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酸素不足の金魚のように@

アルツハイマー型認知症と診断された母との二人暮らし。日記のような、備忘録のような、愚痴あり、怒りありの雑記帳のような、、

出せないものは出せない

2017-11-05 | 2017年
夕食後、片付けも終わり部屋でネットしているところに母が来た。

血圧の薬を出せと言う。

血圧の薬は1日に1回朝食後に服用する薬。

出さないと言うと興奮して怒りだした。

その怒りの凄まじいこと。誰かに見せてやりたい。

「薬を出さないなら家を出る」だの、「○○(私のこと)は出ていけ」だのと言いだした。


認知症には説得はできないと聞いてはいるが、
血圧の薬を飲み過ぎてしまうことの危険性も聞いている。


出せないものは出せない。


母の怒りのボルテージは上がってしまい、

「私を怒らせて追い出して、友達と住むつもりなんか。」と言いだす始末。

「なんで、今、血圧の薬が要るんだ」と激昂する母に向かって、
耳が聞こえづらいときもある母に向かって、叫ぶように聞いたら、、


また出た。諸悪の根源のような「耳鳴り」

突然始まった耳鳴りに恐怖を感じ、血圧の薬を飲めば収まると思ったようだ。


耳鳴りの薬を渡して、血圧の薬はダメな理由を話した。
(無駄だろうけど)


母の耳鳴りには、私も被害を被るわ。







ああ、耳鳴りが・・

2017-11-01 | 2017年
母は耳鳴りがするというので、朝食後に耳鳴りの薬を服用。
そのあと、血圧と認知症の薬を服用した。

しばらくすると、頭がジージー鳴っていると言いだした。
耳のすぐ上あたりで鳴っていると言う。

そして耳鳴りがするのは、「もの忘れの薬を飲んだからだ。」と言いだす。


脳神経内科の先生からは「耳鳴りがするのともの忘れの薬とは関係ない。」と聞いている。

母も聞いていたはずなのに、耳鳴りが気に障るほどになると、もの忘れの薬を飲んだからだと言って譲らない。
(認知症だから聞いてても忘れるよね。そのことを私はつい忘れる。)


「血圧の薬は飲むが、もの忘れの薬は飲まない。」
そして、何故か「耳鳴りの薬も飲まない。」と言いだした。


私には、わけわからん、母の胸のうち・・


母は薬のことが気になって気になって仕方がないそうだ。


私には、まったくわからん、母の気持ち・・


認知症の薬の副作用は全然ないし、
あんなに愛想よく先生とお話してたじゃないの・・

なのに何故?
(認知症だもの。)


母が「薬は血圧だけにしてくれ。」と必死でいうので、認知症の薬はとりあえず休止することに決めた。

先生に相談せずに勝手に休止することに不安はあるけど、母の懇願に負けてしまった。


母よ、飲み続けないと薬の効果がないよ。