井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

村野のター坊

2017年10月20日 | 日記

「徹子の部屋」を見ていたら、村野武範さんというより

私には「村野のター坊」が夫人と共に出ていて、

途中からでしたが、なつかしく拝見。

学部が異なっていましたが大学が同じ、彼が俳優に

なる以前からの付き合いで・・・・

そうこうするうち、私は豪州に放浪に出かけ、

帰国したらター坊は学園ものの青春スターになっていて

びっくり。

もう違う世界の人・・・・と連絡もせず(私はまだ脚本を書いていません)

一度電話をもらったきり会わず・・・・・

それから何年も何年も経ってから、脚本家として再会・・・・

そして、今回、テレビで再会するまで、交わりは途絶えていました。

仕事でペアリングすることもなかったのです。

病気のことは報道で知りつつ、もう電話番号も失くしてしまい・・・・

額のほくろが、そのまんまだなあ、と見てました。

青春期のター坊と顔立ちはさほど変わってはいません。

かなり濃密な付き合いだったと思うのですが、彼が歌謡曲が好きで

よく歌っていたとは初耳で、レコーディングまでしていたとは・・・・

そういえば森田健作さんもそうですが、青春スターって歌を歌うものでしたね。

おおむね俳優をやるような人は歌も上手なのですが、少数例外がいます。

一声聞いたとたん、あ~れ~・・・と内心こちらが汗たらり。

歌をグループで歌っているアイドルも、ソロでカラオケで歌うと

あ~れ~なお方も。

 

話が逸れました。

たぶんター坊が私より一ヶ月ほど「お兄さん」だった気がします。

元気でいてください。現在進行形のお付き合いはありませんが、
思い出が永遠にビビッドです。青春期を分かち合った友というのは
格別です。

 

誤変換他、後ほど。


1 コメント

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頑張れ!村野さん! (総太郎)
2017-10-22 02:30:45
村野さんへの先生の暖かい思い・・。

お二人の青春時代には素晴らしい思い出が沢山あったのですね・・(^_^)

先日、村野さんにお伝えしたい所用がございまして、マネージャーさん曰く「総太郎さんから村野さんの携帯に直接お伝えしてくだされば(^_^)」旨の御配慮まで頂いたのですが、

流石に、小生ごときが直接、御電話差し上げるのは、
余りに御無礼と思い固辞させて頂き、マネージャーさんに託させて頂いたのですが、暖かい御配慮に感謝の気持ちで一杯でした・・。

「徹子の部屋」はチェック出来ず、
先日の「週刊ポスト」を拝読させて頂くまで、全く御病気の事を存じず、改めて更なる御健康の回復、お元気な御活躍を心よりお祈りしたいです!
そんな気持ちで、ファンの一人として、エールを込めて、大好きな村野さんの素敵な魅力を暫し綴らせて頂ければ幸いですm(__)m

村野さんは田中真紀子さんとも学生演劇時代の仲間・御友人だったようで、
文学座時代、可愛がっていた後輩の松田優作さんを日本テレビの岡田晋吉プロデューサーに引き合わせる等、とにかく人望の厚いイメージ(^_^)

日本テレビ「飛び出せ!青春」当時、確か、テイチクレコードのブラックレーベルから歌手デビューなさり、挿入歌も想定して、
「いいじゃないか節」「ひとつの地球に生まれて」等をリリースされていました。

数年前、NHK・FMラジオの、つのだひろさんの
番組でファンからのリクエストにより上記の曲が流れていましたが、お世辞抜きで、中々甘い歌声でしたよ(^^)
(失礼ながら、他に、もっと上手くない俳優さんは多数(^_^;))

日刊スポーツでも、新曲「ハマナス/愛をください」のリリースが報道されていたようですが、是非購入させて頂きたいです!

ダイニチ映配・藤田敏八監督「八月の濡れた砂」
での、やりきれない屈折したリーダー格の若者の青春像は映画ファンには伝説!
山根成之監督の松竹「あした輝く」や

中島貞夫先生が三船プロダクション創立15周年を記念して監督された超大作「犬笛」(昭和53年・三船プロ&東宝)での医師役も印象的!
(菅原文太さん、三船敏郎さん他、三船プロオールスター)

小松左京さん原作の「日本沈没」は
東宝映画版が小林桂樹さん&藤岡弘さんダブル主演で、ヒロインがいしだあゆみさん!でしたが、

TBS 連続ドラマ版は小林桂樹さん&村野武範さんダブル主演で、ヒロインが由美かおるさんの配役。
(2006年の筒井康隆さん原作・河崎実監督のブラックコメディ「日本以外全部沈没」
は上記作品へのオマージュで、
藤岡弘さん&村野武範さんの主演に往年のファンは歓喜した筈!(^_^))

情熱的な若者像を体現されていた頃の御出演作品で大好きなのは、
范文雀さんとダブル主演された日本テレビ「火曜日の女シリーズ・男と女と」

NET(現・テレビ朝日)系のハードボイルド時代劇「狼・無頼控」(昭和48~49年)で、
毎日放送&大映テレビ&映像京都の製作の大傑作!

主人公・村野さんをリーダーに、佐藤充さん、長門勇さん、田村亮さん、
なべおさみさん、渥美マリさん、夏純子さんらの、それぞれ剣術・馬術・拳法・爆破術に優れた素浪人・くの一を集めた奉行直属の隠密治安部隊!

司令塔は山村聰さん、配下に野際陽子さん。
勝新太郎さん&丹波哲郎さんのビッグなお二人も準レギュラー・ゲストで登場されメンバーを援護、
五木ひろしさんが主題歌を歌い、ゲストでも登場し、
市川崑監督がタイトルバックを演出され、監修にも参加する桁外れの豪華な布陣でした。

この時代、日本テレビ「太陽にほえろ!」にもゲスト主演され、裕次郎さんとも御共演!
第48話「影への挑戦」(昭和48年5月放送)で、番組史上に語り継がれる社会派大傑作!

小川英・鴨井達比古、両先生の共同脚本で
土屋統吾郎監督作品。
ベトナム戦争を取材中に現地で殉職した筈の戦場カメラマン・村野さんが秘かに日本に出現!
村野さんの旧知だったレギュラー刑事・関根恵子さんの周辺で起きる不可解な殺人と公安警察や外国諜報機関の暗躍。
周辺や不審な死を遂げた関係者は全て生前、架空の経歴を偽り身元不明、或いは戸籍を抹消されたり、死亡宣告を受けている筈の人物ばかり・・。
村野さんの残した親族にまで魔の手が伸び・・。
結局、とてつもない相手組織で、裕次郎さんら七曲警察署の刑事達は村野さんを守れず、殺害された上に政治的圧力で追及不可能、未解決となる幕切れでした。

当時、この放送の直後に「金大中事件」が発生し、事実は小説より奇なりです!

村野さんは劇中、ベトナム戦争の背景と自身の苦悩と悲劇を関根さんに語りますが、東西冷戦を背景に、視聴者が様々な解釈が出来・・。

当時の日本を中心に
ベトナム、アメリカ、朝鮮半島、ソ連、中国、東西ドイツの情勢などを様々、さりげなく暗喩するようなイメージ、「日本は野放しのスパイ天国!」旨、
故・鴨井達比古先生はこういったテーマを

フジテレビ作品、草刈正雄さん&田中邦衛さん主演「華麗なる刑事」
鶴田先生の「大空港」でも果敢に描かれていました。
鴨井先生が御健在なら、北朝鮮のミサイル問題をどのようにご覧になられ、描かれたか・・。

悲しい最後を遂げた戦場カメラマン・村野さんの熱演あればこその傑作でした!

以後、落ち着いた大人の雰囲気を加味されると、
下條アトムさんとダブル主演されたTBS 「事件ファイル110・甘ったれるな」では、少年非行に取り組む少年課刑事。

名高達郎さん&金子信雄さん主演のテレビ東京「おやこ刑事」(昭和54年)では、原作に忠実にサングラスで決めたベテラン刑事!

宇津井健さん、神田正輝さんと御共演のTBS 「薔薇海峡」
以前、話題にした日本テレビ系「時雨の記」
藤真利子さんも御一緒だった
フジテレビ「飢餓海峡」も素敵でしたが、

NHK大河ドラマ
「春の坂道」
「獅子の時代」
「山河燃えゆ」での村野さんも最高!

NHKでは、井沢先生とも縁の深い和田勉さんの演出による松本清張先生原作「火の記憶」も印象的!
主人公・高岡健二さん&秋吉久美子さんのカップルが自身達の過去の幼少期の記憶を辿る過程で、実父の村野さんの生き様を知る事で、愛を確認する展開。

小生の御尊敬してやまない升本喜年様、中本逸郎様らが製作されたフジテレビ「87分署シリーズ・裸の街」
では、知性と行動力・正義感に溢れた近藤刑事役!
エド・マクベインさんの原作を横浜を舞台に置き換えて翻案した大作ドラマでしたが、
原作のコットン・ホース刑事が村野さんのイメージかと・・。
小生、本作に対する思い入れがとくに深く、村野さんのベストワンです!

バラエティ番組で見せられる暖かいお人柄はお若い世代にも親しまれましたね(^^)。

村野さんが、また素晴らしい作品で御活躍なさる事、井沢先生とも素敵な再会が出来る事を心より願っております!
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