映画「バンクーバーの朝日」を観てきました。
休日でしたが早い時間に行けない事情があり午後6時からにしか間に合わなくて...。
さすがに、平日午後6時からですと観客が、、、
私一人なのかと思いましたが最終的に5人くらいに...。^^;
映画は、日系人差別と迫害、理不尽な扱いの中
野球を通してカナダでの自分たちのアイデンティティを
確立していくという内容でした。
体格的なハンディから、チームは連戦連敗、全く歯が立たなかった。
ある日、ふとしたきっかけでパワーで勝てなくとも、俊敏さと戦略で勝てないかと気が付く
バントヒットで出て、盗塁(足)で揺さぶる
試してみたら、ノーヒットで点を取ってしまった。
そして、初めての勝利。
連戦連勝と続けて、日本人街の希望の星となる。
野球で活躍して行くうち、、、、
不器用な生き方しかできない父と衝突を繰り返していて、不仲であった関係が
いつしか分かり合えようになる。
「お父さん、お母さん、自分を生んでくれてありがとう、
カナダに生まれたことを誇りに思っている」と...。
野球の審判(ルール)にも、アンフェアがある、
それでも尚且つ、自分たちのスタイルを確立して貫いて行く
その姿勢に、しだいに白人たちも応援するようになる。
そして、ついにリーグ優勝をしてしまう。
しかし、太平洋戦争という不幸な時代が彼らを飲み込んでいく、、、
チーム朝日軍は消滅してしまう。
やがて時が経ち、2003年にカナダの野球殿堂入りとなり
彼らの名誉が回復された。
彼らが懸命に生き、自己を追い求めていく姿に
感動します。
よほど観たい映画だったのですか。
妻夫木君がずいぶんテレビで宣伝していましたね。
感動的なシーンが流れていました。
差別と偏見の中でも生きていく。
これは大変な事で、簡単には感想も言えません。
いつか、私も観てみようかな。