Fukumaru野鳥観察日記

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ノドアカツグミ♀か否か2023/02/26~2023/02/27

2023-03-17 20:37:08 | 野鳥

ノドアカツグミが見られるとの事で出かけてきました。とても綺麗な野鳥で沢山撮影して帰りましたが、後日知人から連絡があり、「あの個体は雑種♀やで。」との事でした。私は初めて見る鳥だったのでその時は何とも言えませんでした。気になったので色々調べてみた結果、※ノドアカツグミ♀としました。

※何時もながら独断と偏見での識別故、間違い等が有りましたらお知らせ頂ければ幸いです。宜しくお願い致します。

 

1Y♂/♀(すべての齢):喉は汚白色で、淡い赤褐色味があるだけである。喉の両側に暗色の顎線があり、様々な程度に赤褐色の羽が混じる個体もある。

2Y♂/成鳥♀:腮と喉の大部分は汚白色で多少赤褐色味があり、赤褐色の羽がまばらにあるか、または喉の広範囲に赤褐色が広がっている。しかし羽の先端と基部は白色みが有り、一様な涎掛けとまではならない。

2Y♀:2Y♂および成鳥♀と同様(したがって2Y♂と判別できないことが多い)、または胸が淡色で、赤色と暗色の縦斑が散在するだけである。

※喉の中央部は必ず汚白色である。脇には汚白色に少数の不明瞭な灰色みのある斑、赤褐色の斑は無い。側胸には暗灰色と赤褐色の斑の混合。

 

成鳥:すべての大雨覆は模様が一様で羽縁と先端はオリーブ色味のある灰色

1Yと2Y春:通常大雨覆が数枚か多ければ7枚までが未換羽で羽縁と先端は内側の換羽後の羽よりの少し淡い汚白色。大雨覆と三列風切の先端に白色の楔形の斑があることもあり、あれば良く目立つ。下尾筒は白色または一様な淡バフ白色。

 

下雨覆と腋羽は程度の多様な赤褐色味がある。ピンボケ写真で分かり辛いと思います。同じような写真を以下にも貼っております。尾羽裏面は赤褐色味の灰色バフ色。

 

下雨覆と腋羽は程度の多様な赤褐色味がある。ピンボケ写真です。ご容赦を。

 

下尾筒は白色または一様なバフ白色。

 

参考文献:文一総合出版 ヨーロッパ産スズメ目の識別ガイド Lars Svensson著 村田健 訳 尾崎清明・茂田良光監訳 文一総合出版 鳥くんの比べて識別!野鳥図鑑670第2版 永井真人著 茂田良光監修