まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

確かに「やばい」

2010年05月11日 17時48分08秒 | 日々雑感
バスの時間まで、駅ビルをぶらぶらしようとエスカレーターに乗ると、

わたしの前には三人の男子高校生。

ふと顔を上げると、その先には短いスカートの女子高生。

こういうミニスカートの女子高生の後ろになったとき、見えそうで見えないなーと感心していた。

今の子はスタイルがよいので、うんとスカートを短くしても大丈夫なのだろうと勝手に解釈していた。

ところが。

エスカレーターが進むにつれ、中身が見える。

どういう下着なのか分からないが、下着は見えず中身が見える。

まあ。

まずいんじゃないの。

と思っていたら、案の定男子高校生たちも

目のやり場に困るというか、嬉しくて困るというか

友達の手前、あからさまに見たり喜んだりするわけにもいかず

といって、見えてないふりをするわけにもいかず

微妙な笑顔で「あれはやばいよ」「やばいよなー」「やばいやばい」と

やばいを連発。

しかし顔はゆるみっぱなし。

嬉しかったんだろうか。

盗撮やのぞきはいけないが、見えてしまったものは仕方ない。

世の中で、もっとも卑劣な犯罪は性犯罪だとわたしは思う。

犯罪に巻き込まれた女性に対して「隙があったのではないか」とか

「挑発するような服装をしていたのではないか」などという批判を聞くたびに腹が立つ。

たとえ裸で歩いてたって、合意じゃなきゃ犯罪だ。

しかし。

例えばお互いに酔っ払っていて、合意したわけではないが抵抗したわけでもない場合

相手から「合意の上だった」と言われてしまう恐れもある。

例えそれが酔っ払っていて身体の自由が利かず、抵抗しなかったとしても

相手は言い訳ではなく本当に「合意だ」と思ってしまう恐れもある。

行為をしたいがために、そう思い込むかも知れない。

今どき男子は草食男子なんて決め付けないで。

男は狼になることだってあるんだから。

眠れる狼を起こさないために、刺激を与えすぎないことも大事だと思うんだけど。

ファッションは個人の自由であるが、そのために「誘惑された」なんて

言いがかりをつけられたら悔しいじゃないか。

とはいえ。

「やばいよー」と言い合ったことも青春の1ページだろうか。

少年老い易く。

思春期はあっという間に過ぎてゆく。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« なんだか哀しい | トップ | 大人になった・・・ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日々雑感」カテゴリの最新記事