わっています。
まっちワークも、数ヶ月前から商店会の人たちと一緒に、
会合を重ねて企画や準備などを進めてきました。

当日の参加者は13人の子どもたち。
二つの班に分かれて二日間の共同生活を行いながら、
準備してきたプログラムで防災に触れてもらいます。
早稲田のまちの危ないところ、避難所、防災に関わる人の話を聞いてまわる、まちあるき。
車椅子体験、高齢者体験など、災害が起きたとき、高齢者や障害を持った方たちが避難をすることの大変さ、いざという時に助け合うことの大切さを学ぶ福祉体験。
アルファ米、非常食のもちやキャラメルなど、被災時に避難所で支給されるものを実際に食べてみる、食事。
防災について楽しく学べる、クイズつき防災かるた。
通報訓練、ろ過機見学、水消火器体験などを、まちの人とまわる、町会の防災体験。
企画盛りだくさんの二日間となりました。

(高木 裕美)

※画像は、防災まちあるきでまちの神主さんから神社の防災設備の説明を受ける小学生たち。

中高生まちづくりワークショップ

2007-08-11 12:30:39 | 2008年以前活動報告


◇◆◆◇◆
8月5~11日、オリセン主催による中高生まちづくりワークショップ
第2弾が開催された。今回は6月に自分たちで立てた企画を不動通りで
実践することになる。
『まちづくり11人衆』となった彼らの企画案は、
・打ち水
・縁日
・環境美化(看板の掲示、呼びかけ)
・スタンプラリー
・不動通りの新キャラクター募集
と盛り沢山!!

途中悩みながらもがんばって成功させようとする中高生たちの姿が印象
的だった。まっちワークも各グループにスタッフとして参加し、微力な
がら彼らのお手伝いをさせてもらった。一緒に笑い、悩み、泣き、あっ
という間のひと時だったと思う。
どの企画も、不動通りの人たちに喜んでもらえたようだ。最終日に行な
ったお不動さんでの縁日は、たくさんの子どもたちやお年寄りの笑顔で
賑わった。

1週間という限られた時間でまちづくりについて学び、地域の人たちと
十分に交流するにはあまりにも短すぎる。まちを盛り上げよう、地元の
子どもたちにもっと不動通りに遊びに来てもらおうという気持ちと、自
分たちも思う存分楽しむ、ということの両立。これがなかなか難しい。
自分たちだけがやりたいことをやっていては上手くいかない。まちを盛
り上げるにはまちの人たちの思いにも耳を傾けなくてはならないという
ことの大切さを分かってくれたように感じる。

私たちまっちワークが普段早稲田のまちで継続的にやっている活動と似
たことを、1週間でやってのけてしまう中高生たちのパワーはすごい。
これからもそれぞれが暮らすまちで今回の経験を生かしてほしいし、私
たちも彼らとの思い出を胸に、常に新たな気持ちでホームである早稲田
のまちと向き合っていきたい。


(吉崎智博)