まっちワークグループ早稲田 Official Blog

早稲田大学周辺で活動するまちづくり・企画サークルの活動記録です☆

防災キャンプ2008

2008-08-31 22:10:47 | 2008年以前活動報告

毎年夏休みに大学近くの戸塚第一小学校で行われる「防災キャンプ」も今年で?回目を迎えました。

いつ大地震が起こってもおかしくない東京…。
地震が起こったら危ない場所って?
避難所生活ってどんな感じ?
防災訓練って何をすればいいの?
そんな疑問や不安も、このキャンプに参加すればスッキリするはず。

今年は20人もの小学生が参加してくれました。
プログラムは以下の通りです。

***

☆防災ゲーム☆
班対抗で伝言ゲーム。
火事が起こったり人が倒れている場所、その状況などを正確に伝えるのって、
意外と難しいものです。

☆防災体験☆
煙が充満した部屋に入ったり、応急処置の練習をしたり、水消火器を使ったり。
消防団の皆さんの協力もあって、1日で様々な訓練が出来ました。

☆まちあるき☆
班ごとに学校の周辺や学校内を歩き、防災設備や災害時に危険な場所をチェックして回りました。
帰ってきたら、大きなマップにまとめてみんなの前で発表です。
情報は共有が大切ですよね!

☆食事☆
地震で巣ガスが止まってしまえばご飯を作るのも一苦労…。
今回は空き缶を使ってご飯を炊きました。
この調理法には子ども達も興味津々。
ふっくら炊けたご飯においしいカレーのルーをかけて、みんなでいただきます♪

☆紙芝居☆
台風や地震といった災害が起こったとき、私たちはどんな行動を取ったらいいのでしょう?
可愛いイラストの紙芝居で子供たちにも分かりやすく説明しました。

☆体育館でお泊り☆
体育館にマットを敷いて、みんなで横になって眠ります。
何十人もが生活する空間。
周りの人たちへの気配りが必要ということが、子供たちにもよく分かったのではないでしょうか。

***

一夜明けて、朝食を食べ、ゲームを楽しんだ後、一人一人に修了書が手渡されました。
最後には、防災キャンプ代表を囲んでハイチーズ!
みんな、このキャンプで学んだことをずっと忘れないでね☆

(原田 由莉)


メルマガ×ブログ連動記事 08/25 発行号

2008-08-25 21:25:46 | 2008年以前活動報告

◎特別インタビュー◎


~「地球感謝祭」の一大テーマ・環境~

前回に引き続き…夏の早稲田を代表する大イベント・地球感謝祭。環境をテーマにしたイベントである「エコサマーフェスティバル」が進化して生まれたこのイベント、もちろん環境は今でも重要なテーマとして取り上げられています。
というわけで今回は、知る人ぞ知る中華の名店「花月」のオーナーで、地球感謝祭では環境コーナーのリーダーを務める金井さんの特別インタビューをお送りします。


-地球感謝祭で行っている環境への取り組みについて教えてください。
「まずDRPかな。Dish ReturnProjectを省略してこう呼んでるんだけど、文字通りお皿を返却して使い捨てをなくそう、っていう取り組みなんだよね。プラスチックのお皿を回収して、洗って再利用してるよ」

-DRPは容器のゴミを減らす取り組みですよね。

それに対して食器のゴミを減らす取り組みはありますか?
「今年は、マイ箸を持参してくれた人にクジの抽選券を配ることにしたんだ。景品はディズニーランドのチケットとかすごく豪華なものを用意してるよ。1軒目でもらった割り箸を提示しても抽選券がもらえるから、マイ箸を持ってない人でも参加できるよ。しかもどのお店でも抽選券が貰えるから、いっぱい食べれば食べるほど当たりやすくなるんだ」

-来場者にはどんな方法で告知しようと考えていますか?
「まずもちろんパンフレットには書く。あとはレンジャーショーかな?学生何人かがDRPの宣伝のための演劇やるんだよね。毎年楽しいから、今年も期待できるんじゃないかな」

-来場者が楽しいと感じられる方法で告知できて素晴らしいですよね。金井さん自身地球感謝祭を楽しんでらっしゃいますよね。
「そうだね、学生と付き合うきっかけになったのも感謝祭で。会合後の飲み会に誘われたのがきっかけなんだけどね。学生と絡むのは楽しい。あとは感謝祭で環境コーナーを担当し始めた時から、なんとなく環境に目覚めたかな」

-本番が楽しみですね!ありがとうございました。
「ありがとう!」

このように、地球感謝祭での取り組みは、多くの人の意識を徐々に変えていっていると言えそうです。楽しみながら環境保護について考え、実際に貢献できるのが地球感謝祭の魅力、パワーなのかもしれません。大学の夏休みの終わりにこんなイベントに参加するのも面白そうですよね。

開催日は9/23、足を運んでみては!?


(六本木啓央)

 


メルマガ×ブログ連動記事 08/11 発行号

2008-08-11 12:56:32 | 2008年以前活動報告

◎特別インタビュー◎

~キッチンミキのオーナーが語る「感謝祭」~

 前回ご紹介した、夏の早稲田の大イベント・地球感謝祭。この実行委員長を務めるのは、なんとあの有名店「キッチンミキ」のオーナー・山内さん!

まっちワークでは、普段からとても良くお世話になっている方です。 というわけで今回は、そんなキッチンミキ・山内さんの特別インタビューをお送りします!

 

―そもそも地球感謝祭ってどんなお祭りなんですか?

  「早稲田は夏休みになると学生がいなくなっちゃうから、どうしても夏枯れみたいになっちゃうんだよね。それで夏休みでもたくさん人が来てもらえるようなイベントを開こうってことで、感謝祭の元になった"エコサマーフェスティバル"が始まったんだよ。」

  こうして環境イベントとして始まった"エコサマー~"に、同時期に開催されていた高齢化社会を意識したイベント"エイジングメッセ"が合わさって、一つの大きなイベント"地球感謝祭"は幕を上げたということなのでした。

  「環境、防災、防犯、キッズ、まちの文化祭…と色々コーナーはあるけど、やっぱり環境とか防災はなるべく分かりやすく伝えていこうっていうのがあって。子供たちも楽しみながら内容を理解していけるように展示していきたいかな。」

―今回実行委員長を務められるということですが、他に山内さんは何か担当されているんですか?

  「ステージの運営を手伝っているよ!今年は大隈講堂が3年ぶりに使えるからね、工事してキレイになったホールの中で小学生のブラバンの発表会を開くんだよ。」

  発表会には各小学校の金管部や合唱部が参加予定のほか、オープニングセレモニーとして太鼓の披露なども行われるんだそうです。

他にも、踊り侍、メガピースなど早大のサークルからも多く出演予定なんだとか。

 ―では最後に、ずばり地球感謝祭の魅力とは何でしょう!?

 「こういうイベントが無かったら、学生と商店会との間にここまでの繋がりは生まれなかったはず。この祭りには本当にたくさんの人が関わっているけれど、その"人と人との結びつき"を実際に会場に来て感じてもらえればいいなと思います。」

 ―ありがとうございました!

 「ありがとうございました。」

 

  地球感謝祭は9月23日(祝)早稲田大学・早稲田キャンパスにて開催されます!

この機会にぜひ来場してみてください☆

(松井 一透)


子どもの主体性を育む中学生まちづくりワークショップ 参加☆

2008-08-08 20:30:31 | 2008年以前活動報告

8月1日~8日、国立オリンピック記念青少年総合センター(以下オリセン)
主催の「子どもの主体性を育む中学生まちづくりワークショップ」に、
まっちワークの4名がスタッフとして参加してきました。

全国から集まった中学生11名が、東京・渋谷区の不動通り商店街を
活性化させるため、自分たちなりに「まちづくり」を考え、実践!
期間中はオリセンに宿泊し、仲間同士の交流を深めることもできました。

以下は、その8日間の活動報告です!!


<<子どもの主体性を育む中学生まちづくりワークショップ>>

8月1日 開講式(自己紹介、アイスブレイクなど)
    全国から集まった中学生11人が初対面!
        お互いに緊張状態…が、すぐに打ち解ける。

    不動通り商店街へ移動
    →グループごとに実地調査、振興組合理事の安藤さんの講話を聴く
    夜オリセンにて実地調査まとめ

  2日 実地調査まとめを1人ずつ発表
    企画立案(不動通りをより良くするためには?)
    企画選定、グループ分け

    →3グループに分かれる
     ①交通安全を呼びかける看板作り班
     (安心・安全な不動通りにするために→看板を自作し呼びかけ)
     
     ②子供班
     (子供が少ない不動通りに活気をもたらすために
      →スタンプラリー&縁日を計画。子供をまちに呼び込もう)

     ③環境班
     (レジ袋削減のためマイバッグを普及させよう&音楽を使ってまちを賑やかに)

    3つのグループごとに企画を実施する以外にも、全員で打ち水を行い、
    商店街を涼しく快適にします。

  3日 グループごとに活動開始、挨拶回り @不動通り
    ※この日の活動は午前のみ 午後は自由時間

  4~6日 1日中グループごとに活動・準備
      夜にふりかえり&報告会(情報共有)

      →中盤を迎え、スタンプラリーを実施したり、
       交通安全の看板を実際に取り付けたり…など、
       精力的にまちで活動する姿が印象的でした。

      広報作戦会議(自分たちの企画にたくさん人を呼ぶためには?5日のみ実施)

  7日 午前:グループごとに企画準備
    午後:3グループ合同で不動尊境内にて活動
       (①看板認知度アンケートを実施、
        ②かき氷・昔の遊び・射的などの屋台出店、
        ③オリジナルマイバッグ作成会、音楽番組放送など
        ・・・活動の集大成☆★)

  8日 ふりかえり
    閉講式(修了証授与) 解散

(吉崎智博)

 

▲参加した中学生たちと記念撮影☆


オリセンスタッフの感想☆

2008-08-08 20:30:12 | 2008年以前活動報告

私がついたグループ、子供班は男の子3人、女の子1人の4人組み。

みんなマイペースでなかなか4人の足並みがそろわず、苦戦の連続でした。
企画自体はいいものなのに、グループ内のコミュニケーションがうまくいかず
衝突したり、他のグループと協力して何かやる際も基本ネガティブだったり。

でも、広報活動やスタンプラリーにお客さんがたくさん来てくれたことを
きっかけに子供たちの考えもちょっとずつ変わってきたようで、
「みんなで協力したからこれだけの人が来てくれた」とか
「自分たちが考えた企画を実際にやるってこんなに大変なことなんだね」
といった言葉を聴くことができて、あぁ何かしら発見や学びがあったんだな~
としみじみ思いました。

普段自分たちが早稲田でやっていることを、参加者に「主体的」に体験させ、
何かしらの成長や発見、学びを促し、不動通り商店街にもその後のまちづくりに
いい影響を残せるようサポートする。楽しいことばかりではなかったけれど、
子どもたちが企画に悩んだり、一生懸命に取り組んでいる様子をすぐ傍で見ることができ、
とてもよい刺激を受けました。
このワークショップで学んだたくさんのことを、自分たちのホームである
早稲田のまちでの今後の活動に、反映させることができたらいいなと思います。

(吉崎 智博)

▲商店街でフィールドワーク中の中学生たち