悪魔のノド笛以外の滝だけでもものすごい迫力で、3人とも大満足だったが、悪魔のノド笛を見ずして、イグアスの滝を去ることは出来ない!ということで、イグアスにもう一泊することにした。そして2日目、晴れ上がった青空の中「閉鎖が解かれていますように」と祈りながら国立公園に向かったのだ。
私たちの顔を覚えていたチケット売りのおばさんが、私たちが聞く前に「今日は見られるわよ!」と笑顔でウインク。「やったぁーー!」一気に3人とも笑顔になる。走るようにして「悪魔のノド笛」を目指す。
滝に向かう私たちを、昨日はいなかったキレイなレモン色やブルーの蝶々たち道いっぱいに、そして空中いっぱいにヒラヒラと舞い歓迎してくれる。蝶は急ぎ足の私たちに「まぁ、そんなに焦らなくても大丈夫よ」とでも言わんばかりに、ヒラヒラと優雅に舞い、私たちの歩みをペースダウンさせる。そうでもしないと知らずに蝶を踏んでしまいそうなほどたくさんの蝶が舞っていたのだ。
初日は水量過多のため1日待たされたが、そのお陰で最大水量ともいえるだろう悪魔のノド笛とついにご対面だ!
1時間ほど、滝口へ向かって流れる幅広の川上の歩道を歩く。川の流れは意外にもゆったり穏やかで驚かされる。ずいぶん歩かされるなぁ、と思いはじめた頃、急に目の前に不思議な見たことのない光景が広がった。
川がそこで切れているというか、折れていると表現すればよいのか、とにかく突然川が姿を消し、それまでの穏やかな空気が一転、腹に響くような「ウゴォオォー」という音と共に80m下へ途切れなく落下しはじめたのだ。あまりの落下スピードの速さについていけないのか、水しぶきが空中で静止しているようにも見える。大迫力の二段滝はまさに「悪魔のノド笛」の様相なのだ。
轟音の水しぶきが太陽に反射して、落ちる水の塊には七色の虹があちらこちらにかかり、しばらくはその自然美にため息続きで誰も口をきくことが出来ない。しばらくして、滝に吸い込まれそうになりながら飛ぶ面白い鳥がたくさんにいることをあぜっちに教えられて気付く。
あまりにすごい光景だったせいか、視覚が目の前のパノラマを感じ取って処理しきれない、という状態だったかもしれない。頭がボォーっとして、立ちつくしてしまう感じ。
「悪魔のノド笛封鎖」を1日目に公園入り口で知った時は、「そんなアホな、、、」とがっくりしていた私たちだったが、そのお陰で2日に渡り素晴らしい「イグアスの滝国立公園」心行くまでを堪能できたと言えるだろう。そして、この大迫力の自然美を友人あぜっちと共有でき、私たちの大切な思い出がまた1つ増えたのだ。
(写真:やっと見られた! 念願の悪魔ののど笛)
(11月25日、くみこ)
私たちの顔を覚えていたチケット売りのおばさんが、私たちが聞く前に「今日は見られるわよ!」と笑顔でウインク。「やったぁーー!」一気に3人とも笑顔になる。走るようにして「悪魔のノド笛」を目指す。
滝に向かう私たちを、昨日はいなかったキレイなレモン色やブルーの蝶々たち道いっぱいに、そして空中いっぱいにヒラヒラと舞い歓迎してくれる。蝶は急ぎ足の私たちに「まぁ、そんなに焦らなくても大丈夫よ」とでも言わんばかりに、ヒラヒラと優雅に舞い、私たちの歩みをペースダウンさせる。そうでもしないと知らずに蝶を踏んでしまいそうなほどたくさんの蝶が舞っていたのだ。
初日は水量過多のため1日待たされたが、そのお陰で最大水量ともいえるだろう悪魔のノド笛とついにご対面だ!
1時間ほど、滝口へ向かって流れる幅広の川上の歩道を歩く。川の流れは意外にもゆったり穏やかで驚かされる。ずいぶん歩かされるなぁ、と思いはじめた頃、急に目の前に不思議な見たことのない光景が広がった。
川がそこで切れているというか、折れていると表現すればよいのか、とにかく突然川が姿を消し、それまでの穏やかな空気が一転、腹に響くような「ウゴォオォー」という音と共に80m下へ途切れなく落下しはじめたのだ。あまりの落下スピードの速さについていけないのか、水しぶきが空中で静止しているようにも見える。大迫力の二段滝はまさに「悪魔のノド笛」の様相なのだ。
轟音の水しぶきが太陽に反射して、落ちる水の塊には七色の虹があちらこちらにかかり、しばらくはその自然美にため息続きで誰も口をきくことが出来ない。しばらくして、滝に吸い込まれそうになりながら飛ぶ面白い鳥がたくさんにいることをあぜっちに教えられて気付く。
あまりにすごい光景だったせいか、視覚が目の前のパノラマを感じ取って処理しきれない、という状態だったかもしれない。頭がボォーっとして、立ちつくしてしまう感じ。
「悪魔のノド笛封鎖」を1日目に公園入り口で知った時は、「そんなアホな、、、」とがっくりしていた私たちだったが、そのお陰で2日に渡り素晴らしい「イグアスの滝国立公園」心行くまでを堪能できたと言えるだろう。そして、この大迫力の自然美を友人あぜっちと共有でき、私たちの大切な思い出がまた1つ増えたのだ。
(写真:やっと見られた! 念願の悪魔ののど笛)
(11月25日、くみこ)