A ROCKER IN THE BOOTS

生きた化石!!ロックンロールギタリストの独り言。

BEST LIVE OF THE YEAR その2

2005-12-11 18:22:49 | ROCK!ROCK!

昨日に引き続き今年行ったライブのレポート。今回は2つ同時に行って見よう~。

5月14日 ZEPP福岡

JUDAS PRIEST

2階席からの観戦だったが、確かにこの目で復活したメタルゴッドを目撃!

1曲目、The HellionErectric Eyeのメドレーはやはり最強!
最初から鳥肌立ちっぱなしだったよ!ステージ中央にある目の中から現れたメタルゴッドは色んなとこから出てきたり引っ込んだりでまるでもぐら叩きのよう。 
しかし50代半ばとは思えないほど衰えの無いロブの声は圧巻…。

ロブの声で一般的に特筆されるのはそのハイトーンボイスだが、俺は彼の中音域の独特の太い声にこそ最大の魅力を感じるのだ。

そして伝説のツインギターの二人、K.K.ダウニンググレン・ティプトン二人も見ることが出来たので大満足。
スタンディング席でライブを見ていたD.U.S.Tの岡部さんいわく、グレンを見て

「俺の親父みたいな老人がギターを弾いてる!すげえ!」との事だった。

俺が大好きな「A Touch Of Evil」「Painkiller」はやはり最高!

Judas Priestには音楽のジャンルを超えた普遍的な音楽のかっこよさがあるのだ!とつくづく感じた。

俺はロック開拓期の高1の時にロブのソロバンド「HALFORD」を聴いて以来、そのヘヴィメタル然としたサウンドに虜になり、掘り下げて行ってJudas Priestを聴くようになった。
特に高校の時初めて「The Hellion」を聴いた時の衝撃は凄まじかった。(HALFORDのライブ盤の音源だったが)

ここでも自分の人生を振るわせた伝説に出会ったわけだが、今回その姿を拝めた感動は計り知れない…。

こんな年齢でもちゃんとニューアルバムを作ったメタルゴッドの再来日を期待する!

 5月25日(水) 福岡ドラムロゴス

HANOI ROCKS

これまた高校の時から聴いているフィンランド出身の伝説のロックンロールバンドの来日!

胸に期待を抱きいざ開場へ!
ステージから5mくらいの位置で観戦したけど、マイケル・モンロー最高!
あんなお茶目でセクシーでド派手な40代の男を、俺はかつて見たこと無い!

アンディ・マッコイはやはり見たまんまの壊れキャラで、MCじゃ声がヘロヘロ、マイクスタンドの金属部分をボトルネックの代わりにして弾くなどパフォーマンスは素晴らしいね!
しかし友人のKO-SUKEそっくりだ…。

新ギタリストのコニー・ブルームはそんな無茶苦茶なアンディを支える影の役者という感じ。
ルックスも最高。ステージにいる時に何度も目が合ったが、その度何度もにらまれたっけ…。

曲で言えば「Highschool」、ジャムから発展した「Million Miles Away」は輝いてたね~。

ただ他の曲が似通ったのが多くて俺としては退屈に感じた瞬間もチラホラ…。

何はともあれ、このライブも楽しめました。

終演後、出待ちをしている時にアンディの奥さんのアンジェラを目撃。
控え室出口の階段の鎖に引っ掛かってスタッフに助けられていた…。

機材運搬のため開場の運搬口が開放され中が丸見えになったが、中でアンディとマイケル以外のメンバーが自然すぎるほど普通にスタッフと会話をしていたので出待ちのファンも声を出していいのか困惑していた。

そしてロゴスの2階の窓に目をやると、何とそこには
「自分の衣装を整え、キチンと衣装袋に入れ、ハンガ-にかける庶民的なマイケル・モンロー」の姿が!
それを見ていたファンはみんな「マイケル偉いねー」と声を漏らしていた。

生ける伝説の彼らを見れて俺は悔いは無い!!

 


BEST LIVE OF THE YEAR:VELVET REVOLVER

2005-12-11 00:41:11 | ROCK!ROCK!

色んな人たちが今年ライブを振り返っているようなので俺も…。
今年は自分の昔からのヒーローにたくさ会えてホントにいい年だったなと思う。
今日から今年行った(ブログ開設以前の)ライブレポートを書きます。
俺では古い順に行ってみましょう。

2月3日(木) ZEPP大阪 

VELVET REVOLVER

GUNS N' ROSESについては過去ブログで熱く語ってますが、俺は当然このバンドも好きなんです!
このバンド、そして世界一好きなギタリストSLASHを見るため、俺はわざわざ福岡から大阪まで行ったのだ。もちろんお金節約のため、前日の夜から夜行バスで向かった。

途中小倉から乗ってきた革ジャンのお兄さんに休憩所のトイレで話しかけてみると、やはり同じ目的地だった。やっぱいるね~仲間が。

そして次の朝をバスの中で迎え、大阪到着。
夕方まで観光で時間を潰し、モノレールでZEPP大阪のある人工島へ向かった。
会場には昨日のお兄さんの姿も。そして開場時間になり入場。
スタンディング席を何とか掻き分け、SLASHサイドのステージから8m位のとこまで近づいた。
始まる前から心臓バクバクで感極まって泣く寸前だったがグッと我慢。
するとBGMが消え、ライトが落ち、スポットライトに照らされたステージにダフが現れて一言挨拶。
直後に「Sucker Train Blues」のあのベースラインを奏で始めると俺はやっぱり泣いてしまった…。
そのダフの傍に後ろを向きの人物とタバコの火が見える。スコットだ。
スコットがタバコを放り捨て、地面に落ちるのと同時にそのエネルギーは爆発した。

眩しい位に明るくなったステージ。ダフとスコットの姿が良く見える。
その周辺にいたデイブ・クシュナーマット・ソーラムを一瞬のうちに次々確認。そして今まで注目していたステージ中央からすぐ右に目をそらすと

・・・スラッシュがいる!

あの海ブドウのような髪の毛、俺がずっと影を追い求めていたヒーローがそこでギターを弾いているのだ。
ライヴでこれほど興奮した瞬間は未だかつて無かった。

初めて生で見るスラッシュ、ダフ、マットの俺の人生を変えた元GUNS N' ROSESのカリスマ3人。
そしてSTONE TEMPLE PILOTSのベストのDVDやVRのヴィデオクリップで見たまんま、クネクネクネクネステージを動き回るスコット、そんなキャリアのでかいメンバー達に負けじと走り回るマッチョなデイヴ。 
これで泣かないわけが無いのだ。

ステージにある装飾はバンド名のネオンのみ。彼らに飾りはいらないのだ。そんなもの無くとも勝負できる実力のあるバンドなのだ。
メンバー全員がよく動き回り、どこに目をやったらいいかわからない。ロックンロールバンドへのこれ以上の褒め言葉は無いと思うのだ。

もう10ヶ月も前のことになるので曲順は思い出せないが、2曲目はアルバムどおり「Do It For The Kids」をプレイ。

そしてその曲が終わった後、スラッシュが少しMCをする。そして一瞬ではあるが客席もステージも静かになったのを俺は見逃さなかった。

「SLASH、I love you!!」と安全柵に体を乗り上げ、俺は自身の神に向かい思い切り叫んだ。

するとスラッシュはにこりと笑い、手をこちらに上げ「Thank You!」と返してくれたのだ!!

これ以上の幸せはない。これがもしアイドルのライブだったなら、後で他のファンの皆さんからタコ殴りにされていただろう。この事件は俺の思い出に一生残るだろう。

ハイライトはガンズの「Mr:Brounstone」「It's So Easy」をやった瞬間だ。

「Mr.~」ではあの「You Could Be Mine」のドラムのイントロを急に「Mr.~」のドラムイントロに変えるという演出。「まさかこの曲もやるのか!?」と思ってしまった。

以前書いた通り俺は「It's~」の歌詞を暗記しているのでこの曲を歌い終わるころには喉が潰れてしまった。「FUCK OFF!」と叫ぶとこでは開場のみんなが空中に中指を突き立て、圧巻…。メガホンを使ったスコットの最後のヴォーカルパートも味があってよかった。

「まだ見たい!」という余韻を抱いたままライブ終了後いつもの出待ちをするため搬入口付近へ。
今回はバンドがバンドなだけに出待ちにも気合が入る。

しかし人工島の真ん中にあるZEPP大阪は恐ろしいほど寒く、一緒に行った彼女と2人で冷たい海風にさらされながら出待ちをした…。
寒さのせいか、それとも搬入口がわかりにくい所にあるからか、出待ちしてるのはなんと俺達だけだった。

それでも根性を出し、ひたすら待つ。
搬入口が見えないため、メンバーが乗ったかを確認できない。
なので出てきた車を手当たり次第、開いたパンフレットを掲げて二人で全力で並走することに。そうでもしないと会えないと思ったのだ。

そして繰り返すこと数回(それらの車にもメンバーが乗ってたかもしれないけど)遂にスコットらしき人物を確認。しかし

「はぁ?このファッキン寒い中キチガイかよビッチ!」

という感じで車内からにらまれただけだった。でもいい…俺はどっちかというとMだから…。

しかしいいライブだった。間違いなく今年の、いや人生最高のライブだった。

こんな客を飽きさせないバンドは世界的に希少価値である。2006年は2ndアルバムを出して再来日していただきたい。

ロックンロールを知りたければどうすればいいかって?
VELVET REVOLVERのライブを見に行けばいいのさ!

 


12月8日 追悼 ダイムバッグ・ダレル

2005-12-08 05:38:02 | PANTERA

そしてもう一人この12月8日に命を落としたミュージシャンがいる。

元PANTERA、DAMAGEPLANのギタリスト、ダイムバッグ・ダレルだ。

 去年のこの日、自身のバンドDAMAGEPLANのライブが始まった直後、ステージに上がってきた
ネイサン・ゲイルというイカれた野郎に後頭部から頭を銃で撃ちぬかれ、即死。

というあってはならない悲惨な事件が起こったのは記憶に新しい。
(その時ドラマーの兄:ヴィニー・ポールも銃で狙われ、
それを助けに入ったローディー1人と観客を含む3人も死亡。
銃乱射に伴い何人か負傷者も出ている)

奇しくもジョン・レノンと同じ日に凶弾に倒れた彼。

遺族やファン(俺もその一人)の気持ちを考えると今でもいたたまれない。

PANTERAについて軽く説明しよう。

PANTERAは80年代半ばにダイムバッグヴィニーの兄弟を中心に結成され、
1度ボーカルが変わった後に1990年夏に世界デビューを果たす。 

そのアグレッシブさとモダンなヘヴィさは
BLACK SABBATHJUDAS PRIEST等の影響はもちろんあったが、
当時流行っていたどの音楽とも似ていなかった。

ダイムバッグのギターサウンドも、真空管アンプではなくトランジスタアンプを用い、
ハイエンドを極限まで高めた究極のドンシャリサウンドで画期的なものであった。

そしてヘヴィなサウンドの中に現れる、
エディ・ヴァン・ヘイレンランディ・ローズを呼び起こすようなテクニカルなギターソロは絶品。
デビュー前、数々のギターコンテストを総なめにし、遂には審査側に回った逸話も頷ける。

彼らの音は2ndの「俗悪」を境によりハードコアな音へと変化してゆく。
そしてそれに合わせて彼らを真似たフォロワーが世界中から現れる。

その頃になると
「ギターソロは古い!」。
または明らかにメタリックな音楽をやっているのに
「俺たちはメタルじゃない!」
と言うバンドが続出する変な風潮が出てきた。

だがPANTERAはそんな流行バンドとは違い、その音楽からギターソロは無くなる事はなく、
更には自らを「ヘヴィメタルバンド」だと呼んだことで、過去の偉大なバンドたちにリスペクトを示したのだ。

そして2000年に5枚目のアルバム「激鉄」を出した後、
ボーカルのフィル・アンセルモが新しいバンドを始めたことでPANTERAは事実上の解散に。

その後ダイムバッグと兄ヴィニーが始めたバンドがDAMEGEPLAN
忌々しい事件がおきたのは1stアルバムのツアーの最中だった…。

 

俺がPANTERAに出会ったのは高1の時。(中3の時からその野蛮そうなルックスは知っていたが)

知人に借りた2ndの「俗悪」はヘヴィすぎて、当時の俺には聞けなかった。

その約1年後の高2の時、別の知り合いからの熱い薦めで借りた
1st「Cowboys From Hell」を聴いてぶっ飛んだ!

1stは2ndに比べ音楽性が少し違う事実もあるが、きっとその1年の間にMOTLEY CRUEAC/DCMETARLLICA、ラジオ番組「Heavy Metal Syndicate」を聴き始めるようになったことで、
ヘヴィな音に慣れてきたのか、その後再び手にした「俗悪」はすんなり聴けた。

そしてやはりぶっ飛んだ!

その後手にした3rd「悩殺」を聴いたことでさらにPANTERAにハマる事に…。
(ちなみに4th「鎌首」5th「激鉄」は複雑すぎてあまり好きじゃない。聴いたのも大学に入ってからだし…)

そのハマり具合といったら、高3の夏に「Cowboys From Hell」「Walk」「Mouth For War」
をライブでカバーしたほどだ。(個人的にはもっと色々コピーした)

そんなこんなで青春時代に多くの影響を受けたギタリストだっただけに、
彼の死の知らせは非常にショックだった。

去年、彼の死を知った次の日はPANTERAのアルバムを全部聴きながら
彼の好きだったバーボンを飲んだし、彼のホームページにも追悼のメールを送った。

あれから1年経つが、俺はまだ彼の死を信じられない。

銃社会のアメリカが生んだ悲劇といっても過言ではないだろう。

安らかに眠ってほしい。


12月8日 追悼ジョン・レノン

2005-12-08 05:15:23 | JOHN LENNON

12月8日。
25年前ジョン・レノンが凶弾に倒れたことを人々は思い出すだろう。

俺自身はビートルズのCDもジョン・レノンのアルバムも持ってないし、
熱狂的なファンでもないけれど、好きな曲はいくつもある。
彼の歌心に勝るアーティストは存在し得ないと思う。

中でも1番好きなビートルズナンバーは収録の最後の曲「A Day In The Life」だ。

俺が中2の時、ジェフ・べックがカバーしていたことからこの曲の存在を知った。

メンバー4人が別々にパートを作り、それらを組み合わせて出来た曲として有名だが、
独特の哀愁のあるメロディー、それを思い出すだけで今、胸が熱くなる。

偉大な人はどうしてみな早くして死んでしまうのだろうか。

映画「ROCK STAR」の挿入歌「All Die Young」の歌詞が思い浮かぶ。

「皆、若くして死んでいく」 …と。

 


復活

2005-12-08 01:27:58 | A DAY IN THE LIFE

風邪は完治いたしました!

が、風邪の影響により54kgから50kgに体重が落ちてしまいました!

そこで「健康的に体重を増やせる方法」を募集します!

では皆さんのコメント待ってま~す!

 


風邪その2

2005-12-07 03:41:00 | A DAY IN THE LIFE

ちなみに昨日からひいてる風邪はまだ治っていない。

一度平熱に戻ったが、再び37度7分まで上昇。

それはバイトが終わってやっと気づいたのだ。

いや~仕事がはかどらないと思ったらやっぱ熱があったんだ!

いや、別に残業した言い訳じゃないですよ。

ただ人間は自然と自分の身を壊さないようにガードするもんなんだなぁと思って。

 

そして風邪のせいで54キロあった体重は今日は50キロ…(身長は168㎝)

もともとガリガリだが、これはやばい…
(ちなみに人よりは健康。筋肉が無いわけでもない)

というわけで久しぶりに奮発して豚肉を購入!

うまい、うまい。

明日の夜の分まであるから食べてすぐ眠れば体重は戻るはず!

食べてすぐ寝るぞー!!


風邪

2005-12-05 17:36:24 | A DAY IN THE LIFE

朝起きたときから体が痛かった。
でも熱は平熱…その後大学の授業が休講になったといういう知らせを聞き2度寝。
そしてまた起きた時頭がボーっとしてフラフラした。
熱も37度2分に上がってる。風邪だ。

バイトがあったが課長に連絡し休みをもらうことに。
毎度のことM課長は俺を疑うだけ疑い、ジリジリとじらして、そして10秒後あっさり休みにしてくれた。

タメて→爆発というガンズお得意のパターンはここでも発揮されたのだ。
※記事「GUNS N' ROSES その1」参照。

時間が出来てゆっくり安静にしようと思ったが、普段忙しい人は休みになったとたん普段出来ないことをし始めるのが性。それは週5でバイトしてる俺も同じ。

とりあえず今まであまり聞いてなかったCDを聴きながら、OZZにエサをやり、今は珍しくこんな早い時間にブログを書いている。
ちなみにこの後皿を洗い、洗濯をし、冷凍保存用に米を炊き、ギターの弦を変えたら、やっと安静にするつもりだ。いや、その前に何かDVDを見る可能性もある。

早く寝れたらいいなと思う。


GUNS N' ROSES その1

2005-12-05 01:31:42 | GUNS N'ROSES

GUNS N' ROSES



この伝説のバンドに出会っていなければ今の俺は違う人間になっていただろう。
このバンドとの出会いは中3の冬だった。
当時発売されたばかりの「LIVE ERA '87-'93」というライブアルバムが発売されたことが俺の人生を変える引金となることになる。

↑LIVE ERA '87-'93

GUNS N' ROSESってどんなバンド?
という今の世代の皆さんに軽く説明しよう。

1987年「APPETITE FOR DESTRUCTION」でデビューしたL.A出身の5人組バンド。数々のスキャンダルとそのロックンロールな音楽性で世界を制覇。
93年の活動停止までに5枚のアルバムを残している。

ではガンズの「すごい!」をいくつか。

1.ファーストアルバムの「APPETITE~」は現在アメリカだけで売り上げが1千万枚を超え、世界全体だと2千万枚を越える計算になるらしい。
しかも今でもこのアルバムは毎週1千枚づつ売れ続けてているらしいのだ!

2.1991年に2枚同時発売の「USE YOUR ILLUSION1」「~2」はアメリカのヒットチャートで1位と2位の同時ランクインを果たす。アメリカ国内のCDショップではあまりの人気のため発売日になった途端、午前0時から営業を始める店が続出。

3.1992年の来日では東京ドーム公演を3日間連続でソールドアウトに。ちなみにAEROSMITHが4大ドーム(東京、大阪、名古屋、福岡)を制覇して話題になったのは1999年のこと。

4.ローリングストーンズが30年以上のキャリアで稼いだのは(たしか)60億ドル。ガンズが活動休止までの6年間で稼いだ金額はそれと同等…。

彼らの音楽がどれくらい世界を魅了したか上の記事で軽くわかるだろうと思うが、そのすばらしい音楽を伝えるのに一役買ったのは「メンバーみんなが恐ろしいほどイケメン!」という事実だろう。
超テクニカル主義のシーンをロックンロールな音楽に変えた功績は非常に大きい。

彼らのルックスときたらもう…悪の集まりという感じで、全員にストリートのクールさがある。
俺やタカヤ(ロベルト)がウエスタンブーツを履いているのはもちろん彼らの影響だ。

オリジナルバンドではブーツを履きこなして再び世をあのクールだった80年代後半に戻してやろうと思う。まぁ完全にその時代の音を真似てるわけではないけどね。

ガンズについては影響を受けすぎたので何度かに分けて記事を更新しようと思う。

ちなみに今回はロック史上最高のアルバムとして知られている「APPETITE FOR DESTRUCTION」についての俺のレビューを書くことにする。ギャルメタラーの「なぎさ」さんに影響されたからだ。もちろんこのアルバムは俺にとっての人生の5枚に入る!では一曲づつ!

↑APPETITE FOR DESTRUCTION

1.Welcome To The Jungle
名作中の名作。ガンズの得意なタメて→爆発の様式美とも言うべきツボがもろに発揮されている。歴史に残るリフである。
都会とジャングルという一見関係のない2つのものを「コンクリートジャングル」という意味での歌詞の中で融合させたボーカルのアクセル・ローズの詞の世界はすごい。ちなみにこの曲のクリップでマイケル・モンロー風に逆毛を立てたアクセルに俺は惚れた…。

2.It's So Easy
ダフのベースから始まるこの曲は当時聞いたどの曲よりもヘヴィだった。今でもスタジオに入るたびジャムる曲で俺はダフのコーラスパートをいつも歌っている…。ちなみにライブでダフとアクセルが「FUCK OFF!!」のとこで一緒に中指を立てるのだが、その映像を見たときはあまりのかっこよさに鼻血が出そうになった…。

3.Nightrain
初めて聞いたガンズの曲。ライブ版だったため、その音の太さに圧倒され、衝撃を受けた。
ギターソロの掛け合いというものをこの曲のおかげで知った…。シングルとしてはあまり売れなかったが間違いなく名曲。

4.Out Ta Get Me
ガンズの中ではわりとメタルよりな曲。メインなリフをいじったりして、構成にもひねりがある。が、アルバムのほかの曲がよすぎるため、アルバムを通して聞くと若干パワーが足りないと感じるかも。

5.Mr.Brownstone
16ビートの大きなノリの曲、ここでもタメ→爆発の様式美は炸裂する。この16で刻む単音リフを思いついたギターのSLASHのセンスはスゴイ。AEROSMITHの「Walk This Way」に影響を受けた感じがある。

6.Paradise City
俺がガンズで一番好きな曲。やはりタメてタメて爆発するのだが、この曲ほどスタジアムロックの、アメリカンロックの醍醐味を表した曲は他に無い。俺にとっての永遠の名曲。この曲が持つパワーは凄まじい。

7.My Michelle
ダークなアルペジオから始まるアルバムで一番影のある曲。ドゥーミーなリフはおそらくブラックサバスの影響だろう。

8.Think About You
特に思い入れは無し…だがサビでのギターアルペジオのダビングの仕方は天才的。

9.Sweet Child O’ Mine
アメリカのシングルチャートで1位を2度も獲得した名曲。このアルバム唯一のバラードっぽい曲。このイントロを弾くことが当時のギタリストたちの流行&絶対科目であった。

10.You're Crazy
このアルバムで一番ロックンロールらしい曲。ただ俺は「GN'R LIES」収録のアコギバージョンの方が好き。

11.Anything Goes
AEROSMITH的なゆったりしたロックソング。あまり思い入れは無いが、単純明快な曲だ。

12.Rocket Queen
ダフが目立つ曲。このベースラインをコピーするため俺はしばらくベースをがんばった記憶がある。この楽器隊全員の統一感は素晴らしい。

この12曲でアルバムは終わるわけだが、聴き終わったとき、ロックンロールの歴史をすべて振り返った感覚に陥るのだ。

ガンズにであい、もうすぐ6年が経つが、いまだに俺はその中毒症状から立ち直れずにいる。それほどまでに彼らの魅力は尽きないのだ。

これほどの名作アルバムは、そしてこんなバンドはこれから先、世に出ることは無いだろう。


オフ日。ショウ君ライブ。

2005-12-04 02:08:43 | ROCK!ROCK!

今週末は珍しくスタジオもなかったので、彼女のK子と昼過ぎから天神へ向かう。

久々の二人でのデート。俺は髪を切るため一度K子と離れ、その後ZEEXで再合流。
K子は駐車してあった自転車にタイツを引っ掛けて穴を開けてしまい、新しいタイツを選んでいた…

服を見たりして、その後この日の最大の目的であるMKへ。

このために俺は朝から自分で作った野菜だけのスープしか食べてないし、K子は朝から何も食べていないのだ。

アクロス福岡のMKに到着し、早速注文開始。
俺は「これが今月最後の贅沢だ」と、給料が入って4日目にして早くも腹をくくり、食べ放題コースで大量に注文。
大食いの俺はかなり食べ、すぐに腹いっぱいになったが、甘いものは別腹な俺はデザ-トも3種類食べ、ドリンクも4回頼み、元を取ることにおそらく成功。
その後食べすぎで20分ほど席を動けなくなるが、それでもいい。俺の血となり肉となるのだから…。

MKで食べ放題終了後、K子を先に家に帰らせ、以前から約束してたあるライブを見にライブハウス「BLACK SHARK」へ向かう。

今回見るのはD.U.S.Tのドラム、ショウ君のオリジナルバンドだ。
BLACK SHARKの前に着くとショウ君発見。そしてD.U.S.Tのギターの岡部さんが店の中から登場。

ショウ君にチケットをもらい、少しするとD.U.S.Tのもう一人のギターのミッキーさんも登場。1週間ぶりの再会で少し話をし、開場時間になったのでお店の中へ。

ん…見たことのある人が何人もいる…。そう、この日のイベント名は「ZEROライブ」。去年の6月に俺が当時のバンドで参加したイベントの続編だったのだ!

過去一度しか会ってないが、懐かしい人たちと再会した。
みんな俺のことを覚えててくれたのでちょっと感動。

マスターのフェリーさんと挨拶を交わし、遅れてきたD.U.S.Tのベーシスト「キングE」さんにも挨拶をし(まだ小さな娘さん2人が同席)、ショウ君のオリジナルバンドのライブが始まる。
音楽的にはパンク。このショウ君、過去に俺のバンドでサポートドラムをやってもらっていたのだが、その時より遥かに上手くなっている。先週のD.U.S.Tのライブの時にも感じたのだが、リズムキープに関しては感心させられる程だ。特にここ半年の急成長は目を見張る。
ただ、シンバルを叩くときに少々モタっていたのが気になったが、ライブが進むにつれて、それもどんどんよくなっていった。ドラムを始めてまだ数年ということもあるのでこれからの成長が楽しみだ!

↑ショウ君のバンド。真ん中がショウ君

ショウ君のライブが終わった後、岡部さんとミッキーさんと近くの居酒屋へ。
ライブの打ち上げ等で大勢で飲んだことは何度かあったが、実はこの3人だけで飲むのは初めて。
ギタリスト3人、「本物のロック談義」で各世代のギタリスト論等をじっくり話した。

この時、実は岡部さんに飲み代をおごってもらったのだが、俺はMKのおかげで食べるものが何も喉を通らず、レバ刺し一切れで終了し、後は飲み物だけ頂くことに…

↑左:ミッキーさん。右:岡部さん。

BLACK SHARKにもどると最後のバンドの演奏していた。
それが終わると片付けが始まり、お客さんも帰り、イベント終了…なんかじゃない!
俺たちの時間だ!!

岡部さんが待ってましたとばかりにDJブースへ直行し、今回のイベントでは絶対かかることの無かった

HR/HMのオンパレードが始まる。
それに合わせ、俺も含めてみんな歌うわ歌うわ。

↑真ん中がマスターのフェリーさん。

歌うだけでは物足りなくなったとこでフェリーさんがギターを用意してくれた。
そして俺とミッキーさんは交代でギターを弾くことに。この時BGMにあわせて俺が弾いたのはAC/DCの「BACK IN BLACK」やエアロの「EAT THE RICH」とOZZYの「CRAZY TRAIN」などなど。
ミッキーさんはジューダスの「ERECTRIC EYE」やSKID ROWの「MONKEY BUSINESS」、RAINBOWの「KILL THE KING」などで攻める。

↑ミッキーさんの火を噴くギター!


途中何曲かチューニングがちがったため、俺もミッキーさんも困るシーンがあったが、「ロックの問題集」を解いてるみたいで楽しかった。

終電の時間が近づいたため俺はBLACK SHARKを後にし、今ブログを書いているわけだが、MKから10時間近くたった今、いまだに満腹で何も入らない…。

最後に、酒をおごってくれた岡部さん、ミッキーさん。本当にありがとうございましたー!
ショウ君、機会があればブルースセッションしましょう。

今日俺はさらにやる気になったんで、今からギターを持って、トイレにこもります。ではまた。

 


ギター講座

2005-12-01 15:26:26 | ROCK!ROCK!

大学のレポートを寝ずにこなし、38時間起きたとこで眠り、14時間たって起きたのが本日の朝10時。それから部屋を少し部屋の片付けをし、昼1時から弟子のAkinobuに約束してたギター講座を開始。

前回の講座で課題曲にしていたAC/DCの「BACK IN BLACK」を二人でジャムりながら細かいニュアンス、ミュートやポジションを教えていく。

これが自分の練習になるだけでなく、AC/DCは本当に簡単でいいリフを書くなーと実感&関心。

俺もこんな曲が書きたいと思いつつ講座終了。

以上寝すぎてボーっとしてる俺が今日感じたことでした。