カメラ選びあれこれ その1

2008-02-18 22:34:00 | カメラ



最近、自分が始めたデジタル一眼。
自分の周りでもちょっとしたブームです。
稀にどんなカメラがいいの?なんて聞かれることもありますが、
購入機の絞り込みは人それぞれ千差万別。

そこで私なりのカメラの選び方などを自分用にまとめてみます(笑)。
初心者の私がご紹介するのも何なんですが、ここは私個人の日記なんでご容赦ください。


まず、メーカー

メジャーなところでは

Nikon, Canon, OLYMPUS, PENTAX, SONY (本当はFUJIも入れたいところですが…)

といったところでしょうか。

各メーカーで「色づくり」は様々なので、そこから選ぶとなるともう好みでしかないようです。
CFカードやSDカードを持参して量販店で実際に撮影したデータを持ち帰り見比べると
わかりやすいですね。
(可能であればプログラムAEか絞り優先AEで撮影するとなお良いでしょうか…)

ちなみに私はNikonの写りが一番好きです。
なんというか、明るくて華のある感じを受けます。「立体感がある」なんて評価をよく聞きますね。
Nikonは冒険はしないと言われています。
確実、堅牢が保障された物のみ商品化されるという信頼があるようです。

関係ないですがなぜか羊羹も出しています。



ニコンようかん Bセット(本煉・小倉・塩煉)


Nikonは冒険しない…



Canonの場合ですと、どちらかというと絵作りは地味な方でアンダー(暗め)気味かもしれません。
「見たままに忠実」なんて言われ方もしますが、それこそ「見たまま」なんてもろ個人差ですし、
それが気に食わなければその人にとっていいカメラとは言えないと思います。


ただ、Canon機には「ピクチャースタイル」という機能があって、
これで大抵の好みを満足させることができます。


まあ、Canonの良いところはやはりレンズの豊富さでしょうね。
一眼の魅力として代表的のものに「レンズ交換ができる」という機能
が挙げられると思います。
Canonはこの交換レンズが多種多様で、お金にさえ余裕があるならば
ものすごく高性能なレンズ(いわゆるLレンズ)も豊富に用意されています。


世界で最初に超音波モーターを製品化したメーカーでもあり、
スポーツ関係のメディアには絶大な支持がありますね。
また、サードパーティー製のレンズでもCanon用が外されることはまず無い
ということもユーザには有難いポイントと言えます。


選択肢はいくらでもありますが、その分「沼」も広大かつ深遠に広がっています(笑)


レンズの話になれば、OLYMPUS機はフォーサーズ規格(イメージセンサーのサイズ)
に縛りがあるものの、歪みの少ない高性能なレンズが多いようですし、
PENTAXは「変態レンズ」なんて呼ばれる特殊な構造のレンズがあったりと
それはそれで楽しそうです。



PENTAXの「変態レンズ」

SONYとなれば、やはりミノルタ時代のαシリーズやカールツァイスといった
超有名なレンズを使えるということが最大のポイントでしょうか。
正直カメラメーカーとしてSONYというロゴに初めは戸惑いましたが、実際に
触れてみるとそのバランスの良さに驚かされます。
日本人の多くは誰でも一度はSONY信者となりますが(私の持論です)、その魅力
も確かにあります。
(ちなみにNikonのイメージセンサーを作っているのはSONYの工場らしいです)



イメージセンサーの選択も大きなカギと言えます。
現在のデジタル一眼には大きく分けて3種類のイメージセンサーが採用
されています。

1フルサイズ

2APS-C

3フォーサーズ


イメージセンサーというのは、映像を受け止める場所で、フィルムカメラでいう
ところのフィルムそのものと言えます。

1のフルサイズとは35mmフィルムと同じ、つまり今まで慣れ親しんできた
フィルムカメラと同等の広さ(画角)で撮ることができます。
フリンジや色収差などに対して強く、また写真の魅力の一つでもある「ボケ」
が非常に滑らかで綺麗なものとなります。
また2000万画素を超えてもなお画素ピッチ(描画点の間隔)に余裕がありますので高解像度を望めます。
一番理想的ともいえますが現在はまだ非常に高価で各メーカーともプロ用機
(30万~90万)に積んでいる場合がほとんどです。
私には縁のないカメラ達ですね、ええ(泣)。


2のAPS-Cは現在最も主流である規格であり、値段も入門機から中級機まで幅広く
使用されていますが、画角はフルサイズ機に比べ、1,6倍になってしまいます。
(10mmのレンズ使用の場合、フィルムカメラの16mm相当になる)

簡単に言ってしまえば同じレンズを使っても、フルサイズ機で使用した時より画角
が狭くなるということです。

反面ズーム側でもフルサイズの1.6倍となるため、高倍率で撮った場合に歪みが少
ない画像をとることができるという利点もあります。
(レンズは周辺に行けば行くほど歪むらしいので、より中心付近を切り取る画像の
方が歪みが少ないということになるのです)
また、現在は主流であっても、将来的にはフルサイズ機が主流になると見られてい
ます。
APS-Cは専用レンズもかなりありますが、残念ながらそれらのレンズはフルサイズ
機では使用できません。
今後フルサイズに移行するのであれば、レンズの購入もフルサイズで揃えて行った
方が将来も使用できる資産となります。
(フルサイズのレンズはAPS-C機でも使用可能です。)


3のフォーサーズはOLMPUSで採用されている規格です。
実は私も詳しくわかっていないのですが(笑)、従来のレンズ設計で発生する周辺
での光量の低下や歪みをデジタル専用の規格で作り直すことでそれらの不具合を
解消したレンズということになるみたいです。
周辺での光量が低下すると、いわゆるケラレのような現象、つまり四隅が暗く
なったものとなります。

また歪が増すと、たとえばマス目模様の塀などを撮った場合、外側に行くほど
樽状に膨らんで写ったりします。
フォーサーズの利点は画質のみならずサイズが小さくて済むので、カメラ自体も
コンパクトに設計することができます。

また焦点距離がフルサイズの半分となりますので、画角はフルサイズ機の2倍に
なります。
(10mmのレンズ使用の場合、フィルムカメラの20mm相当になる)
望遠を好むユーザーには手軽に超望遠の世界に入って行きやすいと言えますね。
(300mmで600mmという望遠が手に入るわけですからそれはそれで羨ましいわけです)




うーん、書きたいことだけ書いてるので非常にわかりづらいかも…(汗)



まずは、メーカーよりもイメージセンサーの大きさ(≒予算w)で選択を絞る。ですかね…
あと、外せない機能としてあげるとすれば、


1ゴミ取り機能の有無

これはイメージセンサーについた埃などを振い落す機能のことで、
今やこれが付いていないと始まらないと言えます。


2手ブレ防止機能の有無

こちらは、カメラ自体に機能がある「本体内蔵型」とレンズに機能を持たせた
「レンズ内蔵型」があります。
「本体内蔵型」ですと、カメラに取り付けられるレンズのほぼ全てに手ブレ機能
の恩恵に預かれます。
また、レンズ自体も安価にしかも小型化することができます。
(OLYMPUS, PENTAX, SONYなどに採用)

それに対して「レンズ内蔵型」ですと、手ブレ機能のないレンズではもちろん機能
しません。手ブレ機能内蔵レンズは高価&大型化しますのでコストを考えると
不効率です。

はっきりいって良いとこ無し。。。
(Nikon, Canonなどに採用)


3ライブビュー

うーん、これは必要ない人もいるかもしれませんが、これからのデジイチは
間違いなく全てにこれが載ってくるでしょう。要するに、コンデジのように
液晶画面に被写体を映し出す機能なんですが、使ってみるとかなり素晴らしい
機能です。花などの近接撮影や、AFの利きづらい夜空なんかを撮影する時は
めちゃくちゃ重宝します。まあ、三脚必須ですが。


4ファインダー倍率

まず、店頭で覗き比べることをお勧めします。
私は結構安易に考えていましたが、実はかなり重要ポイントみたいです。
私がキスデジから40Dに買い替えた要因の一つでもあります。
とにかく見やすいに越したことはありません。




これらを踏まえまして、次に私が最近気になるカメラを挙げていきましょう。
(うーん、ただの物欲紹介記事になってきた…汗)





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