Southride(サウスライド)

マウンテンバイクとダックス125

サウスライド

DR-Z400SM オフ化計画(後編)

2009年07月18日 | オートバイ


モタードの方がカッコいい?そうかも知れません、そうかも知れませんがそりゃ最初っから分かってたことじゃなかったんですかい?いやいやオフロードのカッコよさもあるんですって。そ、それではリヤに移りましょう。

フロントは簡単だと事前に調べてたので、ここまではOK。心配もしてなかったし、無問題。これからが本番です。

フロント同様、左右のスライダーを外します。

リヤディスクのガードと、反対側のチェーンガード。これは外さなくてもいけるでしょうか?面倒くさがりやなんですがダメでしょうか?

リヤのアクスルナットも24ミリ。流石にさっき買いに行く前に調べておきました。キコキコと緩めます。こっちもジャッキアップの前に緩めときましょう。

ジャッキアップ。坂になっているからフロントブレーキを握ったままの状態にします。手ですっと握っておくと何も出来ないので、ブレーキを握った状態にします。ブレーキレバーとグリップをラップで包んで、握った状態のまま包みます。その上からガムテープで縛りましょ。おお、動きません。天才。

続々分解します。組み立ての時にパーツの向きを間違えないように、分解するごとにデジカメで記録しておきます。

チェーンガイドはやっぱり取らないと無理でしたね。最初から面倒くさがらずに取りましょう。
だいたいチェーン張りの調整もしにくいですし。

リアアクスルです。だからどうしたというわけではないですが、記録ということで。

左側から抜き取りましょう。

ホイールをちょっと前にだします。ってあれ動きません。

そうか、リヤディスクのカバーがつっかえるんですね。だから面倒くさがらずに最初から・・・。

リアのキャリパーはスイングアームの内側に溝があって、後ろへスライドさせるようにして抜きます。

リヤホイールをコロコロコロ。


ここまできたら後戻りはできません。場所が場所だけにやり切らないと。ガレージ欲しいですね。

17インチのリヤタイヤはしばらくお蔵入りです。栗子隧道までよく頑張った。MT60はいいタイヤですよ。も一回再販してください。

リヤのこのカラーは18インチでも使うから、大事に保管しておきます。

ポロっと取れるこのカタマリ。これがリヤダンパー。スプロケとはボルトでくっ付いてます。

ホイール側を拡大。

何やら向こう側には、輪ゴムのお化けと金属カバーがあります。

ハブからスプロケを外しましょう。この外したスプロケは18インチに付ける予定です。

スプロケットの取り付けボルトがめっちゃ固いので、プラスチックハンマーで叩いて緩めます。

何とか外れました。ここまでで一番大変だったかもしれません。

ダンパーゴムは、はめる側が細くなっていて、間違えないようになってます。

さてスプロケットをSのホイールに取り付けましょう。・・・・・・んん?あれあれ、ちょっと待って!穴の位置が違うじゃないですか。あーそういうこと、そういうことですね・・・つまり、SとSMの純正スプロケに互換性は無いということかぁ・・・。仕方ない、スプロケットを買ってこねば!!

すぐ行こう、今行こう。いや、路上でリアホイールなしのジャッキアップ放置はまずいです。17インチリヤタイヤの出番です。まさか、こんなに早く復活するとは思ってもみませんでした。

買ってきました。



サンスタースプロケ、6,552円なり。本当は純正が良かったんですが。

ピカピカですねー。

<追記>
ちなみに、このホイールは04年以前の18インチのオフ用なのででダンパーなしのハブです。ダンパーがあるタイプはでハブがパカッと割れますが、これは一体型で割れません。スプロケはハブに直接取り付けます。
ホイールの取り付けの際には、先述した18インチ用の「カラー」をハブにポコッとはめ込んでから、アクスルを通します。カラーが無いと、隙間が出来て取り付けできません。カラーがキモです。キモの割にカラーの写真が無いとはどういう事?


歯数は43丁。400Sのノーマルの丁数です。ノーマルがいちばんです。


スプロケとチェーンにドライバー噛ませて、調整します。アクスルシャフトを締め付けたら、チェーンガイドとディスクガード、スライダーを取り付けます。

ここまで来たら先が見えてきます。あとはスタンドの取り付け。

<追記>
向こう側のハブ形状をご覧ください。ハブダンパーが無いタイプなので、ちょっと薄いんですねえ。ちなみに、リヤディスク&ブレーキキャリパーはそのまま使えます。手前側は加工や交換はありません。

サイドスタンドはSの純正を用意します。バネを試しにSMのを使ってみます。すると、サイドスタンドが最後まで跳ね上がりません。グラグラする感じがあります。やっぱりバネのサイズはSとSMとでは違う様です。そんなこともあろうかと思って、Sのバネも用意してありました。我ながらさすがです。

Sのバネに交換します。お、ちょっときつい。先にバネを取り付けて、後からボルト部分にあてはめるように、ってなんかこんな難しかったかなあ?と思ってたら、何かの拍子にあっさり着きました。

それでは、全体イメージ。
変更前。

 

変更後。
志村、向き逆、逆。

同じく変更前、リアから。


変更後、リアから。

よし、走りに行きましょう。

<直後の感想>
なんか、フロントの立ち感がきついです。前のオフバイクはジェベル200でしたが、こんなだったでしょうか?
正直、モタードのハンドリングとは全く違います。倒しこみの瞬間の違和感が強いです。そりゃまあ17インチとは全く違うだろうとは思っていましたが、こうも違うと、「やって良かったんだろうか?」という思いが浮かびます。

逆に17インチのあの素直なハンドリングと直進性ってすごいねえと改めて思いました。あと時速90キロ以上になるとハンドルがぶれるようになっちゃいました。それはもう正直アクセルをゆるめなきゃ仕方ないくらいに。タイヤのライン、チェーンラインをチェックしてもゆがみ無し。やっちまったか、やっちまったのか。さんざん金と時間掛けてやっちまったのか?イニシャルとか減衰とか変えたら何とかなるかもしれません。(淡い期待)

<半年後の感想>
慣れました。こんなもんです。心配ないです。フロントのぶれはタイヤが原因でした。あんまり気になるんでバイク屋でウェイト調整してもらった時、メカの方がタイヤを見て、「あーこのタイヤブレますよ。僕も前はいててどうしようもなかったですもん。」って。

この真剣に恐怖のぶれ(マジです)の原因が、車体ではなくタイヤが原因だった事に安心して、すべてOK、オールOKっとなったわけですが、かといってブレることには変わりはありません。そして八分山。まだまだブレ続くわけです。(ちなみにその後フロントの山が減ってきたら全然ブレなくなりました。)

ともかく、いままでより走れる範囲は確実に広がりました。
楽しんでいきます。

 

 



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