まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

習いもの

2002年11月18日 21時18分00秒 | 日々雑感
新聞に、カルチャーセンターの広告が入ることがある。

習いものの種類は頭を使うものから身体を動かすもの、手先を使うもの、と多種多様だ。

わたしが心ひかれるのは「フラダンス」と「アートクレイシルバー」と「長唄・三味線」だ。

特に「長唄・三味線」は、先日テレビで白寿を迎えた長唄のお師匠さんを見てから

益々興味を覚えた。

このお師匠さんがなんとも可愛かったんだ。

「とても九十九歳には見えませんねぇ」と言われ、

「じゃあ九十歳くらいに見えるかしら・・・ふふ」

仕草がちょっとぶりっこしててホントに可愛い。

こういう粋な芸事が覚えられたらなぁ。

わたしはまた妄想を暴走させる・・・

すっかり三味線のうまくなったわたし。

冬のある日、火鉢のある部屋で三味線を弾いている。

恋人が掘りごたつにあたりながらお酒を呑んでいる。

「呑んでばっかりいないで唄ってちょうだいな」

「俺が唄ったら酒がまずくなるよ。それより、いつもの唄ってくれよ」

「まったく、調子がいいんだから」

流し目でにらんで十八番を唄い始めるわたし。

外ではしんしんと雪が降り始め・・・

ああ、なんていいんだろう。

だけどひとつ問題が。

わたし、アニメ声なんだよね~。



コメント
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