井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

伊勢神宮

2014年09月03日 | 日記

ふと思い立って、伊勢神宮を年内に参拝しようかと。

確かこの前の式年遷宮の更に前の式年遷宮の時にお参りしたと
思うので、久しぶりである。

もっとも、お参りしようと思ったのはさして純粋な思いからではなく、
ある御方が召し上がったとか召し上がらなかったとか巷間
かまびすしい、伊勢海老カレー 14,400円を、伊勢海老フェチの
私も食べてみたくなったのだ。

お歳暮にしばらく、伊勢海老の缶スープを送り続けてくださった
人がいて、少々濃厚ではあるがそれは美味であった。

志摩観光ホテルクラッシックに電話してみたら、親切にお参りの
仕方まで教えてくださって、最初は外宮に参拝し、次内宮というのが
正しい順序であると。神道に関心のあるわりには無知である。

となれば最初に外宮に趣き、それから志摩観光ホテルに泊まり、
デイナーで伊勢海老カレーを食し、翌朝のホテル発シャトルバスで
内宮へ、というコースが美しい。

本当を言えば、お参り前の潔斎という意味では伊勢海老カレーは
おそらく酒もガーリックも使っているので、避けたほうがいいのだが、
皇族ならぬ身、お許し願おう。その代わり、伊勢海老の旬の季節を
狙うので寒いかと思うが、毛皮のコートは着ないことにする。
毛皮をまとっての神社参拝などいかになんでも、ひどい。
もともと、今なら愛護の見地からミンクのコートなど作らない。

ところで伊雑宮は通常、いぞうのみやと称するが、正式には
いざわのみやであり、その名に惹かれて、先に訪れた時には
たいそう不思議な体験をした。

こうして思い返してみると、カレーよりも参拝のほうが
メイン目的だと思えてきた。
ご縁があるのに、なかなか腰を上げようとしない私に、
伊勢海老カレーという餌を神様が投げてくださったのかもしれぬ。

思えば、内宮を最初にお参りして、それから外宮は
数年後に、単独でお参りしたのであった。
外宮内宮の正しい順番での神宮参拝は初めてである。

何かメッセージはいただける気がする。とりわけ
伊雑宮ではまた何か体験をするかもしれない。
私にはおそらく縁(えにし)の深い神域である。

 


8 コメント

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Unknown (まりりん)
2014-09-03 12:57:37
こんにちは。

「伊勢海老カレー」  爆笑・・・

その時は、是非、お味をレポートお願いいたします。

私は、昨年「神宮」初参拝しました。
人で溢れていましたが、本当に特別な場所だと感じました。
また、いつか参拝したいと思います。

車で行ったので、お神酒を三本も購入しましたが、てっきりガラス瓶だと思っていたら、立派な陶器でびっくり・・・・

「白鷹」、美味しかったです。
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 (kisi)
2014-09-03 13:37:44
今週末から1週間、京都、伊勢の神域を巡ってまいります。
大それた願掛などはなく、我が身に穢れがあれば祓い、神々に畏敬の念を伝えるためです。

穢れと申しますのは、私は少々霊的な存在を斬り過ぎました。
我が家は近江源氏を祖とする武家で、私は常日頃、心中では佩刀しているつもり(心刀とでも言いましょうか)で外出しております。

そして、背後に何らか悪意の存在を感じて、振り向きざま心刀で斬り下げると、空中からバッと血が噴き出し、返り血を浴びます。

昼日中からこんなことをしたら、騒ぎになりかねませんので、これは深夜、帰宅の道すがらなどでのことです。
正面にぬりかべのごとく巨大な存在が立ちふさがった時などは、斬り下げること能いませんので、私が引き返します。

返り血を浴びた私の姿を、親しい者に「人殺しと思われるぞ」と忠告されて斬るのは止めました(鑑定しようかとも思いましたが、やはり人殺しと思われかねませんし、血糊がついた服を着続ける訳にもいきません)。
今は、「ついてくると斬る」と告げて通り過ぎることにしております(それでも斬るべき時と思えば斬ると思いますが、、、)。

なぜ、霊的?な存在を斬ると血が吹き出るのか、霊的な存在も肉体を持つのか、怨讐の念が血飛沫という形として顕れるのか、斬ることは穢れに繋がるのか、邪を祓ったことになるのか、そもそも、私が何故そのようなへんてこりんな能力を持つのか?
分かりません。

私は、心霊専科のブログには全く興味が無いので、覘いたこともありません。
霊的感受性をお持ちの井沢先生なら何らかのヒントをお持ちであるかと思いまして、神域の記事にコメントさせていただいた次第です。

やはり、何であれ、斬ると身が穢れるものなのでしょうか?先生のブログに穢れを持ち込むつもりは無いのですが、、、

伊勢では今、鮑から伊勢海老に旬が移り変わる季節ですね。先生が伊勢神宮にご参拝する頃は、さぞかし美味しい伊勢海老のカレーをお召し上がりになれることでしょう。









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Unknown (シチリアパン)
2014-09-03 22:44:08
井沢先生、こんばんは。
先生のブログをいつも拝読し、勉強になり、また感動をいただいています。

「伊勢海老カレー」! 読んでいるうちに私も食べたくなってしまいました。
書いておられるように、旬を迎えた伊勢海老の美味しさを思うだけで
伊勢の地に心が飛んでいきます。

今年の初詣は伊雑宮へ。遷宮直後の大賑わいの内宮参拝をあきらめて
伊雑宮へ行ったのですが、地元の方々が静かに参拝されていて穏やかな新春を
迎えることができました。

私は霊感がないというか極めて鈍いのですが、その新春の伊雑宮で
確かに見えたものがありました。その時の光は忘れがたいものでした。
また、先月9日、三重県に特別警報が発令された大荒れの日も
伊勢市近くにいましたが、異様なまでの荒れ方にただならぬものを
感じました。やはり特別な場所なのですね。
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少し前に行ってきました (はらっち)
2014-09-03 22:54:00
先生、皆さんこんばんはです。

先月の24日、2年ぶりに外宮→内宮→伊雑宮と御参りしたところですので少しばかり書き込みを。

まず、先生が前回行かれたのが10年ほど前ということですが、そのころと比べると参拝者の数が激増しております。
私は家に神棚を御祭していますので御札を新規のものに交換するために2年以上空けないように伊勢に参拝に行きますが、そのたびごとに伊勢の盛況ぶりに驚いております。特に内宮がすごいです。平日でも多いです。

そこで、これまで横目で見るだけで一度もしたことのない「御垣内参拝」(みかきうちさんぱい)なるものを今回初めてさせていただきました。
ご遷宮のご寄付を1000円以上されればどなたでもできます。寄付した際に作っていただいた「特別参宮証カード」を提示し、訪名帳に記名すると神官の方がご案内下さり中に入れていただけます、御帳の内側ご正殿のどまんまえ御白石の上に立ち、単独で御参りができます。
男性はスーツにネクタイ。女性は華美でないワンピースやスーツなど上着付きで正装でないと断られます。靴にも注意です。個人的な御願は避けるようにご注意あり。

今回は夫婦で正装しました。(私は妻)生まれて初めて御垣内参拝にて私は今日まで生かされてきたことの感謝と、御皇室の弥栄ならびに国家の安泰を外宮内宮共に祈らせていただきました。

伊雑宮は御参りできるところがすでに御白石ですからこのような特別参拝はありませんね。
伊雑の宮ももうすぐご遷宮のようで、新しいお宮さんが隣に立っていました。
この11月22日に伊雑宮の新宮に氏子の皆さんによる新しい御白石の敷き詰めの行事があるようですので、ご遷宮はその少し後でしょうね。

先生は新旧どちらのお宮さんに参拝されるのでしょうか。12月だと新宮だと思います。

良き御参りになられますように、お祈り申し上げます。

ちなみに私のひそかな楽しみは、今の季節でしたら赤福氷をいただくことです。
それから、赤福本店の近くにあるサザエなどを焼いてその場で食べられるナントカ水産というお店でアワビの焼いたのを食すことです。980円なり。食券を購入すると同時に焼き始めてくれます。すごく精がつく感じがしますよ。宇治橋側から赤福本店に行くまでの左側にあるお店です。

伊勢うどんは御土産用なら「いとめん」というメーカーがお勧めです。他のはハズレがあります。

すみません。井沢先生とはだいぶレベルの違う庶民の楽しみ方であります。
私もいつかホテルで伊勢エビカレーのディナーのプランで参拝する目標ができました。

しかし、神宮会館宿泊も一度してみたいです。
うちはいつも車で日帰りですので帰宅後はクタクタです。
いつも一人で運転してくれる主人に感謝!
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Unknown (井沢満)
2014-09-03 23:18:12
☆まりりんさん

伊勢海老カレーの味はすでに舌で再現しているので、
解ります。長年生きていて、職業上の役得で随分
格式の高いところにも連れて行って頂いているので、
舌に記憶はあり、それらを組み合わせると、だいたい
はずさない味をシミュレーション出来ます。

それで満足してしまうこともあり。実は伊勢海老カレーは、すでに舌と脳内で味わい済みで、それほど試してみたい存在でもなくなりつつあります。
でも参拝はいたしますので、やはり単なる神様が
怠け者の私に放り投げた「餌」であったのかも?

伊雑宮ではきっと何かあると思います。
あちら時代を超えた空間でもあれば、天界に
通じる通路もあるようです。


kisiさん

私の霊感は微弱なもので(それも、たまにしか作動しない)kisiさんのような、個人的出来事に対応できるほどのしろものではございません。

なので、霊感ではなく単に普通に考える者の言葉でしかお答えできませんが・・・・

まず斬りつける相手が、斬るに値するほど邪悪なのかどうか? 塗り壁のようなのも、追いかけてまで悪さをする存在でもないのでしょう?
単に祓えば去る程度の悪意であるならば、
「去れ」と申し付けるか、祓い九字を切られるか、護身法を結ばれるか・・・・
ただkisiさんは霊力が強そうなので、九字でも斬ってしまうことになりかねませんが。
ご存知かもしれませんが、九字も利き手の人差し指と中指を剣に致します。
私も「気」が相当強いので、修練すれば九字は相当なところに行くかと思っていますが、必要を感じないのでやりません。時々祓い九字を切る程度。
飛ばしてくる悪念の攻撃に真っ向から向い合って戦いを挑むのではなく、やり過ごす九字ですね。

さまざま、穏やかな方法での身の守りはございますので、面倒でなければ学ばれても良いかと存じます。

でも今はお斬りにはなっていらっしゃらないのですね。

あと、これまで斬り捨てていらした霊体のご供養はなさってもよいかもしれません。
ご先祖がらみの霊体で、あちらにはあちらの言い分があって来ているのかもしれないし。

斬るというのは、浄化の消し去り方ではないので、
次の世にまた持ち越す可能性がなくはないかと
思ったりもします。
浄化でお身を守る方法が必要かもしれません。

血は分かりませんが、物質化というのは存在します。
私は金粉やら、ダイヤモンドの粉みたいなのが現れるだけですが・・・・。

お血筋のルーツに、邪霊も血も関係有るかもしれません。前世を見られると面白いかも・・・・・と言っては語弊があるか・・・・謎の解明の一助になるかもしれません。
何か特殊なことをなさっていた時代があるかと存じます。

自分で前世は慣れると見られますが、有能な誘導者なら見せてくれるかも。

後思いつくままですが、寒中の滝行は清まります。
私経験がありますが・・・・。これもしかし、安全な指導者があらまほしいし・・・・

しかし神域をまわられるとかで、それで十分なのかもしれません。

役立たずの長文でした・・・・・。


一つだけ確信を持ってお伝えできるのは、斬り捨ては
基本的解決にはならないのではないか、ということです。怨が怨をまた呼び、霊体がそのうち複数固まったりなどして、厄介かもしれません。
必ずしもこの世でなくても。

光明真言とその印などもよいかもしれません。

お身の安全を祈念します。
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Unknown (井沢満)
2014-09-04 00:13:09
☆シチリアパンさん

別口のコメント欄に書かれたまりりんさんと
混同してレス差し上げたのでしょうか。

外宮にも内宮にも神様がいらっしゃるのを、感じますよね。
私にとってはとりわけ外宮が縁が深く
思いも深いのです。



☆はらっちさん

ためになる情報をありがとうございます。

「御垣内参拝」は調べてみますが、現地でさせていただぐたぐいではなさそうですね。


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Unknown (Unknown)
2014-09-04 01:23:04
伊勢えびをカレーにするのは今ひとつ納得しないのですが、美味しいのは間違いないかとも思います。

以前に御伊勢様参りの御話を致しましたが、伊雑宮にも御参りしていたことを思い出しました。
早朝に二見興玉神社に御参り、外宮を午前中に昼食を挟んで内宮へ、(思い出しました!御昼にお肉食べちゃったorz )その後、御蔭横丁を歩いて、夕方になる前にタクシーで伊雑宮に辿り着きました。今思い出せば、それ程大きくないのに神秘的な場所でした。何故思い出せなかったのか判りません。
その後、家に帰った私は膝が腫上がったり、手首の腱鞘炎になったり歯が腫れたり、散々でした。
どうも、色々とヘマをやっていたようです。

1 個人的な御願いをしてしまった。
2 潔斎を忘れていた。
3 パワースポットマニアの薀蓄を感心して聞いてし    まった。
4 当時、体調がすぐれなかったのに強行軍をしてし   まった。

当時は気持ちだけで、作法を知らなかったのです。
一庶民でも、結構な反動というか返りというかがあるのですね。
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Unknown (民草)
2014-09-04 11:42:05
unknown(unknown)は私です。
きちんとHNを入れた筈なのに?
入れてないスペースが入っていたり・・・?
「虚け者め!」と、未だに怒られているのでしょうか。
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