ますたあの遊び部屋

パソコンのソフト・ハード関連、写真、イラスト他のブログです。

木製ロッカーを作製していました。

2021年11月19日 | 仕事関係

和牛受精卵を作ってくれと頼まれ、実際に採卵をして、卵1個づつストローに詰めてもらいました。

採卵自体は、38個採卵出来て、その内Aランクが32個、Bランクが4個、2個は使えない卵でした。

採卵で36個も採れたのは最高記録です。

こんなに採れるとは、、、予想をはるかに超えていました。

一般的な平均だと、10個以下なんじゃあないかな。

 

さて、ここで問題が、というか昨年から分かってはいたのですが

牛の精液と受精卵を譲渡するには

家畜人工授精所を開設しなくては譲渡(販売)ができないように

法律で厳しく制限されてしまったのです。

 

ならば人工授精所を開設しようと...。

申請先は、地域の家畜保健衛生所です。

必要書類はダウンロードして作成。

書類はパソコンで作りますので、すぐにできますよね。

 

開設条件の中に、外から液体窒素のボンベが見えないこと

鍵をかけて持ち出せないようにすることとなっていました。

これはもうロッカーを手作りするしかないかなと(市販で丁度いいのなんてないですからね)

 

かなりな大物ですから図面から作成しました。

これが無いと無理。

出来上がりはこんな感じです。

材料の木材を調達するところからです。(^^;

今回は5.5㎜のベニヤ板を壁面に(扉も)

できるだけ切る回数を少なくしたいので、長さ1820㎜のベニヤを横幅を決めて縦カットのみ

カインズホームでカットしてもらいました。

細かいところは自分でカットするしかないんですが...。

 

まずは骨格から

これを組み立てます。

 

 

横と背面の板が取り付けられたら、扉です。

扉を作成。

下の画像は、箱に扉を合わせてみたもの(なんか変なものを想像しちゃいますが...)

底面は、ボンベの重さ(27㎏)に耐えるように補強が入れてあります。

 

扉を付けて立ち上げてみた画像。

観音開きにしてみました。

というかそうでないと使い勝手が悪くて。

 

鍵がかかるという条件なので、しっかりと鍵がかかるように作りました。

 

実際に設置した画像

こんな感じで使っています。

この木製ロッカーの中が人工授精所です。

 

ロッカーを開くと

液体窒素のボンベがジャストサイズに収まっています。(^^)v

 

すっごい時間が掛かりました。

年齢のせいか、2時間くらい作業すると疲れてしまって、、、

あとは明日でいいやなんて。(^^ゞ

なので日数が、、、いっぱい掛かって

2週間くらいかな。(他の要件や仕事もあるしね)

時間数にすると30時間くらい。

かなりな労作です。

若い時はシャカシャカ出来たんだけどな~。(-_-;)

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