月下の道標
光と闇が映し出す心象的夜の風景と日常的自然風景






新しいルートを開拓したいと思い、養老〜南濃町を走ってきました。




ルートは五三川を南下し美濃津屋で折り返して養老町の旧道を通過します。





五三川は養老町北部から下笠へ、細池から南下して津屋川と揖斐川に合流しています。
思っていたより細い川でした。
五三川は自然にできた河道を利用して造られた悪水排水用の人工川です。
写真右側が五三川になりますが、左側は用水路でしょうか。
古くは農地に使った水や生活排水などを川へ流す排水路ということで下笠輪中落江(五三落江)と呼ばれていました。
五三の由来は現在の養老町東部に位置する笠郷地区の5村(栗笠・船附・上之郷・下笠・大野)
養老町南部に位置する池部地区の3村(大場・根古地・瑞穂)からつけられました。




人工川といってもこのようになっているところもあります。





この辺りの水田はかつては堀田で水害対策がされていたようです。




畦が美しい。












五三川を南下すると細池があります。
人気の釣り場のようで早朝から多くの人が訪れていました。
地図を見ると五三川周辺にはたくさんの落堀があります。
細池も牧田川や揖斐川の氾濫と激流によってできたものでしょうか。






道路より高い位置を流れています。
海抜0メートル地帯。
昭和34年8月の集中豪雨と9月の伊勢湾台風による風水害でこのあたりは甚大な被害に遭っています。
町の文献で被害状況を見ると
牧田川・金草川・揖斐川の堤防決壊、津屋川の氾濫で養老町一帯が水没しています。








養老ニュータウンを通過し平池へ





養老山地と旧十三ケ村排水路を眺めます。





旧十三ケ村排水路沿いを南下します。





養老町は豊かな穀倉地帯なんだと今さらながら思いました。近くに住んでいるんですけどね。もうすぐ収穫です。
















落堀











養老IC〜北勢IC間 2026年(令和8年)完成予定





暑くなってきたので南濃町津屋で折り返し帰路につきました。(サイクルトレインじゃなくて自走で 笑)








































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