チーム弁慶

名はマルと申す
よろずの釣り
貧乏釣法をめざしておる。
たいくつな毎日に幸あれ。

イナバウワーの嘆き

2006年02月22日 | Weblog

イナバウワー ?
何それ?
どんな技?
荒川静香の名前が出で来るとかならず一緒に聞く言葉だ。
なんかかっこよくて凄そうな呼び名だ。
少し調べてすぐにわかった。
あの後ろに反り返って横に滑る技だった。


48年も前に西ドイツのイナバウワーって選手が使った技だったらしい。
荒川は今、その使い手としては世界一だ。
彼女の超柔軟な体とたぐい稀なバランス感覚によって
人々を魅了してきた。

ところがなんと、
新採点基準では
なーんも関係ない
というではないか。

ビックリ驚愕である。
イナバウワーが加点の対象ではないらしい。
だんだん彼女を見る目が変わってきた。

得点にがんじがらめのプログラムを捨てて、
荒川静香らしさで審判員でなく観客へアピールする。

なかなかやるではないか。
これこそ日本人がこよなく愛する
フィギアスケート道である。

しみったれた採点なんかほっておいて、
思いっきり美しい演技を見せておくれ。
マルは君を応援しているぞ


レンコンの花

2006年02月22日 | Weblog



最近、北島の現場に毎日通っている。
近くにレンコン畑があって、無人販売所がある。
一袋200円で、前を通るたびに気になっていた。
今日、買ってみた。

もともとマルは硬いだけで、歯も立たない味もない
レンコン大嫌いであった。
一度、レンコン畑の農家の人にいただいた新鮮な
やつを食べて、すべてが間違いだったことに気がついた。
とにかく、粘りがあって甘くておいしかった。
かなり分厚く切ってもスコスコ歯がとおる。
その日から大好物になった。

この200円のレンコンの天ぷらも例外でなくやはりおいしかった。
なのにコンビニ弁当に入っているレンコンは
はっきり言って人間の食べ物ではない
最近ぐらついている歯がいまにもこわれそうなくらい硬い。
種類も色々あるのかもしれない。

蓮の花の根っこがレンコンであることも
田舎にいたときはしらなかった。
穴を覗くと先が見通せるので縁起がよくて、
おせち料理にはかかせないそうである。

蓮の花は泥から生まれるが、
泥に染まらず美しさ保つということから
けがれのないお釈迦様の教えにたとえられている。

今の社会に染まらず、きれいなままで生きてゆけるなら
そんなに幸せなことはないのだが。。。

マルはいまだ泥の中から顔も出せずにいる。