トイレで久々にカマドウマを見た。
別名、便所コオロギ。
子供の頃から虫が平気で、というより虫好きなのだが
カマドウマだけは生理的に受け付けなかった。
当時、なんかブキブキしてる・・・のが嫌だったのだが
今はこのブキブキが何を意味していたのかよく分からない。
ただ、なんというか生々しい虫なのだ。
普通、カブトムシでもゴキブリでも蝉でも昆虫は水分を感じさせない。
が、カマドウマはなんか水分たっぷりって感じなのだ。
また、跳躍力が高く、どこにどんな風に飛んでくるか分からないところも
子供のわたしにとっては嫌だった。
が、大人になって平気になった。
逆の話はよく聞くのだ。
昔は平気で触れた虫の触れなくなった、とか。
わたしは今でも、刺したり噛んだりせず、毒のない虫ならば素手で触れる。
カマキリは掴んだ瞬間、カマで「えい!」ってやられてちょっと痛い思いをしたけど。
そんなわけで、カマドウマも冷静に観察しながら用を足すことが出来るのだ。