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井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

札幌児相の虐待死への“加担”

2019年06月11日 | 日記

相次ぐ児童の虐待死と共に指摘されるのが児童相談所の対応の
杜撰さである。

詳細はもう報道で皆さんご存知だろうから省くが、札幌児相の
対応が言語を絶する酷さだ。

あざや傷がないから虐待と認めず、とは一体なんだろう。
2歳の子が体重6キロ。たとえは不適切だが、(解りやすくするために)
小型犬並の体重をなぜ疑わないのか。そして実際にはアザはあった。

一連の対応の無責任さもさることながら、私が驚いたのは
札幌児相高橋某氏の、心の痛みのかけらも感じられない、
そして言い訳に終止した会見であった。

札幌市は大都市であり、案件の数が手に余っているだろうことは
想像出来るし、イギリスに比べれば職員一人が手がける案件が
3倍だそうで、しかも薄給である、という点は理解も
同情もするし、早急に改善が必要だとは思うが、しかし
それにしても、札幌児相の所長がこれか、とは思う。

また札幌市には夜間業務を委託する施設もあるのに、
そこへの連絡も怠っている。その施設「札幌南こども家庭支援センター
では依頼があれば、夜間でも警察に同行したと明言している

札幌市児童センターは、一人の幼児を見殺しにしたと
言われても返す言葉を持ってはいまい。

政府は対応策を練るそうだが、児童相談所員の薄給と過酷な
勤務状況を改善することも、大事な点であろう。なかんずく
「教育」の徹底を。

余談に逸れるが、亡くなられた詩梨ちゃんのお名前。ルビなしで
「ことり」と読める日本人が何人いるだろう。
キラキラネームも行き過ぎていないか。加害者の母親プリクラ画像を
見れば目を極端に大きくした、今どき特有のメークと細工での
ピース写真。いかにも、と思わせる名付けではある。
我が子の将来を考えた時、振り仮名を振らねばならない名前が
幸せな名前なのだろうか、とそう思う。

この母親にとって子供は、インスタばえのするペットだったのかも
しれない。

音だけにこだわった当て字で、漢字本来の意味を見失った
赤ちゃんの名付けに、日本語の危機をも感じる。
青空と書いて「スカイ」と読ませるのは認められているが、
これなどまだしも許容範囲(でもないのだが)。それを遥かに逸脱した
命名を見かけることが多い。(名前としてのカタカナ書きは
受け付けられず、読みのみである)

ネーミングに用いる漢字の意味に、その子の将来への願いを
託したかつての親の素朴な心根に立ち還って欲しいと思う。

 


ローマからの便り

2019年06月07日 | 日記

時ならぬ暑さにうだったかと思うと、今日は一転、冷たい
雨が東京の街を濡らしている。

システィナ劇場での私の原作によるミュージカル「ジョージィ!」を
観にローマを訪れてから、もう1年以上も経ったのかと、
歳月の足取りの速さに驚いていた矢先、プロデューサーの
クラウディオから私の日本における代理店を通じて、劇中の歌を
日本語と英語バージョンで作りたいがどうか、と言ってきて
英語版の歌のサンプル音源が添えてあった。

英語版の作成意図はほぼ解かるが、日本語のそれがいかなる目的なのか
問い合わせているところだ。拙作はひところ、コミックとして
欧州数カ国と中東の一部に広まったが、英語圏は未開拓領域なので、
英語バージョンの歌が、英語圏への進出のきっかけになれば楽しいことだ。

それにしてもクラウディオの作品に対する熱意と根気には目を見張るものがあり、上演のつど、脚本を少しずつ変え演出も進化させている。上演の
つど磨きをかけて行けば、完成により近づく。映像ではない、
舞台の面白さだ。

日本でコミック化された時の最終回が原作者としては納得出来ず、ずっと
気がかりだったので、今回コミックでは描ききれないでいた箇所の
ラフな説明をクラウディオに代理店を通じて送ってもらった。
ヒロインと最初の恋人との再会シーンは、会話のし上がり具合では
それぞれの青春期へのオマージュをこめて、哀切ないいシーンになるので参考までに、ということで。
場合によっては、私がその箇所をセリフで新たに書き起こし、
その英訳をローマに送ってもらってもいいと思っている。


熱中症だけではない、東京五輪

2019年06月05日 | 日記

東京五輪では、熱中症で人がバタバタ倒れることはこれはもう、
既定事項なのでそのための対策をとずっと言ってきているのだが、
そのためのはかばかしい対策もなされないまま、
三度笠だか菅笠だかわからない珍妙な代物を出してきた。
あれをボランティアの制服の人たちがかぶって、いっせいに
街に繰り出すのか、舛添採択のけったいな制服の一難が
去ったと思ったら、また一難。UVカット加工のつば広帽を
各自用意すれば済むことを、またも要らざる出費。


事ここに至れば、五輪の腐敗から開催反対をいい続けてきた
私も成功を願っているのだが、熱中症に加えて懸念されるのが
外国由来の麻疹と、風俗店経由の梅毒とエイズである。
麻疹はすでに海外から持ち込まれて流行の兆し、
梅毒も蔓延中である。

熱中症と麻疹対策は、出来ているのだろうか。

梅毒で連想が飛ぶのも妙かもしれないが、また捏造慰安婦映画が
ドキュメントと称して公開されている。ケント・ギルバート氏や
櫻井よしこ氏まで騙されて出演とのこと、騙した詐欺師監督は
当事学生を名乗って近づいた日系アメリカ人だそうで、
ミキ・デザキとやら(35)おのれ祖父母の祖国に対して恥を知れ。
カネにころんだマイク・ホンダの二代目か。

慰安婦問題など、旭日旗と同じである時期までは、なかった。
要するに後追いで双方ともに、人工的に作り上げられたものでしかない。

慰安婦のフェイクも、反旭日旗が始まったきっかけも
何度か述べてきて、今の所もう書くことに倦んでいる。
でもいつかは気を取り直して、述べるしかないのだろう。
やつらは極めて執拗である。


警察官発砲の是非

2019年06月04日 | 日記

さいたま市見沼区で刃物を持ち暴れる男に、警察官二人が発砲した事件。
ニュースでちらっと見て(足を狙うわけにはいかなかったのかな)と
頭をよぎりはしたが、周辺には無防備の市民もいることだし、警告は何度もしている。
警察官が不当な発砲をしたとは思わなかった。

足を狙えば、と思うのは安全圏にいる者の感想であり、現場の
緊迫性を考えれば警察官に落ち度はないと思う。もし警棒だけでの
対応で、ピストルが犯人の手に渡ったら被害は一般市民にも
及ぶ。

それにしても刃物をふりかざして襲ってくる犯人に発砲した、という
その事自体がこれほど話題になるだけ、日本が平和なのだという
ことを私たちは噛み締めたい。

警察官を批判的にあげつらう人たちがいることに、いささか
慨嘆の念を禁じ得ないのは、憲法9条でがんじがらめに
なり、防衛上最大に必要な先制攻撃が禁じられていることが
脳裏に浮かぶからだ。

それと共に栃木だったか? 攻撃してきた中国の工作員に警官が
発砲した事件、これが裁判において警官に非ありとされた判決への憤りが
まだ尾を引いているせいもある。

日本人の「優しさ」は、美質であっても防衛上は
欠点であることを、改めて腹に入れておきたい。

警察の皆さんには、今回のことでどうぞ萎縮しないように
願いたい。

・・・・・上記の記述とはやや脈絡を外すかもしれないのだが、
昨年ハワイで起こった日本人襲撃犯への判決が考えられない
緩さであったことを思い出す。

ハワイのカカアコ地区で昨年5月、 親子4人で観光に来ていた日本人男性が
公園のトイレ内で、 歯が折れ、顔が腫れ上がるほどの激しい暴行を受け、
 様子を見に行った妻が背後から首を絞められ、気絶させられた。


先月この事件の裁判が行われたが、明らかに人種へのヘイトクライムだと
思われるこの事件の犯人に下された判決は4年の保護観察処分に過ぎなかった。 検察側の求刑も1件の罪状につき、禁錮18ヶ月という軽さ。

日本のように安全な国は他にない。トイレに入る際も十全な身構えを。
私の友人は駐車場で、ホールドアップを経験している。
胸ポケットに、襲われたときの用心に最初から差し出すために入れておいたお金で難を逃れた。相手からお金を要求され、ポケットに手を入れたら
拳銃を取り出されると思われて、やられる。

「胸のポケットにお金はある。取って行け」と言えるように
用意しておきたい。相手の顔は絶対に見ないこと。
有り金巻き上げられた時の用心に、大使館に駆け込める
程度の金額の札を靴底に敷いておくこと。
と言いつつ、私は面倒で時々それを怠っている。 

外国人居住者が多くなるにつれ、この国の安全度は低下する。それは
覚悟しておきたい。


 

 


不倫にも掟あり

2019年06月03日 | 日記

不倫でワイドショーに頻出している人は、仕事を一緒して
多少は個人的にも接触したことがあり、
身を縮め、生真面目に応答している姿、特に
性欲について訊かれ「性欲は強いです」と“真摯に”答えている姿に
思わず笑い声を上げてしまった。

本来不倫は個人的なことではあり、ご本人の人柄の良さと相まって
不道徳をなじるより、笑いのほうが先に立つ。子供たちに
きつく責められ、奥さんに怒られ大勢の人々の視線の中に
さらされ禊を済ませていることではあるし。
それにしても、二人の相手が自分のファンで情事の場が
二人共車の中、とはみみっちくお手軽でそこも笑えた。
風俗で遊ぶ芸能人は珍しくもないし、相手が素人さんなのが
まずかったなあと同情しては怒られるだろうか。
奥さんが美人女優のある俳優さんは、ソープで
足を滑らせ派手に転倒、救急車を呼ぶ騒ぎだったが、これは表沙汰に
ならなかったようだ。この人が画面に映るたび、
素っ裸で、石鹸の泡に足を滑らせ転げている姿が瞬時目に浮かぶ。
あんなとびきりきれいな奥さんがいて、子供がいても
男は、遊ぶ。と覚悟しているほうが女性はいい。
もし亭主がそのタイプでなければ、宝くじにあたった
ようなもの、拍手で拝もう。

今回の場合、相手の女性への敬意を欠いたから、
相手にバラされたのかと思ったのだが、
どうなのだろう。昨今はラインによるやりとりの、
あからさまな内容まで表に出回り油断できない。

ライン内容の表への表出は、ベッキーちゃん以来か。
この人と清水ミチコさん共同の司会番組に昔、三度ほど出たことがあり
気にかけていたのだが、最近また少しずつ仕事を
始めたようで・・・・。

某女性政治家のダブル不倫をふと思い出すが、これは笑えない。