井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

浄化の方法その2

2017年12月31日 | 高次元のお話

太陽の光線が含む「栄養素」という説を何かで読みました。

それによると

金、銀、銅、錫、亜鉛、鉛、鉄、水素、ナトリウム、カルシウム

上記の微量元素だというのですが、これが正しいとすると(私には判断能力無し)

オフ会で、全員が目撃している金粉現象もそれと関係があるのか、ないのか

これもわたくしには分からないのですが

何となく「気」の具現化だという気はしています。

気候の「気」、プラーナですね。

不食の人や仙人は、結局このプラーナを栄養素やカロリーに転換出来る人、という

年末に今日も怪しげなお話でございますが。

浄化というのは、結局太陽光に勝るものなし。

日陰でもいいのです。日の当たる戸外で日陰なら30分。手のひらに3分受けるだけでも

効果はあるとされています。

セロトニンが分泌され、これが夜はメラトニンとなって良質の睡眠をもたらします。

日を浴びない暮らしを長く続けていると、鬱っぽくなることは典型的夜型で書いていた

私の長い間の経験則ですが、セロトニン不足はネガティブな思考になったり、内臓の働きや代謝を下げ、

心身に不安定を呼び込みます。

セロトニンと連携している(という言い方でいいのかしら)、メラトニンは睡眠を誘発すると共に、

強力な抗酸化作用があり、これはつまり老化の抑制。核DNAの保護、ミトコンドリアDNAを保護します。

メラトニンは松果体が分泌するホルモンですが、霊的覚醒もこの器官が関係しているのかもしれません。

以前にも書いたのですが、天照大御神は日本の専有神ではありません。

専有神ではないという言い方が、専門領域ではいかなるものか、わたくしは不学で断言は

出来かねるのですが、ざっくりした言い方をご寛恕願えるなら、日本では別名を大日如来、日天、日光菩薩。

エジプトでは「ラー」と呼ばれる要するに太陽神。 

 

アテン(太陽)を崇拝するファラオアメンホテプ4世と彼の家族
こちらは夕日信仰のようですが・・・・。

 

エジプト神話の太陽神ラー

 ギリシア神話の太陽神ヘーリオス

他に、世界で広汎に太陽は神として崇められてきて、おそらくそれが結局、神の原点なのです。

その太陽神を人間の頭でこねくり回すと、妙に組織だって宗教としての悪に帰結してしまいがちです。

という意味で、日本の神道が最も素朴な太陽賛歌であろうかと思われますが、何か

新たな、太陽神をベースの神がいずれ登場するのかもしれません。

年末お笑い余談ですが、わたくしは自分の過去世の片鱗を幾つか垣間見ているのですが、

過去世を見る感性を教えてくださった師匠いわく、わたくしの過去世の一つが

上記のアペンポテフ4世なのだそうで・・・・・お笑いください。

自分で見る過去世で、エジプトが圧倒的に多いのは事実なのですが。

ただ格好をつけて言っているわけではなく、美輪明宏さんからは「江戸時代、芸者として男を騙したあなたは、

恨みに恨まれて死んじゃってる」

とも言われました故に。

アメンホテプも江戸の芸者も、あたしゃ覚えがござんせん。

友人が、どこだったかなあ、オフィスを構えるビルとしては一流の何とかビルに事務所を置いた時、

「来てくれ」と言うので、出かけたら友人の事務所のあるフロアが、なんとエジプトの置物の

陳列フロアになっていて、いきなりアメンポテフ4世の彫像にご対面。

かと言って、ここのみならず上野の美術館かどこかでもアメンポテフにはお目にかかりましたが、

とりわけ、「あ、これ自分」という意識はなく。

なんだか解らない話はこのへんに・・・・

皇居内の神域では、明け暮れ神官と巫女たちが連綿と続く神事をたゆまず続けていますが、ある事情で

近いうちに、天皇陛下による祭祀、親修は絶えるであろうと、わたくしは思っています。

皇居内の「気」の良質なこと、ただごとならぬものがありますが、神官と巫女たちだけで

この日本のと言ってもいい結界が守りきれるものかどうか?

天照大神が日本の専有神ではない、という方向へ思考を切り替えつつあるのも、

日本は、そして世界は新たな「神パラダイム」へシフトしつつあるのかもしれぬ、と

感じるからです。

すなわち、天皇とは本来最大の祭祀の神官なのですが、そこが仮に機能しないとなると、

わたくしたち一人ひとり個々が、「上」とつながる回路を持たねばならぬ

時代になっているのかもしれぬ、とは前から書いていることです。

キリスト教もユダヤ教もイスラム教も、もはや行き詰まりの閉塞状況であり、閉塞は

憎しみと争いを生み出し、宗教の本末転倒です。

かと言って、仏教も世界の混沌と争いの解決策には至りませんでした。

それゆえ、神道が人類の新たな宗教的パラダイムになるか・・・・と予測したことも

ありますが、祭祀王が非力ならそれもないのかもしれぬ、

また神道の世界も、俗に堕している部分があり・・・・と思い返し、

しかし感性と思考はやはり、非宗教としての神道ないしは、神道的なるものに

今後の人類の黄金の鍵が潜んでいるように、思うのです。

神道に、教祖はいず経典もなく、本尊も存在しません。戒律も。

その意味では「宗教」ではございませんね。

この大宇宙に赫奕と輝く日輪が強いて言えば、教祖であり経典であり、本尊であろうかと。

そして、規範として振り仰ぐ日輪にのみ思いは収斂するのではなく、太陽をよすがに

宇宙大に広がるものであろうか、とも。

 

本年一年間、ありがとう存じました。

感謝申し上げます。

あなたが光と愛とに包まれてありますよう、祈念申し上げます。

 



9 コメント

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Unknown (松風)
2017-12-31 14:09:56
一年間ありがとうございました。

先生のお言葉に力づけられ、またお勉強もさせていただきありがたく思っております。

良いお年をお迎えください。
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良い年をお迎えください。 (yas)
2017-12-31 14:29:22
井沢先生
今年は突然の参加でしたが、貴重な時間、体験ありがとうございました。、きっと来年、そして明日という日は良い日になるだろうと思い、新年を迎えたいと思います。

世の中の現状も、すべてが反面教師といいますか、自分の鏡なのでは、、、と歳をとってくると思えるようになってきました。
いまの日本というものも、私たち一人一人の鏡に映った姿なのではないかと。。。
先生が言われるように一人一人の意識、次元が高まっていくことで、これからの日本、世界もかわっていくのではないでしょうか。
そういえば、神社には鏡があるのも、神の世界もわたしたちの世界も実は映し映されている一つの世界なんですよ、ということを教えてくれているのではと思ったりします。

あらためまして、今年一年どうもありがとうございました。
先生、みなさまの健康と益々のご活躍をお祈りいたします。
どうもありがとうございました。
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皆様、良いお年を (総太郎)
2017-12-31 15:05:30
先生、皆様方、本年も大変お世話になりました。

小生、本年は御尊敬・お慕いしていた方々の訃報が続き、萩原遼先生までが急逝され、呆然自失の状態で・・、
三浦小太郎先生が公式ブログで
「萩原遼氏、天国へ」の表題で追悼文を綴ってくださいましたので、皆様にも御覧頂ければ幸いですm(__)m

喪中のような気持ちではありますが、

それでも、新春よりの先生の新作ドラマの御成功を!

そして、先生や読者の皆様が、御家族・御友人と良き大晦日と新年を迎えられます事を願っております。

では、皆様、良いお年をm(__)m
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愚痴 (総太郎)
2017-12-31 15:33:09
つまらぬ追記で、失礼致しますが、
本日の朝刊のテレビ欄をふと目にして・・。

NHK BS プレミアムでは、黒澤明監督の
「用心棒」「椿三十郎」「赤ひげ」等、
全盛期・東宝作品の名作が一挙。

BS 日テレでは「五稜郭」一挙放送。
(昭和63年の日本テレビ・年末時代劇・里見浩太朗さん、渡哲也さん他)

紅白含め、リアルタイムの地上波よりも上記に魅力を感じるのは私だけでしょうか・・。

昭和は遠くなりにけりです・・。

では、皆様、良いお年を。
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お返事 (井沢満)
2017-12-31 15:45:13
松風さん

ありがとうございます。


yasさん

今年は神社の格を疑わせる事件が起きましたね。
仏教と同じく、ある部分は根腐れを起こしているようです。


総太郎さん

荻原遼さんは、私がブックマークしている韓国の方も悼んでいらっしゃいます。

https://twitter.com/Che_SYoung
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佳いお年をお迎えください。 (30代2児の母)
2017-12-31 17:14:03
先生のアドバイスを実行中です。


今回は本当にありがとうございました。

私も、来る年が皆様にとって佳い一年で
健やかな日々でありますように、祈っております。
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先生、ありがとうございます (総太郎)
2017-12-31 17:16:54
先生、ありがとうございますm(__)m

崔さんの心のこもった追悼文に、心より厚く御礼申し上げたいです。

崔さんもご紹介してくださった「北朝鮮に消えた友と私の物語」(文春文庫)

皆様にも是非拝読して頂ければ幸いです。

では、皆様、暖かくして大晦日をお過ごしくださいませ。
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分霊思想と申しましょうか・・・。 (花咲あさひ)
2018-02-10 09:07:31
井沢先生。皆さま。
おはようございます。

太陽の日拝は,私も毎日させていただいております。
特に,早朝の太陽は3段階に色彩が変化します。又,古来より,早朝の太陽を崇めることは心身を浄化し,自律神経を整える意味でもあったようです。

井沢先生のブログは優しい波動を放っているので,ついコメントを書きたくなってしまいました。私は,神社と寺院の護持の仕事をさせて頂いております。井沢先生ご自身の直感力(霊感)と経験でここまで書かれているとは多少の驚きも御座います。

東京深川の神社で起こった事件は,まさにその典型であろうと思います。神社の護持が機能していないのです。あの事件をニュースで知ったとき,真っ先に感じたことは責任役員の不甲斐無さでした。この様な事件まで至らなくても,これに近いような事柄は日常的にあります。覇権をめぐり派閥を形成し,そして対立する。

それで何を祈るのか?

現代の神社神道や葬儀仏教と化した日本固有の寺院が,まさに直面している数々の諸問題を井沢先生は見抜かれて居られるようにも感じました。おそらく,世界中の宗教が直面している事柄ではないでしょうか。

つまり,神聖視して来た対象が外から内に変わる転換期と申しましょうか?外在的崇拝から内在的崇拝へ移行する時期に私たちは既にあるように,私個人的には仕事を通じて感じているのです。しかし,ここで困るのが神社神道であり,日本の仏教寺院なのです。

断言するのは性に合いませんが,私たちは縄文以前の古神道に戻ると考えます。そして,企業社会であっても一般的な社会であってもこれからのキーワードは「和」で御座います。本当の意味の公共の福祉や公共の利益を日本人は考えさせれられる時節が到来して来ているようです。

その足音が,今年に入り速くなって来ているように聞こえます。

皇室の在り方も含め。

昨日に引き続き,乱文をお許しください。拝
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神道原点に立ち返る時 (井沢満)
2018-02-10 10:32:43
>自律神経を整える意味でもあったようです

適切なホルモンの湧出にも、関わっていますね。


>世界中の宗教が直面している事柄ではないでしょうか。

はい。

袋小路のどん詰まりです。
それを開く鍵が神道にあり、それゆえに今上陛下、交代殿下を飛ばし、秋篠宮殿下、悠仁親王に期待をつないだのですが、このところの雲行きがそう平明な道筋に繋がるかどうか・・・・・
皇室が頂点で行っていた祭祀は、本質的な意味では途絶えるのかもしれません。
秋篠宮家も、眞子さまの例を拝見するに、不動の安定感というわけでもなさそうだし・・・

皇居内の神官と巫女の祈りがいかに真率であろうと、肝心の天皇陛下、皇太子殿下の祈りが粗略になれば・・・というより皇太子殿下はそもそも神事はお出来になりません、その身体条件により。

ゆえに、時代はおっしゃる通り、外に頼る神事から、分け御霊としての自分の体を神殿に神を祀る時代に入りつつあるのかもしれず、それは

>私たちは縄文以前の古神道に戻ると考えます

はい、神道のそもそもの原点に立ち返る時が来ているように感じます。
皇居には日本の神々が背を向けかねない内情・・・・・成り行きです。
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