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井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

忙中閑 映画

2017年12月25日 | ドラマ

5話目を書き終えたので、パタパタと「八年越しの花嫁」を観に
行って来ました。

映画そのものに興味があったわけではないのだけれど、漏れ聞く題材で
2時間もどうやってもたせるのだろう・・・とむしろその興味と、
それから「いちおう」ラブストーリーを書いている最中の
エンジンかけの意味もあって。

観るほうの、集中力の希薄なテレビドラマとは違い、話の展開そのものには
関係のないシーンを丹念に積み上げて、とりあえず飽きさせず作っていて、
場内は満席。私は真ん前の席で、スクリーンを見上げる格好でした。

場内、明るくなったらまぁ見事に若いカップルばかりで、女性たちは
ハンカチをまだ鼻に当てていました。

これからきっと、結婚へと踏み出すカップルなのでしょう。

佐藤健くんの整った顔はスクリーンに大写しになっても、まだ
美しく、神の「作品」を観ている心地がしました。

 

誤変換他、後ほど。


観たい映画

2017年12月21日 | ドラマ

昨日、やっと5話目を書き始めそうしたら捗って三分の一近く枚数を稼いだのに
気を良くして、急遽「オリエント急行殺人事件」のレイトショーを観に
出かけました。

「鎌倉物語」と共に興味のあった作品で、「鎌倉物語」はランチ会の帰りに
映画館に立ち寄り見たのですが「オリエント急行殺人事件」はドラマの締切で
無理かな、と諦めていたのです。

重厚でしたが、期待ハズレで・・・・となると気になるのは
私が館内に入るのと入れ違いに出てきた観客の女子二人連れが
「面白かったねえ」「うん、面白かったー」と言い合っていた
作品が何なのか・・・・?

TOHOシネマズのラインアップをチェックすると該当しそうなのは「ユダヤ人を救った動物園」、
これなのだが、動物ものはハッピーエンディングでも私にはつらい。でも、観たい。
でも、締切が。今夜、思い切ってまた急遽出かける?

やめとこ。

「オリエント急行殺人事件」を見て、零時すぎに帰宅したら「あすきみ」の出演女優さんから
メールで役作りに悩んでいるとのこと。こりゃ大変・・・ということで
役の解説を長文で返信したら、「これで、ふっきれて本番に臨めます」とお返事で、
ほっとした矢先、同じ女優さんから衣装についてのご相談。

というわけで、当分は「あすきみ」に集中します。

7話完結のドラマの5話目というのは、ちょうど中盤のクライマックスを迎え
最終回に向けて一気に駆け抜ける中盤戦です。

と、言いつつベッドでのたのたと、「相棒」を観ている私。
某パーティで水谷豊さんがご挨拶くださったので、「相棒のファンです」と
言ったら、ハグしてくださった話はいつぞや書きました。

水谷さんの「歌麿」像も面白く、次回の歌麿を楽しみにしています。

ところで、二人連れの女子が「面白かったー」と言い合っていた映画
「八年越しの花嫁」である可能性も僅かにあります。
なんだか、気になります。
双方、あるいはどちらかを見た人がいますか?

 

追記 今夜は、柚子風呂です。

 

誤変換他、後ほど。

 


「明日の君」撮影順調

2017年12月19日 | ドラマ

好天気に恵まれたこともあるのでしょうが、現場の竹園監督から「順調です」と
さっき電話がありました。

そして、二次発表で名前が明かされる某ベテラン男優さんが、一人で
セリフの練習中に「このセリフが、ちょっと

解らない」と連絡が来たそうで、その箇所をチェックしてみたら、なるほど
読みようによってはひっかかるくだり。

「こう言い換えて」と、携帯に即メールしました。
ベテランがセリフの練習を一人でなさっているとは、嬉しいことです。

 

人から執筆の進捗状況を問われるたび、「これから5話目にかかるところです】
と答え続け、あっと気づけばはや19日。
雑事他に忙殺されているうち、日も時間も煙となって師走の空の彼方へ消滅・・・

今日からねじり鉢巻きしないと、ちょっと危ないかも。

久々、せわしない師走を迎えようとしています。

あ、年明けのふぐの店の予約も夕方入れなくては。
ふぐ、など言ってる間はまだ気持ちにゆとりがあるのかな。
伊勢海老もまだ食べていません。
双方、来年だなぁ・・・・。

 

誤変換他、後ほど。

 


番宣30秒バージョン

2017年12月13日 | ドラマ

冷え込んで来ましたが、お風邪など召されてはいませんか?

私は相変わらず、お茶のうがいと手洗い、ネギの常食で
風邪知らず、ちょっと危ないかなと思ったら梅醤番茶、ということで
乗り切っています。

裸足で土を歩く「アーシング」も、冬はどうかなと危ぶんでいたのですが
陽が高くなってからは、大丈夫です。じっと立っていると凍えそうなので
歩きまわります。

家の中で爪先立って歩くことを心がけると、あしがむくみません。運動不足も
多少の解消になりそうな。

1日一食とか時に不食とか言うと、常識でうるさいこという人がいるので、
耳を傾けてくれそうな人以外には、なるべく言わないようにして
訊かれれば曖昧に答えるに止めています。

常識の埒外の食生活ですが、とてもとても健康です。

少食とほどよい運動、よい睡眠そして笑いが健康の秘訣です。

胃をカラにしている時間をなるべく長く持つ・・・というと、結局、
朝を抜くか、朝食べたければ夜を抜く・・・・

成長期の子以外は。

でも人それぞれなので、私に良い健康法が絶対にいい、とは言えません。

究極は不食を目指していますが、会食が入るのでまあ適宜ぼちぼち・・・10年、
15年かけてやれればいいかなと思っています。

明日が赤坂のかなりおごったところへ招いて頂いての会食、土曜日が例の銀座でのフレンチフルコースです。

 

 

お願い

 

レストランの会費7千円はお釣りのないよう、各自封筒に入れ、本名を記して幹事さんに出してください。
16名と大人数なのでやり取りが、大変。ご理解ください。

 

 

 

「明日の君がもっと好き」の第一回シナリオが「ドラマ誌」(映人社)に掲載されることになりました。
明後日そのための、取材を受けます。

以下は番宣の30秒バージョンで、やや長めです。

 

土曜ナイトドラマ【明日の君がもっと好き】2018年1月スタート!30秒PR

 

 

追記 サンフランシスコの市長急死・・・・

慰安婦像建立については皆様に、お返事も差し上げずすみません。


市長の死は・・・・・
「Kの法則」などと言われそうですね。

死者を鞭打たずと言いますが、一国の名誉がかかることなので、批判は仕方がないと思います。

思い込みによる決めつけだけで何の検証もなく、一国とその国に生きた人々を貶める像を許可するなど
あってはならないことです


ホン読み

2017年12月06日 | ドラマ

「明日の君がもっと好き」のホン読みで、六本木のテレビ朝日に
行って来ました。

本当にわかりづらいところにある局なのですが、乗ったタクシー運転手さんが
驚いたことに目印になるANAのインターコンチネンタルホテルすら
知らずかといって方向音痴で運転免許証もとっくに失効させてしまった
私が指示もならず・・・・持っていた台本を開いたら局の住所が
書いてあったので、それをカーナビに打ち込んでもらっての
走行でしたが、メジャーホテルとテレビ局は運転手のまず覚えねば
ならない場所なのに、見れば初老の運転手さんで何か訳あり
なのでしょうか。

昔は送り迎えの車がついていたのですが、最近のテレビ局は昔ほど
お金持ちではありません。

ホンよみというのは、出演者全員が集まって顔合わせがてら台本に書かれた
セリフを読み合わせして、全体の流れと自分のポジションをつかむ
場です。

終わったあと、役者諸氏からの質問を私が受け、それぞれに答えるのですが
思わぬ方向からの質問や、意見がぶつけられ結構神経の張る場でもあります。
随分熱心で、受けて立つ私は大変ですがこういう現場は期待が持てます。
役者さんの中では、白洲迅くんだけがどうしても事前に彼の人としての
性根と役の作り方が見えず、不安定な気分でいたのですがご本人に素で
接してみると、やっと見えるものがあり一息ついたのです。
他、初めて組む役者さんは出演作品やインタビュー動画など見て研究は
するのですが、白洲くんだけどうにもつかめずいたのです。

声質を知るのも大事な仕事です。セリフを書きながらその役者の声が
聞こえてきたら、その役者のセリフとして成立しているということなのですが
ホン読みには「声を収集する」という目的が、私にはあります。

一話目と二話目のホンの読み合わせ休憩時に、切り忘れていた私のスマホが
鳴り、見れば二次発表予定の某ベテラン女優さん。「あ、◯◯さん」と
私がなにげなく言った途端、場に緊張感が走ります。若手ばかりなので、余計に。

その女優さんからも役柄と衣装についての質問とご相談でした。

ホン読みを終えてから、何人かの役者さんたちが衣装合わせをしている間に、
私はプロデューサーや演出家諸氏を相手に、すでに書いて仮台本(準備稿)を
ベースに、細かい直し他・・・・ロケ地の都合などで、場所変更をすることも
この段階であり、場所を変更することでセリフが変わる場合もあり、
また演出家からアイディアが出たり、私もここはこうした方が効果的だから
直す、と伝えたり、そんな作業です。

それを終えてから、私の希望でプロデューサー、演出家の方々にはそのまま
居残って頂き、残りの、5,6,7話目の人物の動きと話の構想を
告げる、というより話しながら自分の考えをまとめて行く段階です。
自分一人で壁を相手に考えていると煮詰まってイヤになるので、
反応を返してくれる人間を相手に喋っているほうが楽だし、発想もはじけるのです。

ということで、延々お付き合い願ったのですが、そういうわけでホン読みの
緊張感もあり、帰宅するとベッドに倒れ込んでしばし仮眠を取ったのでした。

役者さんはじめ、皆さんホン読みは緊張するそうですが、それでもそれぞれ自分の
パートへの緊張感であり、しかし作家は一人で全部のレスポンスを浴びて受けて
立たねばならず、怖い場なのです。

だが、最近ホン読みはとりわけ単発はやらないことも多いのですが、私は
極力やって頂いています。

 

某女優さんのポスター撮りが昨日で、局にはその日にもご挨拶に出向むき、
その日に、甥に男の子が誕生したのですが、聞けば今年最大の満月に促されての
誕生だとか。
そういうことが物理的に・・・医学上あるのかどうか知りませんが、
女性の生理と月の満ち欠けが連動しているように、人の生死も
月の運行とリンクしているのかもしれず・・・・満潮時に人は生まれ、干潮時に
息を引き取るということも科学的統計は知りませんが、言われていて人間もまさに
大自然の・・・・宇宙の一部ではあります。

追記 そういえば、渡辺謙さんの息子さんである渡辺大さんも出演です。
「お父さんが新人の頃、仕事したことがあり何度か、その頃メールがなかったんで
文通してたことがありますよ」と、伝えたらなんと言ったかなぁ、言葉は
忘れましたがとても感じの良い、顔立ちの美しい青年でした。

白洲迅くんは、見上げて話すぐらい背が高く(向井くんのときで慣れてますが)、歯がとびきり
きれいでした。

伊藤歩さんは、素顔がきれいでシャキシャキ話す人でした。まだまだ話し足りなそうだったので、
電話番号をお教えしました。

と書き始めると森川葵さん志田未来さん・・・と全員書きたくなるのですが、今日はヘトヘトなので、このへんで。

帰り際、控室に「マツコ・デラックス様」と張ってあり、何の番組なんでしょうね。

ある人気俳優さんが、私の作品なら1シーンでも出ると言ってくれて、その人のために
1シーンを心づもりしていたのですが、競合局のドラマに主演で局から
たとえ、1シーンでも他局ドラマに出てもらっては困ると言われたそうで・・・残念。

 

 

誤変換他、後ほど。