40Dという選択

遅ればせながら、年内にちゃんとご紹介。





12月1日に、キスデジXを下取りに出して。








キスデジXで一眼を始めたのが今年の9月も終わろうかとする頃。





賞味2ヶ月ちょっとの付き合いでしたが、このカメラに一眼の楽しさを教えてもらったといっても過言ではありません。

機能、操作性、そして画質に至るまで私にとっては大満足のカメラでしたが、
多少重量のあるレンズを使用するようになって、キスデジ最大の利点である、
「軽量・コンパクト」というコンセプトが逆にそのバランスの悪さから
「持ちにくさ」という欠点を感じるようになりました。

もともとハマり出した「山登り」の記録のために購入したのがデジイチを始めたきっかけだったのですが、

「山を登りながら」という状況、特に片手で持ちながらだと、とにかくレンズが
重く感じてしまい、どうしたものか…と悩んでいた時、


店頭で手に取ったのがこの40D





このグリップ感。

片手で持っていてもストラップの必要性をまったく感じさせないホールド感。
そして、絶妙なバランス。


同じレンズ（SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC OS）をマウントしているにもかかわらず、なぜか軽く感じました。





さらに視野率95％、倍率0.95倍のファインダーを覗くと、



もうキスデジの見難いファインダーには戻れない事を直感。
とにかく広くて見やすい。
※別売り「フォーカシングスクリーン Ef-D」を使用しています。




倍率0.8倍のキスデジのファインダーの見難さを改善すべく、こんなものも買いました。



オリンパス
ME-1 [マグニファイヤーアイカップ]
これはファインダー倍率を約1.2倍にアップしてくれるというアイテム。




EOSシリーズに無加工で装着できるということで、








こんな風に付けて使用していたのですが、、、





うーん、イマイチ。

これを装着すると確かにファインダー画像は拡大されるのですが、
その分視野率がせばまるのか、ファインダーで覗いた画角と実際に写る
画角のギャップがどうにも気持ち悪く、キスデジでMFは諦めてました。







40Dでもっとも注目されながら、最も興味が薄かったこの機能。





「ライブビュー」です。

無知だった私は、コンデジのように「画面に映しながら撮れる機能」ぐらいにしか
考えていませんでしたが、これがとんだ大間違いで。

なんといっても、この大画面でMFが出来るのは革命的。
三脚使用での星空、夜景、また静物の接写などに絶大な威力を発揮します。

また、一眼独特のシャッター音（ミラーアップ音）もかなり抑えてくれますので、
ホールや美術館など、音を発てることがはばかられるような場所でも撮影範囲は広がります。











夕方、ベランダからとった平凡な夕焼けでさえ、なんとなくドラマを感じさせる一眼の表現力。






来年もこの40Dと共に自分の感動を少しでも多く切り取れたらいいな、
と思ってます。