一昨年植えたハスの花。昨年、まだいいだろうと株分けしなかったら、花も咲かず、今年3月に入って、ひっくり返してみたところ、びっしり絡みあっていて、これでは苦しかっただろうと反省しました。
幾つも節がとれて、いいところだけ残しても6個くらいありました。
とりあえず、一つの鉢に2つずつ残し(鉢も買い足し、2つになりました)、2つ母にあげました。
でも本当は、一つの鉢に一つ、と教わっていました。
なぜなら、お互いに栄養を奪い合うことになるからだそうです。
それでも、もう他に移すところもないので、芽の動き出してしまった2つをそのまま、今年は様子を見ることにしました。
それにしても、さっきまで一つだったもの。
私が切ったから2つになっただけ。
元は同じものなんです。
それなのに分かれた時から別のものになって、栄養を奪い合うって、地球上の人間と同じだ!と気付きました。
人間も元は一つのエネルギーから生まれたもので、今は別々に見えているけれど、元は一つのものです。
分かれてしまうと気付けないんだ、別のものと認識して奪い合う結果になるんだと納得しました。
しかし、人間は知性も理性もあります。
それらを働かせて、高い視点で見て考えて、全ての人も、全ての生物も、自分と同じもの、つまりワンネスなんだと思い至ることができます。
そうすれば奪い合うのではなく、分かち合うこともでき、お互いを、お互いが生かし合うこともできるのだとわかります。
今朝、水の上に茎を伸ばしつつある二つの株を見ながら思いました。
さて、桜が美しい季節を迎えました。
昨日は撮影に行って、動画をアップしたので、良かったらご覧ください。