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ロード・オブ・ザ・リング1 IMAX

2022-09-29 19:49:00 | 日記
 9月19日、立川の映画館に、ロード・オブ・ザ ・リングを見に行ってきました。

20年前の映画を4Kリマスターして、IMAXの映画館限定で上映しています。

この映画は大好きで、ブルーレイも持っていますが、「映画館で見たかったなぁ」とずっと漠然と思っていました。

夢が叶ったわけです。

普通、映画は比較的後方で見るのが見やすいのですが、IMAXは、通常より40%画面が広く、没入感を感じられるため、前方よりの席が勧められます。

音響も12chサウンドシステムで、臨場感に包まれます。

ストーリーも全部知っていますが、やっぱり感動しました。

邪悪な力が世界を支配しようと復活し、それに応えるように指輪は主人のもとへと帰ろうとしています。

指輪が邪悪な勢力の手に帰れば、世界はまた暗闇に包まれてしまいます。

世界を救うためには、誰かが、滅びの山の火の中に指輪を投げ入れて葬り去る以外方法はありません。

しかし、そこまで辿り着くことも難しいことで、誰も行こうとしません。

そんな中、ホビットが行くことになります。平和を好む最も小さい者たちです。

主人公のおじさんが指輪をずっと持っていました。

ゴラムという生き物から、偶然おじさんの手に渡ったものでした。

ゴラムは拷問を受け、ホビットの住処である「シャイア」という言葉とおじさんの姓(主人公も同じ)である「バギンズ」と言う言葉を敵に伝えていました。

滅びの山への道中、ゴラムが指輪を狙って付いてきます。

主人公が魔法使いのガンダルフに「おじさんがゴラムを殺しておいたら、指輪のありかがわかることもなかったのに」と言う場面があります。

主人公に対して、ガンダルフが次のように言いました。


「おじさんの情けだ。死ぬべき運命のものが生きて、生きるべき運命のものが死んでいく。人の生き死にをとやかく言うことは誰にもできない。


ゴラムにもゴラムの役目がある。おじさんの情けが吉と出るか凶と出るかは、誰にも分からない」


最終的にゴラムがいなければ、指輪を葬り去ることはできませんでした。


おじさんの情けが世界を救ったわけです。


人生で一番辛かった時、私はこの映画と共に歩いていました。


主人公が「こんなことになるんだったら、指輪なんかもらわなければ良かった。」と言います。


それに対してガンダルフは、「誰でも辛い目に遭うとそう思うものだ。しかし、そう思ったところでどうにもならない。それよりも今、自分には何ができるか、考えることだ。


この指輪は来るべくして、お前さんのところに来た。そう思えば進む勇気も湧いてくる。」


その言葉を何度も何度も繰り返して、私も進む勇気に変えました。


今考えても、辛い時には、私を支えるものとの出会いがたくさんありました。


そして辛かったからこそ、そのものの持つ価値も大きく、影響力も大きく、私を救ってくれました。


今は毎日が幸せしかありません。あの苦しみがなければ今でも不幸だったと思います。


思いっきりどん底に落ちて、自分の力でそこから上がってきた時には、それまでに私の中にあったけれども隠されていた強さ、勇気、優しさ、喜び、感謝、愛が備わっていました。


今でも感謝しかありません。


そして今、いつも幸せに包まれ、全ての人、生きとし生けるものの幸せを祈ることのできる自分であることは、大きな喜びです。


必要なものには必ず会える。


そしてどんな時も逃げないで、勇気を持って自分の人生と向き合っていけば、必ず幸せになれる。


そんなことを懐かしく思い出した映画鑑賞となりました。


まだ第2部、3部と続くので、行ってきます。