駅の近くををふらふらしていると
(ふらふらしてる、と思うときと
ぶらぶらしてると思うときがある。
目的もなく歩いているときはふらふら、
用事のついでに歩いているときは
ぶらぶら、な気がする)
学校帰りの女子校生と、よく遭遇する。
電車で通っている子も多いからね。
黒のリュック率が高い。
そして思い思いのマスコットを1~3個ぶら下げている。
大きな物が多いので、なんとなく目に入るのだけど
ふたつの傾向を発見した。
ひとつは『なんだか分からないキャラクターが多い』ということ。
たまにダッフィーちゃんみたいに有名キャラを持っている子もいるけれど
彼女らの持つマスコットのほとんどが、なんだか分からないのだ。
わたしは可愛い物が好きなので、キャラクター物は詳しい方だと思っていたけど
それはうぬぼれだったのだろうか。
ふたつめは『そのマスコットが汚れがち』ということ。
けっこう年季が入った物をぶら下げている子が多い。
よほど気に入っているのだろうか。
図書館で勉強している高校生が机に置いていた、
ライオンぬいぐるみ型筆記具入れも真っ黒だった。
移り気と思われがちな世代であっても
愛着のある物は手放せないのだろうか。
もしそうならば、とても親近感を覚えるのだ。