GR DIGITAL Ⅳ というカメラ。
また、ブログをやろうかな、と思わせた動機のひとつがこれ。
スナップカメラとして不動の地位を確立して久しい、GRシリーズの最新作。
隣の芝生と思い込んでいたが、ふとしたきっかけで導入した。
センサーの大きさは並みのコンデジ。
一眼レフとは比べるべくもない。
SIGMA、DPのFOVEONが吐き出す画像にみられる衝撃もない。
及第点以上の画質で、手軽にすばやく撮れる。
多分GRが支持されるこれらの理由は、単純にレンズの性能の賜物なんだと思う。
RAWを現像するという前提であれば、画質は思っているほどセンサーの大きさに依存しない。
少なくともコンデジレベルであれば、
多少のセンサーの大きさよりも、レンズ性能の方がはるかに影響があると思うし、
そもそもセンサーが大きくなることでレンズが大きくなるようでは、コンデジの意味がない。
F1.9という明るさと、
逆にセンサーの小ささの恩恵からくる、レンズに一番おいしいところしか使われないための歪の少なさ。
この点、一眼レフのそれにひけを取らないレンズの出来だと思う。
ただ、28mm単焦点という画角はそれなりに難しさを伴う。
光学ズームを備えていないというのは、現在のコンデジの流れではやはり異端と言える。
反面よい写真を撮るためには、被写体(主体)に対し1歩また1歩と歩み寄らねばならないのだ、と気づかされもする。
GRDはそんなカメラだ。
私もペンを持っており、一度だけネットで単焦点レンズを購入しましたが、技術がないので、使いこなせず手放しました。
単焦点レンズは極めたら、楽しいかもしれないのですが、私のような不器用者には、宝の持ち腐れになりますね。f^_^;)
単焦点の魅力は、そのシンプルなレンズ構成と軽さ。
とにかく写りが良いことです。
しかし広角単レンズは、足を使わないと平凡な記念写真に終わってしまうので、
いかに積極的に被写体に近づけるかが、その出来不出来を分けるでしょう。
確かにズームが無いのは不便。
でも実はそれこそがスナップカメラの醍醐味ってやつかも知れません。
「不便を楽しむ」
ある種、「バイクに乗る」魅力に通じるところがあると思いませんか(笑)?
一眼使いますけど、やっぱり持ち運びには不便なので、
気軽に持ち歩ける一台として・・・。
こんな記事書いちゃったら、また発症しそうだなぁw
肩の荷がおりますよ(笑)。
私も、「今日はガッツり、撮影ツーリング!」という時は一眼レフも考えますが、
瞬発力(スナップ)は断然コンパクト優位ですからね。
サブと言うよりは、「スナップならではの臨場感を撮影するために、28mm単焦点を一本追加する」、
と考えれば、十分に一眼レフとの共存が成り立つと思いますよ。
いつでも背中を押しますよ(笑)!
PowerShot G1 Xという選択肢ももちろんありでしょうが(^0^)/