まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

毛ほども気にせず

2010年02月17日 23時18分35秒 | 日々雑感
草食系男子からのシャレなのだろうか、業界紙に「装飾系男子急増」と見出しがあった。

アクセサリーや小物や衣服を装飾的に着こなしている男性のことらしい。

今更、新しく名付けなくても男性のアクセサリーなんて珍しくないのに。

もっとも、装飾品にレギンスやコサージュといった女性的な服装も含まれているのが今といえば今っぽいか。

しかし、スカート男子でさえもはや驚かない。

体系もどんどん華奢で細くなり、洋服を共有している恋人同士もいるらしい。

男性の女性化・・・というよりは女性も男性化しているし

どちらかというと、両性とも中性化しているのだと思う。

その中で残念と思うのは「ムダ毛」に対しての意識だ。

別の新聞に、男性用のムダ毛処理シェーバー新発売という記事があり

やっぱりそっちに流れたか・・・とがっかりした。

だいぶ前から体毛やひげの濃い男性は敬遠される傾向にあったし

男性専用の脱毛コースがあるのも知っていたけれど

一般にはそれほど普及していないのだろうと思っていたが

大手のかみそりメーカーが参入したということは、市場を見込んでのことだろう。

実はわたしは、まったく逆になることを密かに望んでいたのだ。

つまり、女性もムダ毛処理をしないのが流行らないかと。

脛も脇も、みんなで生やせばそれが自然になるんじゃないかと。

しかし時代はその方向に流れなかった。

こうなったら男達にも苦労してもらおうじゃないか。

剃っても剃っても生えてくるムダ毛と日々格闘してもらおうじゃないか。

もっとも彼らはすでに、毎日のようにひげを処理しているのか。

そもそもムダ毛はムダなのだろうか。

生えてくるのだから、生やしておいたほうがいいんじゃないだろうか。

脛毛は頭に植毛できないのだろうか・・・

なんだか考えは、あちこちしてしまうけど。

真面目に考える気なんか、毛頭ない・・・なんちゃって。