2月27日(土)は、資料館、博物館のはしごで
「九州歴史資料館(小郡市)」と「九州国立博物館(太宰府市)」に出かけてきました。
まずは九州歴史資料館へ
ここは無人の野にあったのですが、周辺の宅地開発が進んで住宅がそこまでに迫ってきています
あと1〜2年もすれば、”住宅街の中の資料館” になるみたいですね
めあては、1月末から開催されている 「沖縄の旧石器人と人類の起源」、「西北九州の黒曜石と石刃技法」の見学です
1度に二つの展示をしているのですね
こちら第1展示室はいつものように撮影禁止です
パンフレットからひとつだけ
やはり黒曜石といえば「腰岳(伊万里市)」
でも、今回の展示で一番熱心に勉強したのは「サヌカイト」かな?
何といっても、私の地元「鬼の鼻山」が産地ですからね(うん)
こちらは撮影の許可されている第2展示室です
左側の展示は沖縄の遺跡から出土した土器や貝製品の展示で
もちろんそれなりに楽しめましたが……
( ※骸骨が苦手な方はここまでにしておいてください)
右側に展示してあった「人類の進化」が興味深く、すっかりはまってしまいました
こうやってみると、地球に生命が誕生したのは奇跡ですし
現在、哺乳類が栄えているのも奇跡だと思います
そして人類もたくさんの種が生まれてきていたのに
今残っているのは、我々「ホモサピエンス」だけというのも、ひとつの奇跡ですね(はい)
次は「原人」時代です
ここで初めてアフリカを離れるんですね
かなり広範囲に広がるんですね~
そしてその中から旧人が出現(ふむふむ)
やはり西洋人といった感じの骨格ですね
こちらはアジア的かな?
そして新人の登場!
”知恵のある人” なんですね~
ここから芸術も生まれてますし(はい)
新人で一番有名な「クロマニヨン人」の骨です
そして日本へ渡って沖縄へ
現在、日本最古の人骨とされている「港川人(沖縄)」です
あくまでも現在出土している人骨からなので
もっと古くから日本本土にもいたかもしれませんが?? こればかりは謎です(はい)
最後に沖縄のCMポスターがありましたが……
いいですね~ 遊びに行くことはあるかな~ でも行きたいな~
泡盛が待っていることだろう(笑)
続編、「大城(大野城)の謎に迫る!」はこちらです
九国も大きな展示が無い、しかも一日だけのマイナーな展示の日を選んで行かれるとはさすがですね。
お陰様で少しは人類の進化に触れることが出来ました。
骨格が変わるまでには相当な年月がかかったのでしょうが、凄いです。
お疲れ様でした。
渋い男です(笑)
人類学の分野も進んでいますね~
私たちが中学校で習った頃は200~300万年前でしたからね
それが700万年前までさかのぼっていました(驚)
>骨格が変わるまでには相当な年月がかかったのでしょうが、凄いです。
二足歩行による股関節の変化、脳の容量の増加による頭蓋骨の変化は万年単位の時間ですから、
70~80年しか生きない我々にとっては、まさしく気の遠くなるような時間ですね(うん)