昨日に引き続き今年行ったライブのレポート。今回は2つ同時に行って見よう~。
5月14日 ZEPP福岡
JUDAS PRIEST
2階席からの観戦だったが、確かにこの目で復活したメタルゴッドを目撃!
1曲目、The Hellion~Erectric Eyeのメドレーはやはり最強!
最初から鳥肌立ちっぱなしだったよ!ステージ中央にある目の中から現れたメタルゴッドは色んなとこから出てきたり引っ込んだりでまるでもぐら叩きのよう。
しかし50代半ばとは思えないほど衰えの無いロブの声は圧巻…。
ロブの声で一般的に特筆されるのはそのハイトーンボイスだが、俺は彼の中音域の独特の太い声にこそ最大の魅力を感じるのだ。
そして伝説のツインギターの二人、K.K.ダウニングとグレン・ティプトン二人も見ることが出来たので大満足。
スタンディング席でライブを見ていたD.U.S.Tの岡部さんいわく、グレンを見て
「俺の親父みたいな老人がギターを弾いてる!すげえ!」との事だった。
俺が大好きな「A Touch Of Evil」と「Painkiller」はやはり最高!
Judas Priestには音楽のジャンルを超えた普遍的な音楽のかっこよさがあるのだ!とつくづく感じた。
俺はロック開拓期の高1の時にロブのソロバンド「HALFORD」を聴いて以来、そのヘヴィメタル然としたサウンドに虜になり、掘り下げて行ってJudas Priestを聴くようになった。
特に高校の時初めて「The Hellion」を聴いた時の衝撃は凄まじかった。(HALFORDのライブ盤の音源だったが)
ここでも自分の人生を振るわせた伝説に出会ったわけだが、今回その姿を拝めた感動は計り知れない…。
こんな年齢でもちゃんとニューアルバムを作ったメタルゴッドの再来日を期待する!
5月25日(水) 福岡ドラムロゴス
HANOI ROCKS
これまた高校の時から聴いているフィンランド出身の伝説のロックンロールバンドの来日!
胸に期待を抱きいざ開場へ!
ステージから5mくらいの位置で観戦したけど、マイケル・モンロー最高!
あんなお茶目でセクシーでド派手な40代の男を、俺はかつて見たこと無い!
アンディ・マッコイはやはり見たまんまの壊れキャラで、MCじゃ声がヘロヘロ、マイクスタンドの金属部分をボトルネックの代わりにして弾くなどパフォーマンスは素晴らしいね!
しかし友人のKO-SUKEそっくりだ…。
新ギタリストのコニー・ブルームはそんな無茶苦茶なアンディを支える影の役者という感じ。
ルックスも最高。ステージにいる時に何度も目が合ったが、その度何度もにらまれたっけ…。
曲で言えば「Highschool」、ジャムから発展した「Million Miles Away」は輝いてたね~。
ただ他の曲が似通ったのが多くて俺としては退屈に感じた瞬間もチラホラ…。
何はともあれ、このライブも楽しめました。
終演後、出待ちをしている時にアンディの奥さんのアンジェラを目撃。
控え室出口の階段の鎖に引っ掛かってスタッフに助けられていた…。
機材運搬のため開場の運搬口が開放され中が丸見えになったが、中でアンディとマイケル以外のメンバーが自然すぎるほど普通にスタッフと会話をしていたので出待ちのファンも声を出していいのか困惑していた。
そしてロゴスの2階の窓に目をやると、何とそこには
「自分の衣装を整え、キチンと衣装袋に入れ、ハンガ-にかける庶民的なマイケル・モンロー」の姿が!
それを見ていたファンはみんな「マイケル偉いねー」と声を漏らしていた。
生ける伝説の彼らを見れて俺は悔いは無い!!
僕にHMの道を明示してくれたのは高校2年の時の数学Bの先生で、彼は今では椎名林檎コピーバンドでリズムの屋台骨を支える相方です。
その先生が「メタルならこれだよ~ん」とノホ~ンと貸してくれたのはJudasの「Painkiller」とMaidenの「Best Of The Beast」とMANOWARの「Louder Than Hell」「Sign Of Hammer」でした。うーん、メタルだ。
Iron MaidenとMANOWARはパワーメタルでしたが、この中においてJudas Priestは別格でしたね。
スラッシュ!捨て曲無し。すごいすごい。
以来Judasは「Defenders~」「Screaming~」を聴きましたが、結構バラツキが....「Painkiller」の完成度の高さを思い知らされました。
そしてロブの年齢とその頭がやや尖っている理由(笑
最新作「Angel~」も勿論買いました。リアルタイムで初めて買うJudasの新譜。期待通り、でした。
ややミドルテンポに落ち着いた感はありましたが、僕はコテコテなスラッシュよりもミドルの方が好きなんで.....
付属していたDVDのインタビューが凄かったです。もうね、本当に聖人ですよ、この人は。
ライヴ映像は「ELECTRIC EYE」と「METAL GODS」の闊歩加減が面白かったです。(笑
どうも、Kです。
メタルのハイライトのひとつとして、2つのギターを絡めたフレーズがあると思うんですよ。よ!
リズムギターとリードギターではなく、両リードでのハーモニーがウリなものがある種のメタルの定義かな?とも思えます。
Judas Priest
Iron Maiden(今はトリプルですが....)
HELLOWEEN(カイ&ヴァイキー+キスクの声=守護神伝)
sex MACHINEGUNS(メジャー初期は1本ですが)
聖飢魔II
Deep Purple(例外)
まだありそうですが、とりあえず。
特筆はDP。
ご存知ギターは魔神ブラックモアだけ(ボーリンもよかったけどなぁ....)ですが、ロードのオルガンは最早ツインリードといっても過言ではなかったと思います。
「MACHINE HEAD」のバッキングの聞こえてる部分って殆どロードがやってるんですよね。
DPの曲って、だいたいどの曲もベースが高い位置にあるんですよね。多分ロードがいたからそれは可能だったんだと思います。
それで行ったら、Rainbowはかなりブラックモアが前に出てきてたな~と振り返る訳でありますよ、隊長。