氷河の世界にすっかり魅せられました!!!
10月22日朝10時。目の前にドドォーンと、ペリト・モレノ氷河が姿を現した時は、さすがに言葉を失った。
「スゴイ、何これ。。。」
数万年という想像できないような長い期間を経て、創りあげられた迫力満点の氷は、これまで見たこともない不思議な風景で私たちを圧倒した。
氷河は、雪が降り、その雪が融ける前にさらに新しい雪が上に積もり、積み重なった雪の重みで雪が押し固められ、氷へと転身していった結果だ。でも、一体全体どうしたらこんなに大きな氷床が出来るのか?誰だって、自然界のとてつもない大きな時間の流れをこんな風に見せつけられたら、言葉を失っちゃうんじゃないかな。湖面からの高さが約60m、幅は5kmもの巨大氷なのだ。
スゴイ氷河の景色に惹き込まれていたら、突然“ゴゴゴォー”と地響きをたてて目の前の氷塊が水中へ崩れて落ちた!氷塊は低音を響かせながら水中に沈んだ後も、冷たい水の奥深くから“ブクブクブク”と大きな泡をたてて水面を揺らし、音を辺り一面に響かせる。全ての音が、氷河と氷河の隙間にぶつかりながら響き渡るせいか、共鳴してモノスゴイ音なのだ。
文ちゃんも私も、そして一緒にツアーに参加したタクヤ君も、氷河の営みを前に一言も発せずにいた。
全てがまさにスローモーション。全ての音が水中と氷の奥に消え、再びシンとした静けさが戻ってきてやっと我に戻る。そして、今度はじわじわと感動と嬉しさが体中に広がって、にやけてくる。
氷河は真っ白ではなく、白の中にキレイな爽やかブルーが輝くたまらない美しさだった。皆さんはアイスキャンデーの「ラムネ・バー(orラムネアイス)」をご存知だろうか?ラムネ・バーを食べ忘れて、冷凍庫に1年くらい入れっぱなしにしておいたら、氷河の色に少し近くなるんじゃないかな。
巨大なラムネ・バーに、太陽の光がキラキラと反射するさまは、とても不思議で、私たち2人の口から出た言葉は「一度でいいから舐めてみたいなぁ、氷河、、、」だった。
そうするには、氷河の上に行かなくっちゃいけない。実際に見てみるまで、氷河の表面は平らなんだと思っていた。でも目の前の氷河は、亀裂の連続で、その表面も険しく、歩くなんて離れ業だ。
それにたった今、目の前でみぞれの様であろう冷たい水中に氷河が崩れ落ちるのを見たばかりだ。そんな端っこは歩かないまでも、足を滑らせて氷間に落ちたら、現地の人いわく、そこで「チャオ(さよなら)」だという。
でも、「歩いてみたいなぁ」そんでもって「舐めてみたいなぁ」と思っていたら、ついに10月25日そいつが実現した!
(写真:ペリトモレノ氷河にて)
......(2)へ
10月22日朝10時。目の前にドドォーンと、ペリト・モレノ氷河が姿を現した時は、さすがに言葉を失った。
「スゴイ、何これ。。。」
数万年という想像できないような長い期間を経て、創りあげられた迫力満点の氷は、これまで見たこともない不思議な風景で私たちを圧倒した。
氷河は、雪が降り、その雪が融ける前にさらに新しい雪が上に積もり、積み重なった雪の重みで雪が押し固められ、氷へと転身していった結果だ。でも、一体全体どうしたらこんなに大きな氷床が出来るのか?誰だって、自然界のとてつもない大きな時間の流れをこんな風に見せつけられたら、言葉を失っちゃうんじゃないかな。湖面からの高さが約60m、幅は5kmもの巨大氷なのだ。
スゴイ氷河の景色に惹き込まれていたら、突然“ゴゴゴォー”と地響きをたてて目の前の氷塊が水中へ崩れて落ちた!氷塊は低音を響かせながら水中に沈んだ後も、冷たい水の奥深くから“ブクブクブク”と大きな泡をたてて水面を揺らし、音を辺り一面に響かせる。全ての音が、氷河と氷河の隙間にぶつかりながら響き渡るせいか、共鳴してモノスゴイ音なのだ。
文ちゃんも私も、そして一緒にツアーに参加したタクヤ君も、氷河の営みを前に一言も発せずにいた。
全てがまさにスローモーション。全ての音が水中と氷の奥に消え、再びシンとした静けさが戻ってきてやっと我に戻る。そして、今度はじわじわと感動と嬉しさが体中に広がって、にやけてくる。
氷河は真っ白ではなく、白の中にキレイな爽やかブルーが輝くたまらない美しさだった。皆さんはアイスキャンデーの「ラムネ・バー(orラムネアイス)」をご存知だろうか?ラムネ・バーを食べ忘れて、冷凍庫に1年くらい入れっぱなしにしておいたら、氷河の色に少し近くなるんじゃないかな。
巨大なラムネ・バーに、太陽の光がキラキラと反射するさまは、とても不思議で、私たち2人の口から出た言葉は「一度でいいから舐めてみたいなぁ、氷河、、、」だった。
そうするには、氷河の上に行かなくっちゃいけない。実際に見てみるまで、氷河の表面は平らなんだと思っていた。でも目の前の氷河は、亀裂の連続で、その表面も険しく、歩くなんて離れ業だ。
それにたった今、目の前でみぞれの様であろう冷たい水中に氷河が崩れ落ちるのを見たばかりだ。そんな端っこは歩かないまでも、足を滑らせて氷間に落ちたら、現地の人いわく、そこで「チャオ(さよなら)」だという。
でも、「歩いてみたいなぁ」そんでもって「舐めてみたいなぁ」と思っていたら、ついに10月25日そいつが実現した!
(写真:ペリトモレノ氷河にて)
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