まりんの和わーるど

日々の暮らしのなんでもないことを綴ってます。家事や育児について、あとは映画・本などの感想を書いてます。

後遺症

2006-05-15 19:12:55 | ひとりごと


金曜日の手術は、本当に悲惨やった。
最後の最後の瞬間まで意識があって、手術室の様子や医師と看護士の会話、器具を用意する音が聞こえてきて、ものすごく怖かった。
ものすごく痛かったし・・・

もう十分悲しい思いをしたのに、なんでこんな苦痛を更に味わなあかんの?
辛かった・・・。

泣いたらあかんって、そればっかりを心に強く思って唇をかみ締めてた。

手術が終わった後、起こされて部屋まで歩いて帰らされた。
支えてもらってたけど、ふらふら。
現実感がない。

麻酔が切れて目が覚めても、なんだかぼーっとしてた。
ダンナと一緒に術後の説明を受けたけど、ほとんど頭に入らなかった。

今は病院で処方された薬を飲んでるけど、副作用で眩暈がする。
ほんとに、なんでこんなことになったんやろうって気がつけば考えてる。
仕方のないことで、どうしようもないことやってわかっているけど・・・。

流産や死産で子供をなくされた方のコミュニティサイトを教えてもらったので、最近はよくそれを見ている。
世の中にはこんなにも悲しいことがあるんやね。

だけど、私は本当にいろんな人に支えてもらってる。
特に夫が献身的に私を支えてくれて、何も言わずに側にいてくれる。
だから、いつまでも座り込んでたらあかんなって思う。
早く元気を取り戻して職場復帰しなくっちゃ。
悲しいけど、妊娠していた間は本当に幸せな気持ちやったから。
少しの間でも、あったかい気持ちになれて良かったと思うし。
子供を一人産むっていうのは、本当に奇跡みたいなもんなんやね。
今回のことで、本当にそう思った。
また、いつかそういう奇跡に出会えるといいな。