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まさおレポート

バリ島奇談 ドウクン

10年ほど前の話になる。アユはバリ滞在中の我が家のベビーシッターだったが同時にホワイトマジックを使う霊能者でもあった。我が家にアユがやって来た当時は彼女が霊能者であることを知らなかったがふとしたことで彼女にその能力があることを本人の口からきいた。もちろん半信半疑だが全否定することもなくそんなものかなというくらいの気持ちで、特に深く信じていたわけでもなかった。

彼女がジャカルタからバリ島にやってきたのは2005年の10月3日のことで、この年10月1日にはバリ島でテロが起きていてそれでバリ島にやってきたという。
なぜテロ事件と彼女がバリにやってきたことが関係するのかと不審にお思いだろう。

ブラックマジック(黒魔術)を取り除く術、つまりホワイトマジックを操れるものはドゥクンと呼ばれるが彼や彼女たちをテロ事件の解明のためにバリ警察が集めているという噂をドウクン仲間から聞きつけてバリにやってきたのだという。

オーストラリアの著名な霊能者が2005年10月21日と11月10日に自爆テロが起きる危険性があると指摘した。特に10月21日はサヌールが危ないと予言したという。そんな予言が流布される土壌なのでテロ事件の解明のためにバリ警察がドゥクンをジャワから集めるという話も信憑性を帯びてくる。日頃から捜査に協力している歴史があるのだろう。

村長、議員、歴代大統領などの有力者たちもドゥクンを身近に置いていると言われる。ある女性のドゥクンはジャワ島ボゴール近くの出身で長くバリに住んでいる。2005年10月21日自爆テロの直後に警察から呼び出されたと述べる。多くのドゥクンが集められていて捜査にに強力するように依頼されたとのことだ。ドゥクンのアドバイスで、自爆犯が犯行直前まで住んでいたデンパサールの安アパート急襲したがすでに誰も住んでいなかったとの詳細な話までが付け加えられている。
 

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