井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

日本は独立国を目指すべし

2015年12月30日 | 歴史・政治

このたびの、慰安婦問題についての日本側の対処がよかったとは
全く思っていません。それどころか、不快です。

してもいないことを、米韓の双方から無理やり自白させられているような
ものなのですから。

しかし言ってしまえば、それが敗戦国の宿命です。戦後がわずか70年間で終わるわけもないでしょう。
今回のことで、国民が何らかの糧を得ようとするなら、その厳しい現実の再確認と新たな覚悟です。敗戦国の国民なのだ、そこから脱出するにはどうしたらいいのか、と。

今回のことは歴代総理と政権がなして来たことの、しょせん集大成です。

70年間ごときで、敗戦国としての恥辱を精算できると思うほうが甘いのです。
その現実に対してどんな政治家を頂点に持って来たところで、安倍さん以上の
働きは望めません。誰かいますか? 理想論ではなく、敗戦国という圧倒的現実と、GHQ体制とその残滓勢力が生み出した非国民(敢えてこの言語を使います)が蠢いている中で、誰が保守たちが望む一刀両断の解決が出来ますか?

誰も出来はしません。今回のことを、保守分断に利用する輩がいるのでご注意を。

敗戦国であるという決定的位置づけに加えて、日本国民は村山富市氏と河野洋平氏に託して(敢えて託したと言います、今まで抗議もさしてなく無抵抗に流されてきたのだから)自ら、戦争犯罪国家であることを認め続けてしまったのです。

憤るならまずおのれを省みよ、ということでしょう。

安倍さんのみならず、現状況を一気に覆せる政治家はいません。
戦勝国米国の支配から一歩でも独立国家に近づこうと、あがいているのが
安倍さんでしょう。「戦後レジウムからの脱出」とはそういうことです。
こういうことを真っ向から看板に掲げた政治家は今までいません。
中韓、左翼が忌み嫌う安保法制案を通したのも安倍さんの腕力です。
誰も成し得なかったではないですか。
それだけでも牛歩の一歩ながら、一歩には違いないのです。
石原慎太郎氏などは明確に主張していましたが、しょせんと言っては失礼ですが日本国の政権運営にはついぞ携わらなかったお方の、外野としての意見です。
(石原氏の主張が間違いと言っているわけではありません。意見としては肯定しています。ただ現実と理想の間には乖離があります)
女帝擁立など皇室の基幹を壊す動きに対しても、歯止めをかけられたのは
安倍さんだからでしょう。それでも皇室に対してはあらゆる歴代総理と同じく
弱腰だと思います。
しかし、それでもなお今まで安倍さんほども明確な意志を皇室に対して示した総理はいないのではないでしょうか。
万世一系をくだらぬものとして排斥する人々には説得力のない言葉ではありましょうが、わたくしは男子で2700年間長期につないで来た世界の稀種は、貴種であるという意見であり天照大神を皇祖神として仰ぎ、神武天皇から始まる万世一系の神話を尊重しなくては、皇室たり得ないとする意見の持ち主です。

韓国の反日もしょせん、米国主導でその土壌が作られました。
日本国民として戦った朝鮮の人々を、日本による犠牲者として
規定、日本と朝鮮に対してそれを刷り込んだのもアメリカです。
1945年この方日韓双方ともに、アメリカの支配下にあり続けていると
いうべきでしょう。そしてそれは韓国には都合のいい「支配」ですが、
日本には不利です。

先の稿で取り上げましたが、渡部昇一氏いわく小和田恒氏の「日本ハンディキャップ論」こそが戦後一貫した外務省の対中韓外交の基礎です。そしてその姿勢は日本を土台で損ねます。

つまり、東京裁判極東国際軍事裁判)という国際法上も違法な事後法裁判であり、結論ありきの裁判を受け入れること自体が不当裁判を認めることだからです。とりあえず法的見地からではなく、日本国民としての心情論のレベルでもよいです。法的見地からは二説あります。

小和田恒氏が皇太子妃のお父上であることから、小和田氏批判を
あたかも皇室批判のごとく受け止めて感情的になる人々がいますが、
ことは外務省の敗戦以来のヘタレ体質に及ぶことであり、小和田氏が「たまたま」
皇太子妃のお父上でいらっしゃることと、全く関係のない指摘です。
小和田氏のGHQ迎合の反日姿勢は、娘さんの入内はるか以前から
始まっていることです。

現在の中韓に腰の引けた外務省体質を作ったお方、ということで名指ししているのであって、皇室批判と混同して感情的にならぬよう、お願いします。
ただもし、個人的心情を述べるなら
小和田恒氏が師と仰ぐ左翼評論家横田喜三郎氏は、その著書「天皇制」(1949年)で、「天皇制は封建的な遺制で、民主化が始まった日本とは相容れない。いずれ廃止すべきである」と主張していることに、ある微妙な感慨は抱いています。この横田氏が勲章を辞退すること無く、受章していることに対して、授けるほうも受けるほうもいかがなものか、節操がなさ過ぎぬかと思うと同時に、横田氏の思想の脈絡をもし小和田氏が継いでいるのなら、その娘さんの入内に関しても何らかの屈託、何らかの思惑があるでしょう。小和田氏の神仏軽視は外務省の職員経由で伝えられていますが、それ以上の資料は無く、その言動から推察するのみです。

東京裁判史観は左翼史観であると、あらっぽく規定してしまいますが、あながち間違いでもないでしょう。左翼というのは神仏の存在は認めない唯物史観ですから、神道の祭祀と神武天皇の神話をベースに置いた皇室は完全否定です。
そこを明確に心得ておきたいと思います。日本の独立論に基本で関わって来ることですので。

日本独立というのは皇室の存在無くしては果たせないと、わたくしは思うのですが、戦後この方の皇室の動きを冷静に観察・分析していると、残念ながらこちらもOSS発GHQ経由の施策の波は強く受けている、と言わざるを得ません。
これについては、いずれ改めて述べるかもしれませんが本稿は、今回の慰安婦問題の帰結についてが主題です。

いまだ米国の支配下にある、敗戦国。この現実を今回はお互いに噛み締めましょう。現実を直視せねば、そこからの脱却はありません。
率直に申せば、日本はやられにやられて来て、今後もやられ続けるでしょう。
どこまでその被害を食い止められるかの勝負だと、思っています。
抜本的解決はおそらく、ここまで壊されていては無理でしょう。
悲観ではないのです。現実を厳しく直視せねば、そこからの脱却目標を
具体的に持てません。

わたくしは日本人が持つべき目標は独立国になるべく、否かつての日本に戻るべく営々と努力を積み重ねることだと思っています。長い長い道のりです。そういう視野で見れば、慰安婦の今回の帰結など、さして壊滅的なことでもありません。現状が形として明確に眼前に突きつけられた、というだけのこと。今更驚くほどのことでもないでしょう。これが限度なのは、他の誰が政権を担っても同じことです。担い手によっては、もっと惨状だったでしょう。

かといって、今回の一件に対してはもっとしっかりしてくれと、安倍政権に発破をかけることは必要です。それは国民の内外への意志表示にもなります。報道はおそらくされませんが、幸いネットが敏感にその辺りの動きは察知します。

玉石混交の、多くが程度の低い内容ですが中に、あられもないほどの真実が光っているのもネットです。ジャスミン革命はネット発で始まりました。

今回のことも結局は情報戦という戦争の中の、日本の敗北です。
しかし決定的敗北とは違います。なぜならこれが帰結ではなく、情報戦は
まだ続くからです。韓国と中国それ自体の自爆の可能性も含みつつ、
また中国との関係で日米の力関係も微妙に変わっています。いまだ占領下ではありますが、敗戦直後のがんじがらめよりは多少ましにはなっています。

現在、アメリカがそして韓国がいかに虚偽を主張しようと、他ならぬアメリカの国立公文書館に慰安婦についての聞き取り調査記録が歴然と残っています。敵国日本の慰安婦についての記述ですから、善意で糊塗していることはありません。
悪意もまじえず淡々と記録を残しておいてくれたことに感謝します。

その文書の序では、明確に慰安婦をキャンプフォロワーと結論づけています。
欧州では移動する軍にくっついて、売春する女達を追軍売春婦と呼んでいますが、そこからの転用です。

米国の聞き取り調査は裁判用の尋問ではなく、ただ淡々と慰安婦自身から聞いたことを、主観抜きに書き記しているだけであり信憑性はごく高いのです。
他ならぬアメリカ自身への報告書なのですから。

慰安婦と呼ばれた性ビジネス従業者の女性たちは、平均1500円稼ぎその半分をマスターと呼ばれた売春宿の主人に払うと米国の記録にはあります。つまり750円が手元に残るわけですが、日本軍の上等兵の月給が10円です。
いかに破格の報酬を彼女らが得ていたかということです。
そして報告書はさらに、慰安婦達の休日の街でのショッピング、日本兵との
ピクニック、中には日本兵との結婚などについても触れられています。

上等兵の75倍稼ぐ「性奴隷」などいはしません。
わたくしが調べた範囲では、慰安婦は個室を与えられ(最前線の激戦地近くでは解りません)嫌な客は断る権利を有していました。

わたくしが親しくさせていただいていた鈴木清順監督による映画「春婦伝」でも、ベテラン慰安婦が新米兵隊を怒鳴り、顎でこき使うシーンがあります。娯楽劇映画ですから、かえってそれはプロパガンダと遠い、実情に近い描写であったかと思われます。こんなことなら、清順先生から当時の状況を詳しく聞いておくのでした。

ちなみに当時の日本男に売春婦をことさら蔑むメンタリティはありません。
一つの文化としての許容があり、永井荷風などが小説に仕立てています。

米国立公文書館の公文書の序文 「韓国人慰安婦は売春婦、もしくはプロフェッショナル・キャンプ・フォロワー(軍隊に随行する売春婦)にすぎない」

  
このような、資料が歴然とある限り真実は覆えません。
今回の一件は情報戦という戦争の、いわば局地戦です。
まだまだ戦いは終わったわけではなく、これからです。
へしゃげることはないのです。「もう蒸し返さない」と約束した韓国が、
約束を守るわけもありませんが、とりあえず5年間ぐらいは「約束したではないか」と少なくとも言い返せます。公式文書に署名したわけでもなく・・・・・軽い約束ですが。
 
朴正熙、金泳三、金大中、盧武鉉、李明博(敬称略)と今まで大統領が変わるたびに、何度も破られてきた「紳士協定」であり、要するに韓国は紳士ではなかったから破られ続けて来たのですが、今回は「アメリカ立会のもとの約束」なので、今までよりはマシでしょう。
 
でも、蒸し返すでしょう。朴槿恵大統領の後釜は、潘基文現国連事務総長である可能性がありますが、名うての反日者であり、反日カードを切らないと韓国では大統領はやっていられません。
この潘基文事務総長が首相として発の竹島不法上陸者である韓洙元韓国首相と結託して、皇太子殿下を囲み韓国への謝罪訪問を企んでいることは知っておく
ほうがいいでしょう。また皇太子殿下がその包囲網にやすやすと乗られ、内閣もお止めしていないことも。いずれは天皇皇后両陛下の韓国への謝罪訪問へも連なりかねない重大事なので、記憶しておいて頂きたいところです。
皇太子殿下は更に、内閣の頭越しに人民解放軍少将である習近平共産党中央委員会総書記、党中央軍事委員会主席の妻、彭麗媛夫人とも接触、他にはブラジルにおける某巨大宗教団体のイベントに参加などなさっています。皇室は狙われていることを承知しておいたほうがいいでしょう。
日本の日本たる最も象徴である皇室が、日本毀損の基地となりかねない危うげな状況です。OSS/GHQのシナリオ通りです。
 

日韓閣僚会議 1981年9月10日 / 園田直外務大臣の国会答弁より

「韓国のおっしゃることは とてもとても 私如き分際でですね あのう 相談に乗れる額じゃ無い、と。私の常識から言えばですねぇ、金を借りる方がビタ一銭まかりならんというのは、ことは日本の常識では なかなかこれは通用できないことでありまして(失笑・爆笑) ほとほと困っているところでございます」

社会保障各法の国籍条項を撤廃し、外国人であっても年金と児童扶養手当を受給できるようにしたお方で、この点は最悪ですが、上記の言葉はよくぞ国会で言ってくださった、と思います。

韓国内では「韓国の敗北」という論調も
大きくありますがなに、米国に日韓双方ともに負けたのです。
しょせん米国主導のシナリオに日韓が乗せられたのではないか、という
仮説もあり得るでしょう。
 
どのみち捏造韓国とは異なり、全く身に覚えのないことでそしられる無念はありますが、戦いはこれからだとそう心を引き締めようではありませんか。政府に出来ることは日本がいまだ独立国でない以上、限られています。
 
独立国を根気よく目指しつつ、戦いはむしろ政府を使役する国民側にあります。真実をおめず臆せず根気よく、執拗なまでに根気よく国民が国内外に発信して行くべきでしょう。
安倍政権を叱咤激励しながら、です。ろくでもない議員を抱え込んでいるのと同じく、ろくでもない政策を抱えてもいるので、そこは厳しく対処すべきでしょう。
3百年はかかるかもしれない戦いだと腹をくくりましょう。情報戦争での戦士を育てるためにも孫、子に真実を伝え続けましょう。長い長い戦いのまだほんの70年目です。公式文書にお互い調印したわけでなし、目先のことに一喜一憂して揺らいでどうしますか。
ただ戦うしか、戦い続けるしかないではないですか。
それはおそらく、単に国益のための戦いではなく、真実を窒息させぬための、人としての誠意と良心を懸けた戦いでもありましょう。
 
備考 歴代官房長官と総理の慰安婦談話
 
1992117 - 宮澤喜一首相
 
従軍慰安婦の問題が取り上げられていますが,私は、このようなことは実に心の痛むことであり,誠に申し訳なく思っております。

1992
76 - 加藤紘一内閣官房長官

 
従軍慰安婦として筆舌に尽くし難い辛苦をなめられた全ての方々に対し、改めて衷心よりお詫びと反省の気持ちを申し上げたい

1993
84 - 河野洋平内閣官房長官

 
従軍慰安婦として数多の苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し心からお詫びと反省の気持ちを申し上げる。

1994
831 - 村山富市首相

 
従軍慰安婦問題は、女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題であり、私はこの機会に、改めて、心からの深い反省とお詫びの気持ちを申し上げたいと思います

1995
7 - 村山富市首相

 
従軍慰安婦として心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対して、深くおわびを申し上げたいと思います。

1996
623 - 橋本龍太郎首相

 
従軍慰安婦の問題に触れられましたが、私はこの問題ほど女性の名誉と尊厳を傷つけた 問題はないと思います。そして、心からおわびと反省の言葉を申し上げたいと思います。

1998
715 - 橋本龍太郎首相

 
すべての元慰安婦の方々に対し心からのおわびと反省の気持ち

2001
- 小泉純一郎首相

 従軍慰安婦として数多の苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し、心からおわびと反省の気持ちを申し上げます


2015年-安倍晋三首相
 
歴代総理、官房長官の発言の累積の上に現在があります。放置していたわたくしたち国民も悪い。
捏造に対する謝罪も賠償も今、唐突に始まったわけではないのだから、焦らず騒がず。
過去の累積を覆すには時間がかかります。
 
*この文章は、以下と連動しています。
 

慰安婦問題、非のルーツは村山・河野氏である

http://blog.goo.ne.jp/mannizawa/e/358757f6ceb185229182a334113983c6 

 

韓国による被害国ベトナムは、その民族的誇りにより韓国に謝罪と倍賞を求めない

http://blog.goo.ne.jp/mannizawa/e/ab9697cc3741484d07beeadb33c439de 

 

いもしなかった「性奴隷」に謝罪と支援?

http://blog.goo.ne.jp/mannizawa/e/2be482283859a4a10687b0b80a82a674 


27 コメント

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韓国情報に疲弊! (タケちゃん)
2015-12-30 01:43:25
同じく同感致します。
息抜きにこんなお話しどうぞ!
南北朝時代の頃の争い 歴史はタブーの様です
昔の皇室はソクシツ制度であったため血を引く方々が天下を取るため天皇の座を狙い南側と北側で争った戦いの時代であった。
南が勝ち北の血族は東北に追いやられました。
現在の天皇家は南。
安部総理の家系は東北に追いやられた北の血を引きます。
総理の家系は実は秋田出身、濃い顔立ちですよね。秋田からいろんな地に散らばって行きます。安部晴明(?)でしたか?陰陽の有名な占い師も血を引きます。
大昔の話ですね。
いずれにせよ、古代史を知れば天皇陛下は世界の天皇であり、日本の地から生命の誕生を知らしめる血族の象徴であります。
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続き (タケちゃん)
2015-12-30 02:05:28
なので安倍総理は純粋に日本と日本人の為に現代を担ってくれるお方です。
世界情勢を見ての大人の対応であると思います。非難覚悟なのでしょう。
なのでどんどん官邸メールして民の声を届けて欲しいと思います。
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いつもながら、冷静なご意見 (onecat01)
2015-12-30 08:59:57
井澤さん。
お早うございます。貴方のご意見をしっかりと読ませて頂きました。今回の日韓合意につき、怒り心頭の私は、総理への失望と腹立ちと、己への怒りとで、混乱しておりましたが、貴方のご意見を読み、心が静まって参りました。

 たかが戦後70年。これで敗戦国が独立できるはずがあるまいと、それは誠に甘い考えでありました。

 先日動画にて、「花嫁の父」を偶然拝見ました。
作者の名前を見て、貴方であると知りました。涙を流しつつ、楽しませていただきました。どうか、これからもご指導くださいませ。

 寒さの折、ご自愛専一に。
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onecat01さんへ (井沢満)
2015-12-30 09:24:12
私もこのたびのことには憤りを感じてはいますが、
それは安倍さんに対してではなく歴代総理、官房長官の謝罪に対して決然と抗議するでもなかった国民に対して、自分の無知も含めての憤りです。

政府は戦勝国としてのアメリカ、核の傘に入れてもらっていて、沖縄の海兵隊に国防を頼っている身で、アメリカの顔色を見つつ、韓国に謝ってしまうのは致し方がない、敗戦国の宿業ですが、国民が大人しすぎたのが最大の過誤で、今回の結果も生んだ・・・・・というより、昨日の続きを形として具体的に見せられたんだよ、ってことですね。
今に始まったことではなく、延々70年間ひきずっている現実なのに、何を今更慌てふためき憤るのか、今憤るならなんで過去、もっと怒って来なかったの、ということです。


現在まずいなあと思っているのは、いわゆる保守の人々の手のひら返しの激しい安倍総理批判で、これは元々安倍総理を貶めたいサヨク連中と結局同じ足引っ張りをすることになります。

かといって、批判はすべきなのですが、日本解体を目指す人達とは一緒にならない工夫と節度が必要ですね。

今、自称保守連中の手のひら返しの安倍落としを誰が喜んでいるか、考えて欲しいのです。
中韓左翼、共産党です。

持ち上げるときはひざまずかんばかりに持ち上げ、落とすときは叩き落とす。日本人の極端から極端に走りがちな悪サンプルを見せられているようです。

あと100年かかるか、ひょっとして500年か解りませんが、日本が敗戦国の立場から立ち直るには相当の時間を要します。

根気よく頑張っていれば、中韓の自滅的なこと、アメリカの弱体化など他力も加わって、マシな方向へ改善できるかもしれません。

たかが戦後70年で一気に解決とは、無理難題です。
長期で根気よくどっしりと構えないと。
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ナイーブすぎる保守派国民 (通行人)
2015-12-30 10:17:32
今回の騒動で明らかになったのですが、なぜ保守派国民はこうも純粋無垢でナイーブで平和ボケを起こしてる自覚が無いのでしょうか?
現状では保守派自身が彼らが見下してるお花畑国民の何倍も日本政府の足を引っ張っています。

元寇は中国(元)を韓国(高麗)がけしかけて起こした日本侵略です。しかも日本側の犠牲のほとんどが民間人女性子供でした。これが再現されるのが目前に迫っていました。すなわち中国韓国の完全連携です。

韓国を日米連携で追い詰めたのはいいのですが、だからといって韓国を完全に中国側に付かせ連携一体化されると、米軍韓国撤退の際に北朝鮮の韓国侵略を口実に、大量の韓国人偽装難民が対馬そして日本に侵略占領してきます。
同時に中国の沖縄諸島への偽装難民侵略占領も起こります。
さらに「国防動員法」により、在日中国人300万人と在日韓国人100万人が武装蜂起します。
北海道、沖縄、九州、広島、大阪、新潟、仙台、神奈川、東京の反日勢力が拠点となります。
反日勢力は日弁連から議員官僚企業教育マスコミ暴力団から自治会まで多岐に渡ります。
これでは米軍と自衛隊では数が足りません。

私は保守系ブログ「大和心への回帰」さんに何度かコメントさせて頂いてたのですが、「余命三年時事日記」発売日の12月17日以降コメント欄を開くと、Yahooブログから「IDとパスワード」を登録しろと脅迫されてます。当然登録などしません。Yahooはソフトバンクですから。
森喜朗と秋元康でお馴染みのDMMは「余命三年時事日記」の扱いを拒否しています。
全国各地で事故を装ったテロが頻発しています。
すでに日韓戦争は始まっています。

中韓連携分断と韓国孤立化と各個撃破は軍事上最優先事項であり、保守ナイーブ派が喚き散らす戯言は敵を殲滅してから。
民兵自警団くらい作って政府に文句を言うならともかく結局は他人任せ。敵の初歩的な情報誘導に脊髄反応で引っ掛かり綺麗事ばかり言って拡散する分、お花畑よりタチが悪い。
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占領下であることは明白であっても (なな)
2015-12-30 11:17:04
明文化されていない「合意」がどこまで実行されるのか、来年の動きを見守りたいと思います。

今回外務大臣として初めて「軍の関与」を言明。 これは本当に大きな瑕疵を残します。

現地調査、アメリカの公文書検証の上、韓国の言う従軍慰安婦問題は、捏造であると、言挙げしてくれた、アメリカの軍事ジャーナリスト、マイケル・ヨン氏、ヘンリーストークス氏、テキサス親父氏など、どのような思いをなさっているのか?

加えて、アメリカなど、慰安婦像建設地に在住の日本人の方々。

苦しいと思います。

批判は批判として、冷静に声を上げねばならないと、確信していますし実行していきます。
返信する
ななさん (鳩摩羅什)
2015-12-30 12:10:26
ちょっと意味がわからないのですが?
いいえ、文の要旨は解るし、反対ではありません。
ただ気になったのが、「占領下であることは明白であっても 」に始まり「批判は批判として、冷静に声を上げねばならないと、確信していますし実行していきます。」

と繋がる文脈があたかも、井沢先生が占領下なのだから批判はするなと書いているように読めたので・・・・無論、そんなことは書いてないし、ななさんも反論で書いたのではないのかもしれませんね。

軍関与は今までの主張の延長線上にあり、慰安婦像に象徴されるように韓国はずっと軍関与をプロパガンダして来ているので、今更突出してそこだけが問題視されることはないと思います。
想像に過ぎませんが「軍関与」の文言はアメリカ側からの要求ではなかったでしょうか。

解りませんが先生の文の要旨は明白で、発信はしなければならない。(批判を含めて)でも、最初から安倍総理を落としたかった中韓と国内左翼を資するような安倍全否定は避けよう、とそういうふうに私は読みました。だから、あなたの書き方にちょっと違和感を覚えたのですが。
軍関与を国が認めたことを瑕疵とするあなたの意見に反対しているわけではありません。
返信する
私の誤読?>ななさんへ (毬藻)
2015-12-30 12:17:08
先生は、慰安婦問題に関する発端の文章で、こうも述べられています。


>もし出来るなら総理官邸他へメールなり
電話をしていただきたいと思います。

>下手なことをしたら政権に陰りが出ると
思わせないと、妙なことをやられそうです。
あの使えない岸田さんだし。

>抗議のメールや意見は無駄にはなりません。
数がまとまれば、力になります。


・・・・・

あなたのコメントが井沢先生文章への批判にちょっと読めたので念のため。もし私の読み違いなら失礼しました。
返信する
文章のどの箇所にフォーカスして読むか (鳴海)
2015-12-30 12:44:50
それで、読み手の勘違いが生じます。
文章は自らの主観ではなく、全体を通してまんべんなく
読まないと。

井沢先生は、一連の慰安婦問題についてこう書かれています。【  】強調は、わたし鳴海です。

>元々、安倍総理は中韓左翼に憎まれています。彼らと軌を一にしての安倍批判は得策ではないと思われます。ただ、【決然と抗議は必要ですよ】、ということなのですが、ややこしいでしょうか。安倍さんを極力正しい軌道で政治をやっていただくための批判か、単に引きずり下ろしたい一派に結果的に加担しての批判なのか、ということですね。安倍さん批判が実は安倍さんが最もやりたい方向への背中押しであることもあるのだ、という言い方は解って頂けるでしょうか。
返信する
Unknown (なな)
2015-12-30 21:36:48
帰省中に付き、お返事遅れましたこと、お詫びいたします。

又、PCの無い環境にいますので、携帯端末からの大雑把な、お返事になりますことを、ご了承くださいませ。

まずは、私の稚拙なコメントで、混乱を呼んでしまいましたこと、お詫び申し上げます。

「占領下にあろうとも」の文言は、岸田外務大臣の「軍の関与」があった、という発言への批判の意味で使いましたが、タイトルに使用すべきではありませんでした。

井沢先生の記事に対する批判、と捉えられるような、舌足らずで、低俗な投稿を致しましたこと、大変申し訳ありませんでした。

以後、自重いたします。
お声掛け下さった方々へ。 気付きを与えて下さって有り難う御座います。
返信する