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井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

コロナ船の国籍

2020年03月06日 | 日記

ダイヤモンドプリンセス(Diamond Princess)はイギリスP&O社が所有し、アメリカのプリンセス・クルーズ社によって運航されている。付記すれば船長はイギリス人である。

 船籍その他、責任論の向かうところは法的に諸説あり不分明だが、あたかも
問題のクルーズ船と日本が不離であるかのように思い込んだ批判があるので「船籍は日本ではない」という程度は心得ておきたい。 イギリスとアメリカも問題には無関係ではない、とも。 イギリスとアメリカを撃てというごとき論ではない、日本ばかりが矢面に立たされることには冷静に反駁したい。

  


未必の故意による傷害罪ではないだろうか。ウィルス拡散加担者。

2020年03月06日 | 日記

韓国の日本の韓国人入国強制強化について、「不当な措置だ。非友好的なだけでなく非科学的で、速やかな撤回を強く求める」と息巻いたのは、韓国の康外相であるが、一国のウィルス対策について友好も非友好もないだろう。「非科学的」とおっしゃる意味もわからない。

「対抗措置」も韓国国会内で叫ばれているが、世界規模のウィルス対策に対して「対抗」もお門違いだろう。今回は世界中が連帯して拡散に励むべき時だ。

国連加盟国(193カ国)の半数近くの国が韓国人の入国を制限している中に日本だけをターゲットにするのも、あの国らしい微笑ましさであろう。

 韓国にとって日本は貿易輸出国として第三位であるが、日本に出張できなくなれば、ビジネスが成立できなくなり傷は韓国が深く「対抗」措置などと言える台頭の力関係にはなく、自らの置かれている立場を心得る理性もこと日本相手だとすっ飛んでしまうのも、韓国らしい。

 それにしても、今この時期にライブハウスに出かける人は「未必の故意」による加害者であると言われても仕方のないこと、陽性の身で飲食店に出かけた人物と、同じたぐいだと言うのは厳しすぎるだろうか。 マラソンに集結した人々にも認識の甘さから来る意識の低さという共通項がありはしないか。ことは「自己責任」の範疇にはない。

 中でも「ウィルスをばらまく」として出かけた人物の悪質さは論外だが、この時節に敢えて人混みの中に出かける人たちはこの人物の批判は出来ない。

 とりわけ悪質な人は姓名を公表してもいいのではないかと思う。スポーツジムに出かけ入浴した静岡の人物も誰なのかわからず、ご本人がこうも無自覚では周辺は用心のしようがない。

 罹患した人々への魔女狩り的差別や糾弾は論外だが、「自分の外出はウィルス拡散の危険性につながる」ということを承知での意図的行動に対しては厳しくありたい。

 いたずらに神経質になる必要はないし、むしろ避けるべきだが しかし「個々出来る対策」は 私たちそれぞれが努めたい。
 インフルエンザの蔓延がないのは、コロナ対策で個々人がうがい手洗いマスクと基礎的対策に努めている結果もあるのではなかろうか。

 聖火リレー だが、沿道での観覧自粛が呼びかけられたとして、マラソンの例を見るに、果たして自粛呼びかけにいかほど効力があるだろう。
 

 こんな時期に敢えて人混みに出かけるのは子供たちに対しても恥ずかしいと私などは思うが、少数者なのだろうか。

 


7万2千人の不心得

2020年03月02日 | 日記

見物自粛の東京マラソンに集結したのが7万人超。
子供たちも我慢を強いられている時に、いい歳をした大人たちが。
ことは自己責任の範疇ではない。 マスクに手袋着用、消毒液を持参していても問題はそこにはない。 日本中でお互い「出来る注意」はしようね、と呼びかけあっている最中に、自粛の注意勧告を無視して7万人もの集結では、なんだ人混みはまったく平気、自粛の必要なんてないじゃないか、というメッセージを広めてしまわないか。子供たちへの教育にも、よろしくないだろう。中には「ウィルスに負けない人々の熱気」とのコメントも。ウィルスと勝負して勝てると思っているらしい。

 しかしこうまで人の関心を引き寄せつつも 話題の走者は総合一位でもなく、五輪メダルには今の走りでは無理などということを後追いで知り、ちょっと虚脱した気分。それでもマラソン愛好家にとっては、自粛呼びかけを無視しても出かける価値あるイベントなのだろうか。

神経質になる必要は全くないし過剰反応はよろしくないけれど、出来る範囲の用心はお互いしようね、ということだけである。うがい手洗い、マスク。そして不要不急の人混みには敢えて出向かない。

  そんな中で「劇場閉鎖は、演劇の死」とぶちあげる人も。 

それなら、閉鎖されるすべての学校もコンサートもすべてが「死」なのか?

一人が罹患したら、その後予測される混乱と騒動は視野にないらしい。

こういうぬるい意見を 無責任な7万2千人が更に誘発する。 クルーズ船下船の罹患者がスポーツジムに出かけ風呂に入ったその不心得も、7万2千人の意識の低さの延長線上にあるのではないか。

警戒すべきは、コロナにことよせて政権批判にすり替える動きであろう。政権の対処をすべて肯定しているわけではないが。とりわけ初期対応の拙劣さに対しては擁護はまったく出来ないが。諸事情をさておいても、中国人の入国禁止に踏み切るべきではあった。

だが では仮に誰が、どの政党が見事な対処が出来ただろう?その視野で見れば安倍政権の措置を100%否定で受け取るのは違いはしないか。

それにしても、横浜港のクルーズ船の乗客だった静岡市に住む60代の男性が下船直後にスポーツ クラブを訪れて浴室を利用していたとは。この男性はこの後、新型コロナ ウイルスに感染していたことが確認された。 静岡市はこの男性が嘘を意図的についていたということではない、とかばうごとき対応だが、嘘はついていたと思うが? この男性も7万2千人の意識低い人々の延長線にあるように思う。

■静岡市の感染男性、スポーツクラブ利用の経過
  ▼2月20日(木) クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」を下船し帰宅。午後5時44分~6時19分、同市葵区のスポーツクラブセイシン千代田を利用
  ▼2月22日(土) 午前11時10分~11時50分、男性が同クラブを利用
  ▼2月27日(木) 男性が息苦しさを訴えて同市の医療機関を受診
  ▼2月28日(金) 午後5時ごろ、PCR検査で男性が新型コロナウイルス陽性と判明。同8時、市は記者会見で男性の外出について「近所に2回、買い物に出た」とだけ説明
  ▼2月29日(土) 午後7時20分ごろ、同クラブ職員が、下船者が施設を利用している可能性があると市保健所に連絡。午後11時半ごろ、市保健所が男性の家族に連絡し、男性の施設利用を確認
  ▼3月1日(日) 午前https://www.at-s.com/news/article/health/shizuoka/742190.html

 

フランスでは、パリマラソンが中止。5000人以上が集まるイベントは自粛、握手さえ禁止だそうな。世界で最も来館者数が多いルーブル美術館は、ウイルスへの懸念から職員らが出勤拒否で閉鎖。これをしも「美術の死」という人がいるのだろうか。閉鎖は建物であって中身ではない。 演劇他も同様である。しばしの辛抱が出来ない大人たちがいる。

 


韓国よ、筋を通すなら東京五輪ボイコットという選択肢は?

2020年02月25日 | 日記

韓国による日本の水産物の輸入全面禁止に対し、日本は「韓国の規制は科学的でなく、自由貿易を阻害する」としてWTOに提訴したのが2015年5月だ。

WTOによる昨年2月の1審の裁決は、科学的根拠なき韓国側の措置に対して当然日本の勝訴だったが、韓国の上訴、一審判断が覆され、その結果あり得ない日本の敗訴となり、反日以外に国民を納得させる政策を持たない文在寅政権は勝った勝ったと国民に向けて大はしゃぎしているが、しかし日本の食料品の放射能汚染とやらをかくも心配するなら そして「放射能汚染五輪」を喧伝するなら、なぜ東京五輪に参加するのだろう、自国選手の安全のため いっさいの日本の食事を忌避、自国でまかなうそうだが、しかし、ならば五輪めがけて押し寄せる、選手の数を遥かに上回る自国民たちの食の安全はどうなのだろう。 選手以外はどうなってもいいのか、と当然入りそうなツッコミは今の所見当たらない。

 放射能汚染を旗印に東京五輪を貶めるなら、世界に対してはいっそ国として参加を止めるほうが、プロパガンダとして強力であろうに。 東京五輪にかくも妨害を仕掛けながら参加は平然とするそのさまについ「どの面下げて」と言いたくなりもする。

 WTOでの日本の思わぬ逆転敗訴の陰には、中国がWHOを抱き込んだ如き駆け引きがあったやに想像されるが、外交の場での工作も情報戦も一国家としてある意味当然であるかもしれぬし、WTOにおける日本の思わぬ敗訴は日本側の油断があったように思う。相手はここまではしまいという日本のお人好しぶりは美点ではあっても外交では負けを呼び込む。

 コロナ対策も似たようなことか。

ロシアは中国と約4200キロにもわたって国境を接している上、人や物の往来が頻繁なのに、ウィルスによる被害が驚くほど少ない。

 中国と非常に近しい関係にありながらもロシアは、中国人の入国制限や陸路国境の閉鎖など逡巡もなしに厳しい措置に出た。 翻って日本はどうか?

東京での五輪開催にはいくつかの理由で反対だったのだが、にわか仕込みの知識に誤りが無ければ 新型ウィルスも 熱と湿度に弱いという。高温多湿の日本の梅雨という恵みに期待して、東京五輪のつつがない開催を今となっては祈りたい。

 

拙文中の不備に関しては後ほど・・・・しばしのご寛恕を乞う。

 


発情補佐官と色情審議官と、無能大臣と 「目刺しの頭」幹事長代行

2020年02月13日 | 日記

朝っぱらから うっかり国会中継を見てしまい、後悔した。後悔の原因はタイトルのままである。

 コロナ対策に気を配っているが、テレビの画面をアルコールで拭きたくなったのは、 コネクティングルーム云々のくだりであるし、耳栓をしたくなったのは「腐った鯛の頭」発言に対してである。耳栓をしてもバイブの音がしたのは、気のせいか。 勉強もしていらっしゃらないらしい大臣の もごもご発声(言葉ですらない)に対しても。淀み国会の登場人物たちの共通項は厚顔無恥。

 

自分がいかほど人様を批判し裁くほどの器かとは思っているし、口をつぐんでおこうかと思ったのだが 未熟にてどうにもたまらず。「停滞国会」と人は言うが「澱み国会」ではなかろうか。腐臭の源は鯛の頭というよりは、タイトルに列記したみなさん他の放つ臭いではあるまいか。

 

 文中の不備は後ほどということで しばしのご寛恕を。