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マイケル・ブレツカー氏が死去。

2007-01-15 17:29:45 | Weblog
 M・ブレッカー氏死去 米ジャズ・テナーサックス奏者 | エキサイトニュース


 アメリカのトップサックスプレイヤーのマイケル・ブレッカー氏が13日に白血病でなくなったというニュースを、昨日の深夜のNHK BSニュースで見た、マイケル・ブレッカーが病気と言う事も知らなかったので突然すぎる印象を受けた。

 私もファンとは言いがたいが、「ブレッカー・ブラザーズ」をはじめGRPのソロアルバムなど10枚位のCDを所有していて、一度だけコンサートで生のプレイを拝見したことがある。

 そのコンサートは1991年発表の「クラウス・オガーマン フューチャリング マイケル・ブレッカー」のCD発売に合わせて五反田のゆうぽうと簡易保険ホールで行われたコンサートの時に見た。

 まずクラウス・オガーマンの説明から、A.C.ジョビンやボサノヴァのストリングスのアレンジをはじめ、ジョージ・ベンソンやマイケル・フランクスなどのトミー・リピューマのプロデュース作品のストリングス・アレンジの他、トミー・リピューマのプロデュースで自身のアルバムも出していて、最近ではダイアナ・クラールのアルバムのアレンジを手がけているドイツ出身の編曲家。

 このコンサートはオーケスラとジャズバンドとのコラボレーションで、サイドギターにはパット・メセニーの姿もあり、華やかなコンサート。

 ただこの時のコンサートの残念な事が一つあった、コンサートも終了しステージに花束を渡そうとファンが多数殺到したのだが、全員がパット・メセニーに花束を渡し、主役であったマイケル・ブレッカーには一つも花束が無かった事、その時のマイケルの寂しそうな顔を今でも覚えている。

 そんな遠い記憶の中、マイケル・ブレッカーは天国に旅立った、そんな折にマイケル・ブレッカーも好きだったジョン・コルトレーンの妻アリス・コルトレーンも12日に亡くなったのには、何か因果を感じさせられた。

 天国に旅立ったマイケル・ブレッカーのご冥福を祈ります。


マイケル・ブレッカーを偲んで、数々の名演を残したCDを紹介。