物欲が強いことと、物に対する執着心が強いこととは違う。
わたしは物欲に関してはあまりないほうだと思っている。
ちょっといいなと思うものを見かけても、今使ってるものが壊れたらでいいやと考える。
知人の「自称・物欲の強い人」が言うには
とにかく欲しいと思ったら、手に入れなくては気が済まないのだそうだ。
しかし、手に入れた時点で目的は達せられ、また新たなものが欲しくなるという。
だから、どうしても欲しいと思って手に入れたものでも簡単に手放して
新しいものを買ってしまうという。
わたしとは真逆だ。
新しいものを欲しがらない代わりに、古くから使っている物への執着が強い。
たとえば、今使っている定規は30年くらい前から使っている。
ミシンは生まれる前から家にあるものだ。
といって、わたしが物を大事にする性格かというとそうでもない。
洋服など、わりと躊躇なく捨てる。
その代わり、思入れの強いTシャツなどは20年も持っている。
どうやら物にというよりも、それにまつわる思い出に執着があるようだ。
幼児の頃に遊んだぬいぐるみ。
小学生の頃に読んだ本。
20代の頃に買った雑誌。
それぞれに思い出が深くあるわけではないのだが
それらを目にしたときに、ぼんやりと立ちのぼる「その頃」の空気感に執着がある。
古くからあるものを捨ててしまったら、ぼんやりとした記憶がなくなってしまうような気がする。
しかし、別に昔からいいことばかりがあったわけではないのだ。
むしろ思い出さないほうがいいようなつらいことも多くあった。
それでも古い日記を捨てないのは、自分が死ぬまではいつでも思い出せるようにしておきたいという
過去に対する執着ゆえである。
なぜだろう。
1976年、と印字されたキャラクターグッズを見ても答えは出ない・・・
わたしは物欲に関してはあまりないほうだと思っている。
ちょっといいなと思うものを見かけても、今使ってるものが壊れたらでいいやと考える。
知人の「自称・物欲の強い人」が言うには
とにかく欲しいと思ったら、手に入れなくては気が済まないのだそうだ。
しかし、手に入れた時点で目的は達せられ、また新たなものが欲しくなるという。
だから、どうしても欲しいと思って手に入れたものでも簡単に手放して
新しいものを買ってしまうという。
わたしとは真逆だ。
新しいものを欲しがらない代わりに、古くから使っている物への執着が強い。
たとえば、今使っている定規は30年くらい前から使っている。
ミシンは生まれる前から家にあるものだ。
といって、わたしが物を大事にする性格かというとそうでもない。
洋服など、わりと躊躇なく捨てる。
その代わり、思入れの強いTシャツなどは20年も持っている。
どうやら物にというよりも、それにまつわる思い出に執着があるようだ。
幼児の頃に遊んだぬいぐるみ。
小学生の頃に読んだ本。
20代の頃に買った雑誌。
それぞれに思い出が深くあるわけではないのだが
それらを目にしたときに、ぼんやりと立ちのぼる「その頃」の空気感に執着がある。
古くからあるものを捨ててしまったら、ぼんやりとした記憶がなくなってしまうような気がする。
しかし、別に昔からいいことばかりがあったわけではないのだ。
むしろ思い出さないほうがいいようなつらいことも多くあった。
それでも古い日記を捨てないのは、自分が死ぬまではいつでも思い出せるようにしておきたいという
過去に対する執着ゆえである。
なぜだろう。
1976年、と印字されたキャラクターグッズを見ても答えは出ない・・・