まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

悟ってないけど

2002年11月22日 22時29分00秒 | 日々雑感
友達に誘われて郊外にオープンした雑貨屋さんに出かけた。

夕方だというのにすごい人出だ。

わたしは雑貨屋は好きだがほとんど買い物をしない。

だって欲しい物なんてなんにもないのだ。

可愛いな、とかきれいだなとか思っても欲しいとは思わない。

家にあったら邪魔だと思ってしまう。

ただでさえ物に情を移しやすくたやすく捨てられないんだから

これ以上、増やすわけにはいかない。

それに最近、どの店を見ても目新しい物なんてないな、と思う。

どこかで見たようなものばかり。

元々、物欲のあまりないわたしだが、ここのところ拍車がかかっている。

なぜかというと自分が今、何かの病に侵されているんじゃないかと懸念しているから。

三週間くらい前からおかしな風にお腹が痛い。

だったらさっさと病院行けばよさそうなものだが耐えられない痛さではないのだ。

なんだか気が付くとじんわり痛い・・・。

そんなわけでひと月近くそのままにしてしまった。

もう手遅れだったりして。

そんなこと考えると何にもいらないなぁ、と思う。

物欲や性欲でぎらぎらしてる人って自分がいつか死ぬことなんて考えないんだろうか。

いや、いつか死ぬのだから生きているうちに愉しもうと思っているんだろうか。

多分そう考える人の方が生きる気力に満ちているんだろう。

昔から物欲の少ないわたしは、逆説的にいって生きる気力に欠けているのかもしれない。

決して悟りを開いているわけではないのだから。




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