先日買ってきた中古の富士通BIBLO、どうも反応が異常に遅い。
とくにハードディスク(以下HDD)からの読み出しに時間が掛かるようです。
スペックから想像する速さと実際の体感では相当な開きがありました。
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スペックとしては、CPUがCeleron 1.8Ghz
メモリーが512MBで、さらにその中から画面表示用のビデオメモリー(VRAM)を
32MBから128MBに上げました。
画面も出来るだけすっきりさせて、常駐ソフトも可能な限り停止。
これだけやればかなり快適に動作するはずなんですけどね。
・・・・・しませんでした。(-_-;)
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それと、使っていて気になる点が、、、、。
HDDにアクセス(シーク)しているときの回転音が
やけに大きくて、シャー・シャー音がしていました。
どうもHDDに問題がある、ダメージがあるのではないかと
疑わざるを得ない感じでした。
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丁度、予備の2.5インチHDD(ノートパソコン用)を3個ほど持っていますので
その中の中古品(中古だけど返品不可という意味でジャンク品扱い)と入れ替えて
Windows XP をインストールして比べてみることにしました。
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HDD換装する前に、元々付いていたHDDでの
コンピュータ全体のパフォーマンス(とくにHDDなんだけどね)を
ベンチマークテストのソフトを使って数値化しておき
換装後にもベンチマークテストを行い
そのパフォーマンスを数値で比較して検証することにしました。
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ベンチマークソフトはCrystal Mark(丁度手元に有ったからこれを使いました)
以下がそのテスト結果です。
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さて、BIBLO NB18D/F のハードディスクがどこに付いているのか・・・・・
探すのに時間が掛かってしまいました。^^;
フロッピードライブの下(上)だとは思わなかったな~。
外してみて分かりました。
換装するHDDはジャンク品で30GBの2年前に買った物にしました。
さすがに新品の封を切って付けなくてもいいでしょう。^^;
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場所さえ分かれば交換はあっという間です。
リカバリーディスク1を入れてインストール
画面の指示通りに、2と3を入れ替えました。
次に、アプリケーション1CDをと言われましたが
付いてこなかったんですね~。^^;
まあ、いいでしょう。
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再起動後、システムのプロパティで確認しましたら
Windows XP 2002 の表示だけでした。
あれ~、Service Pack 1じゃあなかったんだと、、、。(-_-;)
仕方なく、Service Pack 1(CDを持っています)をインストール。
続いて、Service Pack 2(これもCDを持っています)をインストールしました。
これだけインストールするとかなり時間が掛かりますね。
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Windows XP のアップデートが終わると、
USBが認識できないよとのエラーメッセージと
インストールのウィザードが表示されましたが「キャンセル」をクリック。
だってどこにドライバがあるか分からないからね。
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でも、一応、USBが使えないと困るので、キャノンのプリンタドライバを
インストールしてみました。
途中で、プリンタと接続するように要求され、接続してスイッチを
オンしましたら、バッチリ認識していましたので
もうOKですね。
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この時点で、既にノートパソコンの体感速度の劇的向上を感じていますが、
言葉で速くなったと言うだけではどのくらい速くなったか分かりませんよね。
数値で比較できないとね。^^;
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ベンチマークソフトは、もちろん同じソフトCrystal Markをインストール。
ベンチマークテストを実施しました。
以下がその結果です。
新ハードディスク搭載後の結果
元のハードディスクの結果
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細かい数値の多い少ないは修正誤差と考えてください。
まったく同じ数値が返りません。
精度を上げるには数回行った平均値を見ればいいですが
そこまでしなくてもハッキリと違いが出ましたね。
HDDの項目が320ポイントも差が出ました。
13%以上の性能アップですね。
これだけ違えば体感ではかなりな差になります。
新品HDDだったらもっと差が出たかな。(^^ゞ
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まずは具合よく早くなって、良かった良かった。^^
診断がビッタシだったな~~。
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