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伊豆へ vol.3(三島編)

2009-09-26 09:43:33 | 
2日目。初日にこの旅行中に観ようと思っていたところのほとんどを観てしまったので、午前中に三島に戻った。

伊豆国一宮にして延喜式内社、頼朝の崇敬も厚かった三島大社に行く。
建物自体はみな後世の再建であり、史的な関心をそう惹かれるものではないが、広大な敷地に広がる雰囲気は、折からの好天とあいまって清々しいものを感じさせる。

宝物館へ。早雲以下、後北条氏や家康の書状が展示され、歴代の為政者からの手厚い保護下にあったことをうかがわせる。

もっとも興味深かったのは源頼家直筆の経文。きわめて端正な達筆で、武門の総帥、というイメージとはかけ離れた筆跡である。
頼朝以下の源氏嫡流は、土着の勢力を率いて関東から革命を興した一族、というより、北条氏はじめ土着の勢力に担がれた落剝貴族、というのがやはり実態に近いのでは、と思わされた。



この日は祭らしく、外に出た頃には社頭に神輿が据えられていた。



市立公園「楽寿園」。駅至近に、これだけの緑は貴重。この街は歩くには気分がいい。


今回の小旅行。それなりに楽しめたがなんといっても運慶を見損ねたのは残念。
しかし「運慶全点踏破」、意外に難しいことを確認できた。数点を除くすべての作品が寺院にあるということで、事前の下調べを綿密にせねばならない。
今回の第一回遠征は失敗したが、今回アクセスは確認できたので、次回願成就院を訪れるときは日帰りできそうだし、この失敗のお蔭でなんだか逆にモチベーションも上がってきた。懲りずに第2回を企画しよう。



~郷土の星 豊真将関&豊響関(勝手に)応援コーナー~
《昨日の豊真将&豊響》

○豊真将(7勝6敗)  上手投げ   ●高見盛(6勝7敗)  
●豊響 (5勝8敗)  引き落とし  ○朝赤龍(4勝9敗)

豊響関、負け越し。残念だが、来場所までに肩の故障を治し、巻き返してもらいたい。
豊真将関は勝ち越しまであと1番。今日はすでに勝ち越しを決めている嘉風関との対戦。
頑張れ!

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