いつも裸足でつかの間過ごす小公園に、顔なじみのコンビニの
人がよく同時間帯に休憩に訪れ、言葉を交わすのですが
今日は「東日本大震災3.11の時、どこにいたか」という
話題になり、その人はパチンコ屋にいたそう。
「面白いもので、玉が出ている人は逃げ出さず打ち続けているんですよ」
「あなたは、どっちだったの?」
「玉が出てました。それに、周りに人が多いと理屈抜きに
安心感があるんですよ」
ということで、人間ってまあ、こういうふうなんだろうと
思ったのでした。
犬たちに去られてひとつだけいいことがあるとすれば、
避難先に悩まずに済むことです。
「二人」が生存している間は、いつもどこかで
緊張していました。
避難所には入れないので、テントや彼らの食料、水まで
用意してあったのです。
東京は都心で38℃、青梅市は40℃だそうですが、
皆さんは息災でしょうか。
私の極端な食事療法について、友人から「だいじょうぶ?」
と訊かれ、「私が答え。元気」と答えたのですが、
快調です。思えば夏バテ知らず。気力横溢。食欲も
旺盛。でも、なるべく抑え気味に、寿司とその帰りのカフェで
パンケーキと抑制解禁日が一昨日だったので、昨日は
冷奴に納豆、枝豆のみ。今日も似たような食事です。
他に青汁と薬膳食の粉末を、成分未調整の豆乳で
撹拌したのを飲んで、不都合はありません。
食の楽しみは、会食で十分です。
ところで、コメント欄で知ったのですが報道番組でご一緒した
野村修也さんが「業務停止1カ月の懲戒処分だそうで、
鳩が豆鉄砲を食らったごとき驚き。
記事で懲戒の理由を読みましたが、大本の理由は他にも
あると思いました。
いわゆる左派へのアンチ発言が多いこと、安倍政権支持であること、
そしておそらく「ヘイトスピーチ」がある筋の逆鱗に触れたのでは
なかろうかと。
野村さんはヘイトスピーチなどなさっていませんが、ある種の
問題に対して、まっとうな意見を出すとそれを強引に「ヘイト」に
結びつける風潮です。
左派へのアンチ発言も露骨になさっているわけではありません。
しごく、正論を述べられたらそれが結果として、アンチ左派に
なってしまうという・・・・。
とても、困った怖い流れに今、日本はあります。
理不尽にヘイトスピーチ呼ばわりされツイッターを一時、
凍結されたKAZUYAさんという人がいます。
解除されたようではありますが、まっとうな意見が
「ヘイト」の烙印を押され、野村さんやKAZUYAさんのように
闘う気概のある人はよしとして、まともな意見の発信者たちが
萎縮させられてしまい、それも狙いでの魔女狩りなのかも
しれません。「ヘイト」の一語にたじろいではなりません。
誤変換他、後ほど。
ツイッターでは、野党の理不尽さや手法を、煽り立てる書き方でなく、
冷静に批判していました。
今は、人権や差別が錦の御旗となり掲げられます。
被害に会うのは、いつも真っ当な考えの方達ばかりです。
今までも言論封殺はありましたが、加速度がついて来ています。
このまま本来の日本人たちが手をこまねいていたら、10年後にはもっと惨状を来しているでしょう。
野村修也弁護士の懲戒処分について、
左翼側の見解は、昨日紹介したLITERA(リテラ)が書いているような事になるのだと思います。
保守派の見解の一つとして、ネットで見つけたブログを貼らせていただきます。
野村修也弁護士 業務停止1か月の懲戒処分
https://ameblo.jp/sadohimajin/entry-12391472869.html
あいかわらず整理ベタ、ずぼらの悪癖にて。
今更ながら、気になる過去記事への投稿が追い付かず、お許し願えればm(__)m
先生や美しい日本様の御心配をお察しするばかりですが、先月7月20付けの「ダイヤモンドオンライン」で、テレビでもお馴染みの元経済産業省御出身・慶応大学院教授の岸博幸さんが野村先生の懲戒処分とメディア報道の問題について寄稿。
有料記事ですので、要約をお伝えさせて頂きますが、岸先生曰く「野村弁護士らのアンケート調査に関して、民事裁判では違法性が認められず、弁護士会の見解とは大きな隔たりがある」旨。
公正であるべきメディアは弁護士会の懲戒処分だけでなく、民事裁判の判定についても両論併記で取り上げるきであるが、今回の報道は野村弁護士側に対する配慮に欠けている旨。
因みに岸先生は同記事の後半で、小池知事への批判もなさっており、既に御存知の皆様も多いかも知れませんが、御関心のある皆様には是非御一読をm(__)m
岸先生も弁護士会が偏向した組織である事を暗に指摘されていますが、改めて野村先生にエールをお伝えしたい気持ちです。
只、難しい問題で、裁判でも「多少、問題はあれど、大阪市職員の思想・信条の侵害とまでは認定出来ない」との趣旨だったようで、弁護士会や
「リテラ」のような方々は、これからも細かな点を色々と突いてくるでしょうね(~_~;)
しかしながら、そもそも根本問題は、2000年代初頭に大阪市役所内部の様々な不祥事や組合利権と言わざるを得ないような問題が発覚・指摘され、市政改革が叫ばれていた経緯を思い出さなくてはならないと考えます。
関西の皆様は御記憶と思いますが、
今振り返れば、当時の関淳一市長は市役所内の綱紀粛正や大阪市営地下鉄の民営化も提唱(是非は別として)。
ベストセラー「だから、あなたも生き抜いて」(講談社)で知られ、大変な御苦労をされた女性弁護士・大平光代さんを民間から助役に招くなど、
大変な奮闘をされていたと思いますが、残念ながら、様々な内紛から2007年に分裂選挙。
対立候補として立候補された地元・MBS ・毎日放送(TBS 系列局)のカリスマ的人気アナウンサーだった平松邦夫さんに敗退。
関東の皆様には全国ネット番組の出演が皆無だった平松さんは馴染みがないと思いますが、(退局後、そこまで言って委員会で司会もされましたが)夕方のローカルニュース「MBS ナウ」を永年担当され、知性的で誠実なキャラクターが慕われた人気アナウンサー。
関東なら同時間帯のTBS 「テレポート6」を永年担当して愛された"文さん"こと山本文郎アナウンサーのような人気とポジションでしょうか・・。
しかしながら、平松市長は改革派として当選し、関市長以上の手腕が期待されながらも、失礼ながら、組合を敵に回すような急激な改革は避けておられた印象・・。
結果、当初は良好だった当時の橋下徹知事との
御関係も悪化し、最終的には橋下さんが市長に名乗りを挙げて、維新の会の流れとなった訳です。
橋下さんの全てを肯定する訳ではなく、問題も感じた部分はありますが、大阪市役所の様々な過去の不祥事や経緯を無視して、野村先生らのアンケート調査だけを問題視するのは、とてもフェアとは思えませんね(-_-;)
今後は大阪市民の皆様も色々な意味で現・吉村市長の立派な部分は応援し、問題点には声を上げて頂きたいと願うばかりですm(__)m
そして、美しい日本様の投稿にもいつも感心しておりますm(__)m
小生も以前御報告致しましたが、何人かの保守知識人の方々から「総太郎さん、リテラの記事には我々の弱点を突いた痛い部分があり、侮ってはいけませんよ!馬鹿にせず、きちんと目を通して対応する位でなければ」旨、御注意頂いた事があったのですが、小生の場合、拝読していて腹の立つ事が多く、どうしても遠ざかる未熟さで・・(苦笑)
しかしながら、それではこちらも公正な情報収集と視点に欠けると反省しなければならないでしょうし、頻繁に目を通すのも精神的に苦痛で難しい所なのですが(^_^;)
こういった媒体にもきちんと目を通されている美しい日本様に改めて敬意を払いますm(__)m
そして、これも美しい日本様やローズマリー様が嘆いておられた記憶の杉田水脈先生の発言ですが(周知の事実でややこしくなるので実名で書かせて頂きますm(__)m)、
誠に残念ですね(~_~;)
御承知の通り、先月「新潮45」8月号を皆様にお薦めしていた手前、杉田先生の寄稿にも当然目を通していたのですが、「生産性がない」云々の表現に一読して、危ういものを感じ、そうした
経緯から杉田先生の寄稿は殊更、皆様にはお知らせしなかったのですが、案の定・・(~_~;)
毎度お馴染みの青木理氏などは、杉田先生の失点に大喜びせんばかりに議員辞職しろ!とあらゆる媒体で大騒ぎしていますね・・(-_-;)
只、杉田先生を擁護するとすれば、文中、「そういったマイノリティの方々は子供さん・お孫さんを望む周囲の親族から冷たい視線に晒されたり、失望の感情を向けられる事が多く、それらの非情な現実は政治や法律で簡単に解決出来る問題ではない」旨の御指摘には耳を傾けるべきだと感じたのも事実で、杉田先生を余りにも袋叩きにするのはお気の毒に思いました・・(~_~;)
ラジオ日本「マット安川のずばり勝負!」では
平沢勝栄先生が、この問題をリスナーのお方から指摘され、
「杉田議員個人がどのような御意見を持とうが自由であり、無所属のお立場であれば寄稿にも問題はないだろうが、自民党が近年、そういったマイノリティの方々の人権と権利を尊重する党是を掲げている以上、不味い」旨。
平沢先生も庇いにくい心境のようでしたが、党
としては、二階さん程度の擁護が精一杯でしょう・・。
小生も先日御報告したように長岡敬先生らに、不用意な御発言には御注意を旨、お願いした事がございましたが、美しい日本様が仰るように井沢先生クラスの見識ある方々をブレーンにした対策、有権者の方々の心を暖かく包むような言葉のメッセージ発信を願いたくm(__)m
とりとめのない構成になり失礼致しました。
ところが、ロバート・キャンベル氏がブログでカミングアウトした上で杉田氏を批判しました。読んでみて一番の印象は、キャンベル氏(白人のエリート)の上から目線でした。そして、自分の恵まれた生活が「選ばれたものの特権」の上に成り立っていると無邪気に思い込んでいる様子が、少し滑稽でもありました。
日本文学の学者さんだからといって、今の下々の生活は知らなくても仕方ないけど、それなら一般論としてコメントしてほしくないなとうんざりしました。
私としては、この(大変物腰の柔らかい知識人)である彼の意見をもってして「ほら、当事者のあのキャンベルさんだって・・・」と言われるのがなんとも癪でしてw
そんな折、週刊新潮でもゲイの立場からLGBT運動の問題点を取りあげたジャックさんが、キャンベルさんへの反論を書かれました。
ノンケの私が感じた違和感とほぼ同じ部分に(特にご自分の入院時の話)異議を唱えておられます。また、ドナルド・キーン氏との違いなども気になっていたところでした。
https://jack4afric.exblog.jp/30017090/
>唯一、アメリカとイギリスだけが同性愛行為を禁止して厳しく弾圧したビクトリア朝時代の極端に禁欲的な性道徳の反動もあって、カミングアウトが奨励されているようですが、
『モーリス』の裁判シーンを思い出したりしました。
「月刊・hanada 」の最新10月号には、
徳島文理大学教授で政治学者の八幡和郎先生が
「杉田議員へのメディアリンチ」を寄稿。
小生のような未熟な素人には足下に及ばない緻密な文章と世界の現状を踏まえた分析で
杉田先生を援護射撃してくださいましたので皆様にも是非m(__)m
「新調45」の原文・論文にきちんと目を通せば、決してマイノリティの方々に殊更、悪意や敵意をお持ちではない杉田先生の真意も伝わるのですが、八幡先生も指摘されていたのは、明らかに杉田先生が反日勢力から目を付けられていた状況並びに
「生産性がない」云々の言葉だけが一人歩きする厳しい現実でしょうか・・(~_~;)
話が飛躍致しますが、
小生も、以前こちらで、安倍総理の著書「美しい国・日本」内での韓国贔屓と捉えられかねない記述を擁護させて頂いた事がございましたが、
あの時代の前後も、特に安倍さんと亡き中川昭一先生が特にマスコミ内部の反日勢力から徹底的にマークされておりまして、当時、「週刊新潮」ら一部のメディアも報道したので、敢えて具体的に申し上げますが、特に朝日新聞の本田雅和記者は安倍さんの国会内や講演会はもとより、
オフレコでの発言に至るまで、一語一句チェックして、何か足を引っ張れるような失言や国粋的な言動があれば、紙面に取り上げ、韓国や中国に御注進する計画をしていた節が・・(~_~;)。
慰安婦問題・擬似戦犯法廷に関して、安倍さんと中川先生がNHK の番組改変に圧力を掛けたと、執拗にキャンペーンを展開したのも、松井やよりさんらを崇拝する本田記者らで、保守有力議員の失脚を画策していた訳です。
小生、余り、水面下での情報・噂・陰謀論・予測の類いを投稿するのは基本的に慎んでおりますが、皆様に警戒・心の片隅に置いて頂きたく、敢えて具体的に申し上げますが、杉田先生もかなり狙われていた事は伺っておりましたし、他には、
山本優美子先生、和田政宗先生、足立康史先生、そして長尾敬先生らも(~_~;)
一昨年、青山繁晴先生が政界に立候補された際も、毎度お馴染みの青木理氏ら黒い勢力が一斉に攻撃を展開した事を思い出して頂けるかと・・(~_~;)
今回も青木理氏、山口二郎氏ら毎度お馴染みの
勢力が杉田先生を袋叩きにしている状況が余りにも分かりやすいと申しますか・・(-_-;)
小生、いまのところ杉田先生とお付き合いはございませんが、応援したい保守議員のお一人として、反省すべき点は反省して頂き、改めて再起を応援させて頂きたい気持ち!
只、今後の対策と致しましては、それこそ美しい日本様が仰るように、井沢先生のような優れた方々をブレーンにお招きしてお力をお借り出来たり、自民党本部からの適切な指導があればよいのでしょうが、難しい所です・・。
それこそ、亀井先生や石原慎太郎さんらの引退された重鎮は
「俺達は暴走老人だ!不良老人だ!」
と達観・開き直られているので、今更心配する必要もないでしょうが(笑)
未来ある愛国議員の皆様には、これからも頑張って頂きたいですからね・・。
そして、
ロバートキャンベルさんとジャックさんの御意見を対比して大変参考になりましたが、
厄介なのはマイノリティ当事者の方々でなければ第三者の方々に上手く説明出来ない部分がある事でしょうね・・(~_~;)
養子縁組制度がそういった方々に活用されていた事は認識しておりましたし、ジャックさんの言説には改めて納得。
所謂、活動家紛いの方々は、日々の幸せな生活の希望や人権向上よりも、戸籍制度の否定や日本文化の破壊的活動を目的にしているのが事実なら頭を抱えるばかりですね・・(-_-;)
これもまた、話が飛躍致しますが、
近年、学校の卒業アルバムや名簿が男女混合となっている傾向に違和感が・・(~_~;)
以前、全国にその動きが波及した頃、左翼系の論壇雑誌「創」の編集後記に、編集者達が
「私達の運動が成功して嬉しい」
「ジェンダー・男女の区別を無くす動きを全国に広めよう」旨、記されていて、なんとも言えぬ不気味さを感じたのですが、小生の感覚はおかしいのでしょうか・・?(-_-;)
今後とも皆様の御意見も伺いながら、勉強させて頂きたい心境です。
まずあなたが異性を好きになるのは何故ですか?と尋ねられたら正確な答えを言えますか?
ジャックさんのブログは私も読んでいますが、ゲイ全般の意見だとは私は思いません。
ジャックさんというパーソナリティの意見だと思っています。
性の多様性を大げさに主張するつもりはありませんが、LGBT運動家はゲイの代表でも無いし偏っていると思います。
キャンベル氏の投稿も私は全く上から目線と思いませんでした。キャンベル氏は彼の立場で反論しただけでゲイ全体の意見ではありませんし。
杉田水脈さんが自分の無知をさらけ出しただけだと当事者としては思っております。
何故あなたは同性が好きですか?と私に尋ねられても返答できません。
何故なら異性に性的興味も関心も皆無だからです。かと言って同性なら誰でも良いと言うわけではありません。
異性愛者も異性なら誰でも良いという方は少ないと思います。
私の知人でゲイで悩んで自殺した人が2人います。
田舎の長男で嫁をもらう義務があり、それで心が押しつぶされたからでしょう。
チッチョ様も総太郎様も申し訳ありませんがストレートの意見でゲイを特別視、いいえゲイをキワモノ扱いする部分が見えます。いわゆるゲイヘイトです。
井沢先生の同窓会とか観ていたらゲイは特別なものでは無いと解るはずです。
ゲイも同じ人間です。扶養家族がいないので納税も多くしています。
なにか誰かに同性愛者ということで迷惑をかけていますか?
杉田さんの勘違いぶりは本当に無知であるとしか言いようがないと私は思います。生産性のために人間は生きなければならないのですか?
ゲイは異端で特殊な性癖だから駄目なのですか?
杉田氏の駄文を褒め称えるチッチョ様や総太郎様が無知の無意識の迫害者でもあるのですよ?
100人のゲイがいたら100通りの考え方があるのです。
そこをゲイだからというくくりで一緒にしないでください。
実は私は64歳のゲイであり、その立場から正直に綴ります。
杉田議員の発言が話題になっていますが、杉田議員もジャックさんも基本で間違いを犯しています。
ゲイを「性癖・嗜好」と表現、あたかも「止めようと思えば止められる」「趣味」レベルに軽んじていることに怒りと悲しみがあります。
ゲイは生まれついてのもので、変えることも止めることも出来ない「選択不能の本能」です。
チッチョさんと総太郎さんは、同性と恋愛してセックスが出来ますか?
それとゲイも同じことなのです。異性への性交・恋愛相手への嫌悪感・拒絶感、は同質なのです。
「選択不能」であることをまず皮膚感覚でご理解ください。
「そのように生まれついたものへの心無い刃が杉田議員でした。いっぱし愛国者を自認している私は応援していた議員だけに、その無知と倨傲、思いがけない
頭の悪さがショックでした、あの文章としても稚拙な作文、ロジックの希薄。女学生時代の一過性の同性愛と、ゲイを同一地平線上に並べるとは。
ジャックさんがゲイであることは事実ですが、例外的特殊です。
この人がずっと書いてきたのは、男同士のあからさまで、それゆえに下卑た性愛の快楽についてでありそこに「愛」は片鱗も存在していません。そういう人にとっては確かに「性癖・嗜好」でしかないのでしょう。しかし、ジャックさんのように肉体的なことだけで満足、心の絆を求めないゲイは少数に属します。
ジャックさんは男同士のセックスを綴りながら、ゲイの歴史のようなことも検証しつつ、かたわら昔から語気鋭くLGBTの運動家を侮蔑的に批判して来ました。
今回の意見もその延長であり、私自身も左翼の運動に巻き込まれる頭の悪いゲイには同様の意見を持っています。
ただ今回のジャックさんは、それまでの自らの「思想」を基盤に運動家としてのゲイを忌避するあまりに、実際のゲイを矮小化、歪めて書いています。キャンベル氏の品のいい穏やかな意見提示とはレベルが画然と違います。キャンベル氏への誤解は後ほど。
ジャックさんをゲイ代表のように看做し扱うのは間違いです。
日本は伝統的に男色は当たり前だったのは事実、そこへの嫌悪が持ち込まれたのは戦後アメリカのキリスト教からだというのも事実です。だが、元々日本に男色を排除する土壌がなかったから差別はないと言うのは嘘です。職場でも、暮らしでもそこかしこに
偏見と差別、侮蔑、よくてからかいに取り囲まれ、息苦しい生き方を余儀なくされているのがゲイです。
ジャックさんはその文面の累積からして、一流企業の社員経験者ではありませんね。
少人数の同僚がたまたま受け入れてくれた例外的事実をこれが一般だという論旨の嘘・・・間違い。
たまたまそうであったという偶発的一例を一般論にすり替える思想上の詐術をジャックさんは行っています。それがゲイ一般の意見であるかのように擬態しつつ。通常ゲイの人達は、静かに息を潜めていて論じません。
なぜなら、論じた途端偏見と罵声とからかいの対象になるからです。
私も子供の頃から延々今まで苦しんで来ました。
孤独と傷跡は五十を過ぎたいまだに癒えません。
仕事場が一流であればあるほど、ゲイとしての生きづらさを突きつけられます。
結婚していないと、能力があっても一人前と看做されない社会です。
総太郎さん、あなたは自分が異性愛者でありながら同性との結婚を陰に陽に迫られる現実を実感できますか? もしそこが一流企業の場として、です。
異性愛者でも結婚が遅くなると重圧はあります。ゲイはそれを言われてもどうしようもないのです。
差別は厳然とあります。でなければ、自殺も殺人もありません。
ゲイヘイターに拠るゲイ狩りが嵩じて駒沢公園で殺人さえ起こった事件をジャックさんが知らないとは。親類縁者に吊るし上げられたり、親に知られたりして自殺するゲイが今も、あとを断ちません。最近では思いを打ち明けた同じゼミの学生にラインでばらされ、飛び降り自殺した学生がいましたね。
そういう心臓から血が吹き上げるような思いで生きている人たちを叩き斬ったのが杉田議員です。その無知により、偏見により。いったいゲイがどんな保護を税制から受け取っていますか? 黙々と納税を続けている一般市民ですよ。
高額納税者も多いのです、アートや芸能の世界にゲイが多いこともあり。
生産性は子供を作ることだけですか? 文化での寄与は生産性ではないのですか?
また杉田氏の言論は、結婚しない男女、結婚しても子供のいない安倍総理のような夫婦も含んで非生産的だという論です。言葉の論理上、いかに説明してもそうです。杉田議員が意図してないと言い張るなら頭脳と感性、あるいは文章力の問題でしょう。
そしてあの出来の悪い杉田氏の作文を牽強付会に深読みして擁護する保守自称の人たち。
そこへ潔く切り込んでくれたのが、キャンベル氏です。キャンベル氏の言論もジャック氏は誤解から、あるいは劣等感からか、氏の言論を曲解、不当に
貶めています。キャンベル氏について他、長くなりそうなので分けて書かせて頂きます。井沢先生、皆様お許しください。フレキシブルに物事の本質を見る先生のブログコメ欄で、不当なゲイバッシングにもなりかねない
コメントが二つも並びそれへの反論が(今時点では)皆無なことにも、悲しい思いをしています。
キャンベル氏は、ワイドショーのコメンテーターとして
しじゅう見かけていて、その洋服のセンスや物腰からゲイだと解っていました。
しかしだから親近感を抱いたわけではなく、そのふだんのコメントが過激ではなく中庸でまっとうだったからです。
キャンベル氏がカミングアウトしたのは杉田議員のあまりにも人の痛みへの想像力を欠いた無知な発言に呆れ果てたからでしょうが、その発言に際してご自分の地位と白人であることを述べたのはジャック氏が曲解したように上からの優越感などではありません。
「自分は白人という、この国では異邦人だから、同胞としての日本人ゲイほどに風当たりは強くなく、またサラリーマンと違って研究者という一匹狼なので、日本人のゲイの人達が受ける差別とバッシングの温度差が違うだろうけれど、言わせてください」
というむしろ謙虚さですよ。
養子制度と簡単に言いますが、ゲイのカップルそれぞれの背景に家族も事情もあるのだから、そんなに誰もがやれるものでもないことをあたかも一般論のように書くのは、言葉の詐術です。
大体、たとえば23歳同士がどうやって、「父と息子」という関係で世の中を納得させられますか。
親が承知しますか、養子に行くこと、養子を取ることを。こんなまやかし文に乗せられないでください。
心理的分析に、ゲイヘイトは近親憎悪だと言われています。自分の中にある要素への憎悪です。それを否定したくて、必要以上にゲイを否定し蔑む。
まったく自分とは無縁のことなら、人は淡々としています。
チッチョさん、総太郎さん、あなたはご自分の息子がゲイで、娘がレズビアンであったなら、杉田氏のあの残酷な文章を突きつけるのでしょうか。
あなたの家族や親友の中にもゲイはいるかもしれません。皆、黙ってあなたに話を合わせているだけです。その苦痛が解りますか、常時演じていなければならない苦痛を。
「モーリス」を例に引かれましたが、あのオスカー・ワイルドも獄中につながれたごとくゲイヘイトが酷かったので、欧米では人権運動としてのLGBT活動に必然性があり、また活発であるというのは事実です。
しかし、敗戦以降にアメリカのキリスト教主義がGHQにより日本弱体化施策と共に同性愛の罪悪視が始まったので、日本でも罰則はない代わりに無言の抑圧が凄いのです。徐々に熱くなっていく湯につけられたカエルのようです。
時に熱さに飛び上がりそうになりながら、飛び上がるとばれるので黙って耐えている、
それがジャックさんや、安倍昭恵さんが支援するレードに変なメイクと派手派手しい女装で出るような特殊ゲイとは違う普通のゲイの姿です。そこへの拒絶感は、おおかたの普通のゲイは一緒でしょう。ジャックさんも彼らも例外特殊です。
テレビを付ければ、ピエロとしてのゲイしか出ずそれがまた誤解と偏見に拍車をかけます。マツコ・デラックスが女装でもなく肥満でもなく単なるゲイとして出ていたら、あそこまで仕事はありません。
おすぎ・ピーコも侮蔑語である「おかま」を自称、道化の位置に自分を貶めたから芸能界で生きていられました。三島の女性の愛人を描いた著書のある男性も、博識ですがテレビでは、はこちゃんと称してかなり道化を演じています。その意味で、淡々とゲイであることをテレビでカミングアウトした教授は素敵です。またそれが出来たのは東大教授という地位と、日本人とは距離感のある白人だから、とこれは教授が率直に認めているとおりです。
イギリスですが、ゲイが闘い取った結果として、たまたま知り合いですが外交関係の伴侶が男性で、二人はカップルとして立派な職員用官邸で同居しています。
イギリス政府公認のもとに。杉田氏が言うゲイへの税金を使った保護とはこういうことです。日本の、普通に働き普通に生きているゲイは何も要求などしていません。得ている権利もありません。
それをなぜわざわざ愛国系である雑誌で遡上に乗せるのでしょうか。ゲイに愛国者がいないとでも?
三島由紀夫という愛国保守の鑑ともいうべき人は、男を愛する人でした。三島はバイセクシャルだったので結婚もでき、子供もなしましたが、ゲイに愛国者はいないと思いますか!?
男女で結婚、子供を生んでいるが日本という国を深くも考えていない人たちよりは、うんと真剣に日韓日中の歴史を真摯に学び、ひっそりと出来る活動をしている愛国保守のゲイなんてたくさんいますよ。
LGBTという、左翼系運動に利用された僅少のゲイを一般ゲイと勘違いして、ゲイに関する文献すら読まず、心理学者の本すら知らず浅い思い込みでゲイを傷つける杉田水脈氏の今回の言論を軽蔑します。
また党員としても、党見解と異なることを雑誌に書き散らし結局安倍総理に言い訳をさせることになったのは、浅慮であると言わざるを得ません。
その認識が世界の笑いものになることも、「産まない=非生産」とそこだけ切り取られ喧伝されることも、前もって読めないほどの頭なのでしょうか。
挙げ句、批判を浴びたら国連にはせっかくいい仕事で出かけられているのにサングラスでこそこそ。唾棄します。
また書くかもしれませんが、とりあえず長文に目を通してくださった方に感謝を申し上げます。
またチッチョさんにも総太郎さんにも、個人的嫌悪感で申したわけではありません。
お二人の、こちらのコメ欄における普段のまっとうなご意見を尊重しています。
長文でミスタイピングなど見苦しかったら、ご容赦ください。何度か見返しての投稿ですが、長いので不安です。
末筆になりましたが、井沢先生と皆様のご健勝をお祈りしています。