リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

秋の河口湖

2021年09月26日 | 河口湖
 今年初めての河口湖へ。富士五湖の中でも今は、最も釣りやすい河口湖へ金曜の朝に自宅をゆっくり出発して、翌日の昼までの短い釣行になります。

 基本的に24時間で結果が出なかったら、その釣り方やポイント等で反省すべき点があると、一つの目安と考えています。

 家から350kmほどあるので、途中の休憩時間も考慮して、5時間ほど時間はかかります。伊勢道から湾岸、そして新東名の高速道路ではACCを使うので、楽な運転になり、眠気が起きないのが助かります。何故か、ACCを使うと不思議と眠気が起きないのが不思議です。

 新東名では、途中のサービスエリアの、遠州森町SAでそばを食べて休憩し、その間に高速充電をするのがいつものパターンです。今回も同じパターンです。

 今年のこれまでの、精進湖、西湖、本栖湖の釣行の時と同じく、新富士ICで降りて、国道139号線を北上します。昼過ぎに河口湖に到着し、ゆっくり車を運転しながら、湖周を回ります。上記の湖に比べて、開発が進んでいますが、比較的竿が出せるポイントも多く、迷うくらいです。ポイントを自分の目で確かめながらの時間は大切な釣行時の私のひと時です。反時計回りに湖を一周して、人の多さに気持ちが引き気味になりますが、時間もあるので、少し西湖まで足を伸ばしてみます。トンネルを超えて、西湖の北岸をゆっくり走ります。さすがに河口湖に比べれば人が少ないですが、キャンパーが目に付きます。

 先月竿を出したポイントも空いていて、車を止めて水面を眺めてみます。透明度も高く、前回よりは減水している感じで、思わず竿を出したくなる誘惑を覚えましたが、今回は河口湖で竿を出すので、次回の参考までとしばしのポイント探索です。

 また、河口湖に戻って、道の駅で、車の急速充電しつつ、どこに入るか考えます。南岸の溶岩帯を今回のポイントと考えていましたが、増水のために入れないことがわかり、溶岩帯ではない、砂地のポイントを選びました。

 金曜日でもあるので、まだバサーも少なく、車も余裕で駐車できます。当然、足場も良いので、鯉釣りの人も多く、ポイント的には、その影響もあるので、食ってくる時間帯は夜になりそうです。ポイントに入ったのが、午後の4時過ぎで、そこから底を探ったりしながらの時間になり、自分としては初めてのポイントでもあるので、竿を出す前の準備に時間をかかます。水深は、4〜5mの所を狙い、手前に藻が生えているので、藻の切れ目あたりの練り餌をフィーディングします。

 事前に家で練り餌のダンゴを作ってきているので、ロケットでを使いながら30分ほど時間をかかて投入します。その次にボイリーをフィーディングします。気がつくと、スローイングスティックを家に忘れてきてしまって、今回はロケットで蒔く羽目になります。リキッドを絡ませて1kgほど撒きます。その後少し時間をおいて、くわせ餌をつけての第1投を投終えたのは夕方の6時頃になりました。

 今回は、地元の野池での仕掛けと同じで、20mmのブラッドワームに12mmのポップアップの組み合わせです。河口湖はニゴイも多いので、ロングシャンクの2号でのブローバックで20mmの喰わせのボイリーという比較的大きな仕掛けになります。

 寄せ餌のダンゴを打っている際に、早くもニゴイのもじりも見え始め、ニゴイが先に食ってきそうな雰囲気が漂い始めていました。ゆっくり食事を始めても時間はたっぷりあり、車中泊の準備もして、8時過ぎには車でのんびりシュラフに足を突っ込みながら、当たりを待ちます。

 夜の10時半頃にバイトアラームの音に目が覚めました。しかし、すぐその音も止み、ニゴイの当たりかと思われます。その後、夜中の1時半過ぎにも同じようなあたりに目が覚めますが、竿のところに行くこともなく、そのままにして寝入ります。

 次に目を覚ましたのが、3時半頃で、バイトアラームのけたたましい連打音でした。これは鯉のあたりだと直感しました。連打は止まる事なくなり続けています。ウェーダーに履き替え、ヘッドラートを頭につけ、その明かりを頼りに暗闇の中を釣り座に急ぎます。依然としてバイトアラームの連打音は続いています。釣り座に着いた時には150mほどラインは出されていたと、そのリールのスプールに残ったラインの量から推測されます。

 ロッドを手に取り、リールのドラッグを締めながら、その感触から藻に絡まれることなく、鯉がかかっていることを実感します。どんなな動きをするのか確かめつつゆっくり竿を立て、リールを巻きます。横走りすることなく、ゆっくり寄ってくる感じです。ラインがかなり出ているので、時間はかかりそうですが、慌てることもないので、ゆっくり寄せに入ります。時間をかけ、鯉を暴れさせることなく寄せることで、初めてのポイントでの取り込みになります。少し時間はかかりましたが、おとなしくネットインでき、ライフバッグに入れてまた車に戻ります。

 その後は、早くシュラフに入ったこともあり、目が覚めてしまって、車でのんびりアタリを待つことになりました。6時前には明るくなったので、早朝の熱いコーヒーを入れながら早朝のアタリを待ちます。



 少し場荒れしたポイントの特徴で、早朝にも当たりがありません。しばらくして、漁協の監視員が来られ、少し話を聞くと、先日もこのポイントは3泊4日の鯉釣り師が十本ほど鯉を上げたとか。それを聞いて、場荒れしている感じが納得できます。これも仕方のないことで、こういう湖ではありうることです。その後、朝の8時過ぎに鯉の当たりがありましたが、途中ですっぽ抜けした感じで、釣り座に着いた時には、針から外れていました。

 一息ついて、釣れた鯉の検量を写真を撮ってリリースしました。今回は昼の1時に納竿して、河口湖を後にしました。帰りは西湖周りでゆっくり帰路に。




 




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