リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

CRC大会に参加

2024年05月01日 | 長沼・伊豆沼・内沼
 自分の年を考えるようになってくると,先では行ける保証もないので,思い切って,今回CRCの大会に参加しました.

 日頃,タックル等でお世話になってるcarproadさん主催.オーナーとはタックルのこと等,電話でお話したことも有り,東北地方での鯉釣りも経験もないものの,釣友のTさんと一緒に行くことになり,少し安心しての釣行になりました.

 私の自宅からだと車の走行距離が900kmくらいなので,車の運転もハードな距離なので,以前,経験のある,ベテランのアングラーのアドバイスを思い出し,フェリーの利用を考えました.

24日(水)昼過ぎに自宅を出発.午後7時名古屋港出発,平洋フェリー「いしかり」を利用
25日(木)午後4時半仙台港到着.その足でcarpreoadショップへ.仙台のホテル泊,
26日(金)朝から長沼,伊豆沼,内沼のポイント探索.
27日(土)から竿を出し,車中泊
28日(日)朝5時大会開始,車中泊
29日(月)11時に納竿,12時までに検量.その後表彰式
という計画でした.帰りのフェリーか陸路かについては.,フェリーの利用後に考えることに.結果的には陸路で帰ることに.

 さて,24日のフェリーは夕方5時から乗船手続きなので,少し余裕をもって名古屋港に午後4時ごろに到着.実質初めてのフェリー利用で,要領もわからないまま案内に従うだけです.乗船するまでに車に乗って1時間ほど時間がかかりますが,船に乗ってからは時間を持て余すくらいです.
 
船内は広く,食事も悪くなく,強いて言えば,時間をいかに過ごすかは,ある程度事前に考えておく必要があったかなと.海の上を行くので,電波が届かないので,スマホの利用が制限されます.
  
 適当に時間を過ごし,海からの景色も堪能して,翌25日の午後4時半まで21時間の船旅を満喫しました.25日の朝,少し船酔いをしたので,少し今後の検討課題の一つです.料金は名古屋から仙台まで20000円です.車での高速料金,ガソリン代などと比較しても安いです.車だと25000円ほどかかります.

 仙台港に着いて,そこから車で下船ですが,乗る前とは大違いで10分ほどで下船でき,びっくりでした.その足で,carproadさんのお店に直行.お店では,オーナーや店長と鯉釣り談議に花を咲かせました.その主な内容は,ポイントの様子が中心ですが,初めての我々にも親切で,こちらからする質問にも丁寧に答えていただき,感謝以外の何物もありません.1時間ほど,お店で過ごし,その後,ホテルにチェックインして夕食.ホテルの敷地内に食事するところもあり,助かりました.ホテルは「スマイルホテル仙台泉インター」で素泊まり5000円也.

 翌日26日は,ホテルを出て高速のサービスエリアで食事を済ませ,carproadさんで頂いたポイントマップを参考に伊豆沼,内沼,長沼の順でポイント探索開始です.
伊豆沼
内沼
長沼
 どの沼も水深1m以下の浅い沼で,底は泥.このことは知らなかったので,最初は驚き,軽いオモリが必要ではないかと思ったりしながら,実際にオモリを付けて,底探りをしながら1日かけてそれぞれのポイント見て回り,内沼に入ることに決め,近くのホテルに泊まることに.ホテルは「ホテルルートイン登米」で,1泊朝食付き,5700円.

 一緒に行ったアングラーのTさんは,そのポイントに,翌日,他の人が入るかもと心配して,深夜にそのポイントに向かって釣り座の確保を計画.しかし,すでに釣り場には,我々が底探りをした後に,山形のアングラー達が入っていて,結果的に27日の朝に,少し距離をとって,間に入ることになりました.挨拶をして,お互いの健闘を誓っての釣り開始です.28日の開始までにフィーディング等を行い開始に備えます.
アウトランダーPHEVとONETIGRISテント


 28日の早朝4時過ぎ,少しづつ明るくなり始めるころに車から起き出し,5時に釣り開始です.その直後から両端の山形のアングラーに当りが連発して,煽られている感じの状況の中,8時ごろからアタリが出始める.10㎏がエントリーサイズらしいと聞いていたので,それを目指しての戦い開始です.80㎝クラスの鯉が食ってきた直後,打ち返してテントに戻る前に30秒もしないうちにヒットしたのが今回エントリーした鯉でした.

 長さは91㎝で,重さは11㎏弱.早速キープ.しかし,水深が足元では30㎝位で,キープしていても背中がはみ出すくらいなので,鯉にはストレスがたまる気がして,終了まで何回もスリングの位置を変えながら魚にダメージがかからないように苦労しました.

 結局終了時刻までに90台3本を頭に合計11本ほど取り込むことができました.本数的には満足できましたが,大きさ的には課題を残した結果になりました.

 検量会場まで,この鯉をマットとスリングで保護しながら運んでいき,検量すると,抱卵していた卵を殆ど吐き出し,スリングの中は卵だらけの状態で,魚体はお腹がしぼんでいる状態で,検量結果は8.7㎏で,2㎏程体重が減っていました.残念ながら入賞には至りませんでしたが,ポイント探索から一連の釣り状況を体験することで,初めての東北の釣りのイメージも掴め,特に初めてのポイントを目と足で確かめながらの釣行は今後に生かせる経験になりました.特に浅場でキャスティングではサイドスローが必要になり,遠投ばかり意識のアングラーには難しいフィールドに感じました.サイドスローやバックハンドなどのキャスティングの技術はこういうフィールドで役に立つので,マスターしておきたい技術ですね.

 さて,帰りは陸路でゆっくりのんびり帰ろうと考え,滋賀から来ていたアングラーの言を参考に東北道→磐越道→北陸道を使い,余呉湖で一休みして名神から降りて,国道1号線,伊勢道利用でした.

 午後3時過ぎに現地を出発して,近くのガソリンスタンドで満タンにして,高速に乗ってすぐに,少し遅い昼食をとり,新潟に入って最初のサービスエリアでガソリンを給油します.この間車は渋滞もなく,気持ちよく走れ,快適なドライブです.新潟に入って日も沈み,さらに南下して長岡を過ぎたあたりで,サービスエリアにより,夕食をゆっくり済ませ一息つきます.その後,暫く走ると疲れから急に眠くなってきたので,近くのドライブインで仮眠をとることに.しかし,座席をリクライニングしたら,すぐに爆睡状態で,ふと目が覚めると夜中の1時半.5時間ほどの爆睡です.まだまだ距離はあるので,またゆっくり走りだすも,また睡魔が襲ってきたので,富山に入って,車を止めて,仮眠.次に目が覚めたのは早朝の4時ごろ.この時は頭もすっきりで,早朝の北陸道を一路南下して,石川,福井を抜けて余呉湖に着いたのは朝の7時前.臭くなってきたマットやスリングを余呉湖で洗い,乾かし,余呉湖を後にしたのは,その日の午後四時.自宅に到着したのは午後7時でした.特に帰りの新潟周りの陸路は車も空いていて気持ちよくドライブを満喫でき,今回の遠征は気持ちよく終われました.

 現地でお話しできたり,鯉釣り談議に花を咲かせて,貴重な時間を共有させていただいたアングラーには感謝以外ありません.また,いつか一緒に竿を出せることを期待しての今回の釣行でした.

 最後になりますが,今回主催していただいたcarproadさんやそのスタッフの方々の献身的なサポートに感謝いたします,またこちらに来られた時には一緒に竿を出し,鯉釣り談議に花を咲かせたいですね.






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